2018ロシアワールドカップのプレ大会であるFIFAコンフェデレーションズカップが2017年6月に開幕します。
各大陸王者が集う大会ですが、残念ながら2015年アジアカップで敗れた日本代表は出場していません。
しかしポルトガルのクリスティアーノ・ロナウドらスター選手が多数出場を予定しているのでサッカーファンであればぜひともチェックしておきたい大会となっています。
今回はそんな2017FIFAコンフェデレーションズカップに出場する国や注目を選手を紹介したいと思います。
2017FIFAコンフェデレーションズカップ出場国
出場チーム8ヶ国
2017年FIFAコンフェデレーションズカップロシア大会の出場予定国はこちらの8ヶ国
グループA
ロシア(開催国)、ニュージーランド(2016年オセアニアカップ優勝)、ポルトガル(EURO2016優勝)、メキシコ(北中米カリブ海カップ優勝)
グループB
オーストラリア(アジアカップ2015優勝)、カメルーン(アフリカネイションズカップ2017優勝)、チリ(コパ・アメリカ2015優勝)、ドイツ(2014FIFAワールドカップ優勝)
これら8ヶ国が2グループに分かれて総当たり、グループリーグ上位2チームがノックアウト方式のトーナメントに進出するというFIFAお馴染みのスタイルで大会が進行します。
初戦は6月17日、日本時間23時45分に中継が始まりるロシア対ニュージーランド戦から。
中継はNHKBSが全試合生放送します。
・AグループはEURO王者ポルトガルが注目
・Bグループはチリ、ドイツが注目
・NHKBSで全試合生放送
2017コンフェデの注目選手
アルクサンドル・ゴロヴィン(ロシア)
わずか19歳で代表初ゴールを奪ったロシア期待の若手アレクサンドル・ゴロヴィンはこの大会を契機に欧州の舞台で飛躍する可能性があります。
アーセナルでも活躍したあのアンドレイ・アルシャビンの再来とも言われ、非常に卓越したボールコントロールとドリブルスピードを誇るタイプのアタッカーで、ビッグクラブも獲得を狙っている逸材です。
ゴロビンのプレースタイルなどはこちらも参考に→ロシアの新皇帝ゴロビンのプレースタイルは?アーセナルも狙うアルシャビンの再来
アンドレ・シウバ(ポルトガル)
2017シーズンからACミランに加わることになった21歳のポルトガル代表アンドレ・シウバ。
185cmと長身で、フィジカルの強さとスペースに走りこむ嗅覚、正確で強烈なシュートセンスに優れるセンターフォワードです。
クリスティアーノ・ロナウドもお気に入りの選手だそうですね。
こちらの記事も参考に→ミラン移籍!アンドレ・シウバのプレースタイルは?クリロナも絶賛!
ベルナルド・シウバ(ポルトガル)
2016年シーズン、フランスリーグ優勝とチャンピオンズリーグベスト4という快進撃を見せたASモナコのウインガー、ベルナルドシウバも参戦。
2017年シーズンからマンチェスター・シティへの移籍が決まっています。
独特のリズムで運ぶドリブルと利き足の左足から繰り出されるテクニックが武器の選手で、中央でもサイドでもプレーできるファンタジスタ系。
ポルトガルはかなりメンバーを揃えてきている印象です。
ベルナルド・シウバのプレースタイル詳細はこちらも参考に→シティ移籍!ポルトガル代表ベルナルド・シウバのプレースタイルは?
クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)
2016-2017シーズン、レアル・マドリードの一員としてリーガ優勝、CL優勝を飾ったポルトガルのスーパースタークリスティアーノ・ロナウドさんももちろん参戦。
シーズンをフルに戦い通したので全試合フル出場は難しいかもしれないですが、やはり期待したい選手ですね。
ポルトガルはこの他にもナニやペペ、クアレスマなどベテラン勢も多数呼ばれており、上記した若手と同時に2017コンフェデ出場チーム中最もフルメンバーに近い面子で挑んできています。
チチャリート(メキシコ)
メキシコからはこの人。ハビエル・エルナンデス「チチャリート」も登録されています。
マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリードでも活躍した一流のストライカー。
2016-2017シーズンはレヴァークーゼンで例年より不調気味のシーズンを過ごし、チームメイトと衝突するなど移籍の噂が絶えないですがコンフェデで就活成功となるでしょうか?
チチャリートのプレースタイルはこちらも参考に→チチャリートやカカなど南米のサッカー選手が本名じゃない理由とは?
ジオバニ・ドス・サントス(メキシコ)
バルセロナの下部組織・カンテラ育ちの28歳ジオバニ・ドス・サントス。
ロンドンオリンピックで金メダルを獲得したメキシコ「黄金世代」の一人で10番を背負っているテクニックの高いプレーヤー。
能力の割に所属クラブは定まらず、バルセロナ→トッテナム→マジョルカ→ビジャレアルと経て現在はアメリカMLSのロサンゼルス・ギャラクシーでプレーしています。
しかし能力は欧州クラブでも一線級でやれるレベルなので今大会でも期待したい選手の一人です。
ドス・サントスの経歴などはこちらも参考に→ジオバニ・ドス・サントスのプレースタイルと現在は?バルサカンテラ出身!
アレクシス・サンチェス(チリ)
ポルトガルと同様にけっこういいメンバーを揃えているのはチリ。
まずはアーセナルのエース、アレクシス・サンチェスです。
バルセロナ、アーセナルでの活躍は言うまでもないですよね。
こちらもチチャリートと同じくチームに不満を抱えていると言われていますが・・・コンフェデではどうかその不満がいい方向に向かないかな?
アレクシス・サンチェスのプレースタイルはこちらも参考に→アレクシス・サンチェスのプレースタイルと貧乏エピソード
アルトゥーロ・ビダル(チリ)
チリ、そしてバイエルン・ミュンヘンの「心臓」であるアルトゥーロ・ビダルも2017コンフェデに登録されています。
ビダル及びチリ代表はコンフェデの参加は初めてでモチベーションも高く、チームメイトのドイツ人が多数辞退する状況で早くから「参戦したい」と意欲を示していました。
ビダルのプレースタイルはこちらも参考に→バイエルン・チリ代表ビダルのプレースタイルは?最高峰のボックストゥボックス
ユリアン・ドラクスラー
エジルやノイアー、フンメルス、ミュラーらが不参加などドイツはかなりメンバーを落としてコンフェデに臨みます。
しかしヴォルフスブルクからパリ・サンジェルマンに移籍して活躍を見せているユリアン・ドラクスラーは参戦を表明。このメンバーの中では中心といっていい存在だと思いますね。
まだ23歳ですがヨアヒム・レーヴ監督はドラクスラーをキャプテンに据える方向でいると語っています。
ドラクスラーのプレースタイルなどはこちらも参考に→ドイツ代表ドラクスラーのプレースタイルは?内田との仲良しエピソードも
ティモ・ヴェルナー(ドイツ)
名前のあるフォワード陣が不在である今回のドイツ代表は若手がポジションを奪うチャンスでもあります。
その筆頭は今年昇格初年度ながらブンデスリーガ2位と躍進を果たしたRBライプツィヒのティモ・ヴェルナー。
まだ21歳と若年ながら今季は21ゴールを挙げて、オーバメヤン、レヴァンドフスキ、モデストに次ぐゴールランキング4位につけるなど活躍を見せました。
豊富なスピードを活かした裏取りとドリブルで攻めていくアタッカータイプの選手で、シュトゥットガルト所属の頃は酒井高徳選手とも仲が良かった選手です。
ヴェルナーのプレースタイルはこちらを参考に→ドイツ代表ヴェルナーのプレースタイルは?酒井高徳も認めるスピード!
レオン・ゴレツカ(ドイツ)
シャルケ所属の身長189cmという大型ミッドフィールダー、レオン・ゴレツカにも期待。
ジョゼ・モウリーニョも執拗に獲得を狙っていると言われる逸材で、高身長ながら柔らかなボールタッチとパスセンスを備えている選手。
ボール奪取も上手いですしドイツの中盤で鍵になるのはこのゴレツカでしょうね。
ゴレツカのプレースタイルはこちらも参考に→ドイツ代表ゴレツカのプレースタイルは?身長が大きいが技巧派?
・Cロナ、チチャリート、ビダル、Aサンチェスなど豪華メンバーが出場
・ゴロヴィン、ポルトガルのダブルシウバなど若手も豪華
・ドラクスラーやゴレツカなども出場
コンフェデは全試合BSで見れるので要チェック
サッカーだけにキリがいいのは11人だろうと思ってこれらの選手を上げましたが、他にも注目選手がたくさん出場します。
マンCのGKクラウディオ・ブラボ(チリ)やレヴァークーゼンのアランギス(チリ)、バイエルンのキミッヒ(ドイツ)、リヴァプールのエムレ・ジャン(ドイツ)、バルセロナのテア・シュテーゲン(ドイツ)、日本ではお馴染みのティム・ケーヒル(オーストラリア)などなど挙げればキリがないほど有名な選手が登録メンバーに入っています。
平日も絡むので時間的に視聴は眠い目をこすりながらとなりますが、2017コンフェデレーションズカップはBSNHKで全試合生放送されますのでサッカーファンとしては日本代表が出なくともチェックしておきたい大会だと言えるでしょう。
2017FIFAコンフェデレーションズカップの初戦は6月18日の0:00時(日本時間)開催国ロシア対ニュージーランドで開幕します。