イングランド代表アシュリー・ヤングのプレースタイルは?サイドバックで重要な存在に

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2011年からマンチェスター・ユナイテッドに所属し、ユナイテッド及びイングランド代表で大きな期待を掛けられていたアシュリー・ヤング。

思ったような結果を残せず、また度重なるシミュレーションにより批判の声も多かったですよね。

しかしヤングは2016年から監督に就任したジョゼ・モウリーニョによってサイドバックにコンバートされパフォーマンスを戻し重要な存在となっています。

今回はそんなアシュリー・ヤングのプロフィールやプレースタイルを見ていきたいと思います。

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アシュリー・ヤングのプロフィール

名前ーアシュリー・サイモン・ヤング(Ashley Simon Young)

国籍ーイングランド、ジャマイカ(代表はイングランド)

出身地ースティーブニッチ

生年月日ー1985年7月9日

身長ー180cm

体重ー65kg

ポジションーDF、MF

利き足ー右足

アシュリー・ヤングはイングランドのスティーブニッチという街出身ですが、父親がジャマイカ人であるためイギリスとジャマイカ両方の国籍を所有しています。

サッカーキャリアのスタートはワトフォードFCの下部組織から。

2003ー2004年にトップチームデビューを果たし、2年目から主力に定着します。

2007年にはアストンヴィラに移籍。ここでヤングは2007-2008シーズンに17アシストを記録してベストイレブンに選出。一躍ブレイクを果たすことになりましたね。

これらの成績を引っさげて2011年にマンチェスター・ユナイテッドに移籍が決定、移籍後は中々期待に応えられない日々が続き、放出も噂されましたが2016年に監督就任したジョゼ・モウリーニョによって後ろのポジションにコンバートされ見事復活、ゲームキャプテンを努めるほどになりましたね。

背番号は「18」です。

POINT

・ジャマイカ系イングランド人

・下位クラブで研鑽を積む

・ユナイテッドではサイドバックで復活

アシュリー・ヤングのプレースタイルは?

ウイングの能力を持ったサイドバック

 

Kicking out the Manchester rain #Dubai ☀

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ヤングは元々ウイングフォワードでプレーしていた選手です。上記の通りキャリアが進むにしたがって徐々にポジションを下げ、今ではサイドバックやウイングバックが主戦場ですね。サイドは左右どちらでもプレー可能です。

ヤングのプレースタイルで特徴的なのは「ウイング由来のドリブルテクニック」、「クロスボールの精度」、「運動量」、「向上した対人守備」が挙げられます。

ヤングは元々ウイングで脚光を浴びた選手というだけあってドリブル技術に優れています。スピードもあり、マッチアップした相手選手一人くらいなら簡単に交わしていくことが可能ですね。

上記で紹介しましたが、2007ー2008シーズンに17アシストを記録したという事実が物語る通りヤングはキックの精度もとても高く、サイドからクロスボールで得点を演出するプレーも得意です。

モウリーニョ体制下のマンチェスター・ユナイテッドは基本的にチームの重心を低めに保って守備を重視しながらロングボールなどで得点を獲りたいチームなのでヤングのようにドリブルで粘り、相手のマークを外して確実にクロスを上げられる選手は重要ですね。

このようにヤングは「ウイングからコンバートされたサイドバック」であり、基本的には攻撃的な仕事で役割を果たすプレースタイルです。

対人守備もよくなった

しかし本格的にサイドバックにコンバートされてからのヤングは守備的なプレーも大きく成長しています。

元々ヤングはフィジカルはあまり強いタイプではなく、守備もそんな積極的に行う方ではなかったのですが、守備のできない選手は起用しないモウリーニョに指導されたことによりプレースタイルが変わっているのです。

特に対人守備の進歩が著しいですね。

一対一ではしつこく相手に絡みに行きますし、不用意に足を出さずタイミングを計って我慢することもできるようになっています。

特に圧巻だったのが2018年3月に行われた対リヴァプール戦。得点王レースを独走し、大ブレイク中のモハメド・サラーと左サイドでマッチアップしたヤングはサラーをわずかシュート1本に抑える完璧な守備を披露しました。

抜群の瞬発力を持つサラーにしつこく近い位置で絡み続け、抑え込んだのはヤングの守備面での成長だと言えますね。

サラーのプレースタイルはこちらも参考に→まさに爆速!エジプト代表サラーのプレースタイルは?リヴァプール移籍!

ポジショニングのミスこそたまに見られますが運動量も凄まじく、本当にモウリーニョが好きそうな攻守に働けるサイドバックになっていると思います。

ウイングの時にはフィニッシュゾーンでアイデアを欠き、ボールを不用意に奪われてしまうこともありましたが、サイドバックだと創造性の欠如は大した問題にはなりません。

むしろ後方から走りこむスピード、ドリブルテクニック、クロスボールの精度と運動量が問われるサイドバックというポジションはヤングに向いていると思いますね。

右サイドにいるバレンシアもそうですが、ウイングからサイドバックへのコンバートがハマっていますね。

バレンシアのプレースタイルはこちらも参考に→エクアドル代表アントニオ・バレンシアのプレースタイルは?サイドバック転向で覚醒?

ヤングはすでに32歳になっており、キャリア終盤に差し掛かっていると言えますが2018年3月にマンチェスター・ユナイテッドとの契約を1年延長しています。

POINT

・ドリブルとクロスに定評あり

・対人守備も向上している

・運動量も豊富