中日・京田陽太の凄さは？堅実な守備と足の速さが魅力！５０ｍ５秒９！

 

２０１７年シーズンも序盤の山場を迎え、２０１６年ドラフト会議で獲得された選手の現時点での実力も徐々に判明してきました。

ルーキーの中では日本ハムの石井一成や西武ライオンズの源田壮亮など内野手がコンスタントに出場機会を得ている状況ですね。

もちろんこれらの選手も素晴らしいですが、中日ドラゴンズのルーキー京田陽太選手も開幕から一軍に定着、打順１番を打つことも増えてきている有力若手選手の一人です。

今回はそんな京田選手のプロフィールや経歴、プレーの特徴などを見ていきましょう。

京田陽太のプロフィールと経歴、性格は？

京田陽太のプロフィール

名前ー京田陽太（きょうだ　ようた）

出身地ー石川県能美市

生年月日ー１９９４年４月２０日

出身校ー青森山田高校→日本大学

身長ー１８２ｃｍ

体重ー８０ｋｇ

ポジションー遊撃手

スタイルー右投げ左打ち

 

京田陽太選手は石川県の出身ですが、高校はスポーツの強豪として有名な青森県の青森山田高校に進学します。

強豪の青森山田ですが、京田選手はなんと１年生からスタメンに抜擢。ショートで起用されるなど早くから才能が抜けていた存在でした。

ちなみに同じ青森県内にある八戸学院光星高校の同学年には現阪神タイガース所属のショート北條史也選手がおり、高校時代には何かと比較されることも多かったそうです。

 

高卒即プロ入りはせず、日本大学に進学。ここでも１年生からベンチ入りし、３年生の時には遊撃手としてリーグベストナインも受賞。プロ入り直前のラストシーズンには２５年ぶりとなる優勝にも貢献しています。２０１６年に大学野球日本代表に選出されるなどプロ入りは既定路線だったと言っていい活躍をしていました。

複数の球団が獲得を狙っていましたが・・・２０１６年のドラフト会議では結局中日ドラゴンズが２位で指名。所属球団が確定します。

性格は真面目だが考え込むタイプ？

見た目通り真面目な性格である京田選手ですが、どうやらその真面目が原因で少々考えすぎてしまう所があるようです。

大卒ルーキーということでまだ２２歳ですがドラフト前には指名されるか不安になって吹き出物が大量にでき、さらに白髪も増えてしまったため早くも白髪染めに着手。

現在でも白髪を染めながら生活しているそうです。

京田陽太の特徴は？俊足巧打のリードオフマン

５０ｍ５秒９の俊足

京田陽太選手はいわゆる「俊足巧打」「堅守」タイプの選手と言えるでしょう。

５０ｍを５秒９という凄まじい速さでベースを駆け抜け、ただのショートゴロでもヒットにしてしまう事もありますね。走塁だけなら他のＮＰＢ選手と比べてもトップクラスだと思います。

大学時代に京田選手を追っていたスカウトも「足だけならイチロークラス」と当時から高い評価を与えていました。

２０１７年６月の段階で足の速さが必須となる三塁打もすでに４本打っており（１本はランニングホームラン未遂）、このペースなら三塁打の記録も狙えるレベルで速いです。

 

 

現状パワーと長打力には欠けていますがミートセンスがあるし足も速いのでカバーは出来てると言えます。日本大学時代も本塁打は少ないながら４番を打っていたことからもチャンスでしっかり塁を進める打撃ができる打者と言えるでしょう。

身長が１８２ｃｍと大型のためトレーニング次第ではパワーも十分ついてくると思うので成長に期待したいですね。

同じように俊足巧打の西武ライオンズルーキー・源田壮亮選手の記事も参考にしてみてください→西武・源田壮亮の守備と走塁が凄い！高校大学社会人とコツコツ系の経歴も

守備技術も高い

さらにもともとドラフト会議で注目された要素である守備もすでに高いレベルにあります。

身長は高いですが動きが鈍重ということはなく、足捌きグラブ捌きも共に軽快。スローイングも速く、肩も良いタイプですね。たまにポジションが少しずれることはあるけれどもそれは経験ですぐに改善されていくでしょう。

「大柄なショートストップ」は日本ではあまり得られない素材なので貴重だと思います。

課題としては若干早打ちすぎるきらいがあるくらいでしょうか？早打ちはリズムを作れるというメリットもありますが、もうちょっとじっくり待って四球を選ぶことが増えればより打撃成績は上向くかと思います。

いずれにしても経験を積めば積むほど「渋い上手さ」を増していく選手だと思いますので元中日ドラゴンズ・立浪和義選手のような選手になって欲しいと願います。