槙野智章のプレースタイルと実力は実際どうなの?嫌われがちな理由も

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テレビにもよく出演していて「お調子者」のイメージが強い浦和レッズの日本代表・槙野智章選手。

ユース年代から日本代表に名を連ねている実力者ではあるのですが・・・なんだかプレーよりもその行動やバラエティ番組での印象が強すぎるためかプレーの質自体を語られることはあまりありません。

また嫌いなスポーツ選手ランキングでもイチローや本田圭佑、羽生結弦、ダルビッシュ有ら「人気がある故にアンチも多い選手」に混じって上位にランクインすることもあるなどアンチファンも多い選手と言えるでしょう。

今回はそんな槙野選手のサッカープレーヤーとしての実力の程は実際どうなのか?そもそもなんでアンチファンが多いのか?について見ていきたいと思います。

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槙野智章のプロフィールと経歴

名前ー槙野智章(まきの ともあき)

出身地ー広島県広島市

生年月日ー1987年5月11日

身長ー182cm

体重ー77kg

ポジションーDF

利き足ー右足

槙野智章選手は広島県生まれでサンフレッチェ広島のユースチームでプレーしていた選手です。

2006年にトップチームに昇格。2007年に20歳ながらスタメンに定着します。

このころU-20ワールドカップ(ワールドユース)日本代表にも選ばれており、内田篤人や安田理大、柏木陽介やハーフナー・マイクらと共に「調子乗り世代」として話題になりましたね。

2010年にはドルトムントで活躍する香川真司らに影響を受けて海外に移籍したいと強く思うようになり、元Jリーグで監督をしていたフォルカー・フィンケがスポーツディレクターを務めるFCケルンに移籍します。

経歴だけ見ると完全なエリートと言っていいでしょう。

POINT

・サンフレッチェ広島ユース出身

・ドイツ・ブンデスリーガ「ケルン」にも所属したことがある

槙野智章が嫌われがちな理由は?

広島→ケルン→浦和の移籍でゴタゴタ

しかしケルンではあまり出場機会を得られず2012年に帰国。元々所属のサンフレッチェ広島ではなく浦和レッズに所属する事となりました。

出ていったときは自分から海外に挑戦したい言い出して、広島に移籍金を残さない形で移籍させてもらったにも関わらず、広島ではなく浦和に移籍したことに関して広島のサポーターからは非難轟轟。移籍の経緯もあまり印象のいいものではなかったため他のサポーターからも嫌われる一因となってしまいました。

この権田選手のケース→権田修一が古巣サポーターに号泣謝罪した理由、最後は応援の声も

のように移籍にはこういった話はつきものですが確かに印象は良くないですね。

またサッカーでは通常古巣相手にゴールを決めたときは過剰に喜ばないものですが、槙野選手は広島相手にゴールを決めた時にパフォーマンスをするなど若干古巣への敬意を欠いている場面も散見されますね。

対戦相手を煽りがち

槙野選手は後述するように闘志をみなぎらせながらプレーするスタイルの選手で、味方からすると頼もしいですがそれが行き過ぎて相手選手を過剰に煽ったりするのでそういった姿を好まない人は結構多いです。

ちょっとディフェンスで競り勝っただけで相手に向かってガッツポーズしたりしますので・・・

ACLで韓国の済州と対戦した際も済州側が「槙野が挑発した」と主張して試合後相手に追いかけまわされ、通路にダッシュで逃げ込むということもありました。個人的にこの件は槙野選手に非はないと思いますが、「もしかしたら槙野ならありえるかも・・・」と思ってしまうタイプではあると言えます。

浦和と済州の乱闘事件はこちらを参考に→試合中にエルボー!?浦和レッズと韓国済州が大乱闘の経緯まとめ

それでいてテレビのバラエティ番組などではしゃぐ姿をよく見せていますので不況を買いがちです。所属しているチームのために尽くす人ではあるんですけどね。こういった行動の面でアンチファンが多いのは事実だと思います。

嫌いなスポーツ選手ランキングでもイチローや本田圭佑、羽生結弦ら「人気が故にアンチも多い」選手に混じって比較的知名度の低い槙野選手が上位に食い込むなどあまり良くない結果が出ています。

POINT

・広島→ケルン→浦和の移籍でゴタゴタが

・対戦相手を煽ることも多い

・チームのために戦える選手だが、行き過ぎてしまうことも

槙野智章のプレースタイルは?実力の程は?

DFとして日本トップクラスの選手

このようにアンチファンが多くプレー以外での話題も多い槙野智章選手ですが、サッカー選手としての実力は如何ほどなのでしょうか。

まず端的に表現すると「日本人でトップクラスのDF」であることは間違いないです。

身長が182cmと大柄でフィジカルコンタクトや空中戦にも強く、Jリーグレベルで槙野選手のディフェンスを破るのは容易ではありません。ジュニアユース時代は同じく日本代表の森重真人選手と2トップを組むなど当時からその球際の強さは抜けていた存在でした。

U-20世代から日本代表にも選ばれているようにエリートで基礎技術も高いレベル。

メンタルも強靭でつねに味方選手を鼓舞しながらプレーできるキャプテンシー、コーチング能力を持っていて頼りがいのある選手と言えるでしょう。センターバックでもサイドバックでもプレーできます。

守備だけでなく攻撃参加も上手い

またポジションはDFながら自ら「DFW(ディフェンシブフォワード)」と名乗るほど攻撃参加にもセンスを見せ、前線に積極的に参加し得点やチャンスメイクに絡むことも多いです。確かに主にミドルレンジから放たれるシュートも質は高いですし、フィジカルを活かしたヘディングプレーも一級品。

DFにも関わらずJリーグ通算で40ゴール以上記録していることからも攻撃力は折り紙付きです。

守備だけなく攻撃のダイナミズムにもあふれた選手ですね。DFとしての総合力は間違いなく日本人屈指の選手です。

ハリルホジッチはこういう闘争心を出し、かつフィジカルが強くて運動量も豊富な「デュエル」できる選手は好きそうで、よく代表に招集していますね。普段からお調子者のためチームの雰囲気を明るくできるムードメーカーでもあります。

その派手な行動からアンチファンも多い槙野選手ですが、選手としてはかなり高い能力を持っている選手なのは間違いないところです。日本代表に招集されているのは当然と言えるでしょう。

POINT

・フィジカルが強く、高さもあるDF

・キャプテンシーやコーチング能力も高い

・攻撃参加にもセンスを感じる能力の高い選手