ポルトガル代表セドリック・ソアレスのプレースタイルは?小柄なテクニック系SB

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サッカーにおいてサイドバックというポジションの重要性は年々高まるばかりです。

マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラも就任当初サイドバックに多くの資金を使ったエピソードも有名ですよね。

そんなサイドバックというポジションでビッグクラブの注目を集め、市場価値を徐々に高めているのがサウサンプトンのポルトガル代表、セドリック・ソアレスです。

今回は小柄ながら高い技術を誇る現代型のサイドバック、セドリック・ソアレスのプロフィールやプレースタイルを見ていきたいと思います。

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セドリック・ソアレスのプロフィール

 

Preparados para a estreia no Mundial🇵🇹 #ConquistaOSonho

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名前ーセドリック・リカルド・アルヴェス・ソアレス(Cédric Ricardo Alves Soares)

国籍ードイツ、ポルトガル(代表はポルトガル)

出身地ーゲルゼンキルヘン

生年月日ー1991年8月31日

身長ー172cm

体重ー67kg

ポジションーDF

利き足ー右足

セドリックの本名はセドリック・リカルド・アルヴェス・ソアレスというラテン系特有の長い名前ですが、一般的にセドリック・ソアレスやセドリックと呼ばれることが多いです。

ポルトガル国籍を所有していますが、生まれはドイツ。FCシャルケのホームタウンであるゲルゼンキルヘンの出身です。

サッカーキャリアはルーツのあるポルトガル、スポルティング・リスボンでスタートさせ、アカデミカへのローン移籍を経て2013-2014シーズンの頃から主力としてプレーしていました。

スポルティングでの活躍によりセドリックは複数のクラブから注目を受け、2015-2016シーズンにイングランドプレミアリーグ・サウサンプトンに移籍、以後主力としてプレーしていますね。

セインツでの背番号は「2」です。

なお、代表チームはドイツではなくポルトガルを選択しU-16の頃から招集されており、若くしてA代表でも主力の選手です。

POINT

・ドイツ生まれのポルトガル人

・スポルティングで頭角を現す

・プレミア屈指のサイドバックに

セドリック・ソアレスのプレースタイルは?

足元の技術に優れるサイドバック

セドリックの主なポジションは右のサイドバックです。3バックならウイングバックでもプレーが可能。

セドリックのプレースタイルで特徴を挙げるならば「繋ぎの上手さ」、「運動量」、「切り返しの細やかさとアジリティ」が挙げられるでしょう。

セドリックはU-16世代の頃から代表チームでプレーしている、そしてバルセロナも調査をしていたことがあるという事実が示す通り、基本技術に優れた選手であり足元の技術力が高いタイプのサイドバックです。

トラップ、パス、ロンド、ウイングをサポートする動きなどなどボールを「繋ぐ」プレーの精度の高さが目立ちますね。

最近はサイドバックのポジションには以前の「香車」的なプレースタイルにプラスして組み立てからチームに貢献できるプレースタイルを持つ選手がビッグクラブでは重宝されますが、セドリックはまさにそういったプレースタイルを持った選手だと言えるでしょう。

前線で攻撃に詰まった時、サイドバックであるセドリックが少しだけ内に入ってきたり、サイド後方に構えてパスコースを作ってあげたりセンス良く動くことでマンネリ気味になったボールの流れにアクセントが生まれます。

守備は運動量とアジリティで勝負

もちろんサイドバックのポジションに就く選手としては重要な運動量も豊富。というかセドリックは身長が170とちょっとしかないので守備の際はフィジカルよりどちらかというと運動量で食らいつくような守備で利を取る事がほとんどです。

身長が低い分、相手の切り返しには素早く対応できますしゴール前にこぼれたボールをかき出すのも上手いですね。

攻撃時にもセドリックのこのアジリティは活かされており、スピード豊富に(セドリックは足も速い)抜け出した後、相手のディフェンダーに対して細かいターンとボール捌きでタイミングを外し、クロスまで持っていくシーンはよく見ますね。

クロスボール自体は基本的に及第点以上の正確なクロスを右足だけでなく左足でも上げる事ができますが、定期的にコントロールがアバウトになることがあり、50本蹴って50本狙い通りとまではいきません。

ただいずれにしてもセドリックは繋ぎのプレーと運動量に長所がある現代的なサイドバックだと言えます。

2017-2018シーズンのセインツは守備が崩壊気味だったので守備的にプレーすることもありましたが、左サイドのバートランドとセドリックがサイドの深さと幅を広げた時の迫力は中々でしたね。

バートランドのプレースタイルはこちらも参考に→イングランド代表バートランドのプレースタイルは?ビッグクラブも獲得を狙うレフトバック

いずれにしてもセドリックは将来的にビッグクラブでプレーする可能性はありそうです。実際チェルシーやトッテナムなどに噂が出ていますね。

またインテルのカンセロを差し置いてポルトガル代表でもセドリックは存在感を見せており、ロシアワールドカップメンバーにも選ばれていますしまだ年齢も若いので代表でのプレーも楽しみですね。

カンセロのプレースタイルはこちらも参考に→ポルトガル代表カンセロのプレースタイルは?テクニックに長けたインテルのサイドバック

現状セドリックはわりと地味な存在になっているとは思いますが、プレミアリーグでも屈指の性能を持ったサイドバックなので出場した際は注目しておくことをおすすめします。

POINT

・サイド後方からボールを繋げる

・小さいが運動量は豊富

・ビッグクラブ移籍も?