広島・丸佳浩の凄さは選球眼の良さと打撃の巧さ!FA移籍の可能性は?

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2016年、25年ぶりにセ・リーグ優勝を果たし、2017年も好調の波に乗る広島東洋カープ。

優勝したからか広島の地域密着経営戦略が上手いのか、一昔前の地味な地方野球チームから脱却。読売ジャイアンツに負けるとも劣らない人気球団の一つになっています。

選手の認知度も高まっており、「神ってる」鈴木誠也や黒田博樹(2016引退)らは一般メディアで報道されるなど人気は確実に上がっていますよね。

その広島の選手の中でも中軸を担っているのが「タナキクマル」と呼ばれる同学年の3選手ですが、今回は「マル」丸佳浩選手についてプロフィールやプレーの凄さなどを見ていきたいと思います。

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丸佳浩のプロフィールとエピソード

丸佳浩のプロフィール

名前ー丸佳浩(まる よしひろ)

出身地ー千葉県勝浦市

生年月日ー1989年4月11日

身長ー177cm

体重ー90kg

ポジションー外野手

スタイルー右投げ左打ち

丸佳浩選手はスポーツ校として千葉県では有名な千葉経済大学付属高校の出身です。

2年生の時には斎藤佑樹と田中将大両投手が熱戦を繰り広げた2006年夏の甲子園にも出場しています。(一回戦負け)

高校生の時から肩が強く守備センスに長けており、高校通算で49本塁打を放つなど同世代では頭一つ抜けた存在だったと言えるでしょう。

名プロ野球選手にありがちなエピソードですが、あまりにも能力が抜けていたため高校生時代には投手を務めたこともあります。

そんな野球センスと身体能力が評価され、2007年のドラフト会議にて広島東洋カープから3巡目指名、プロ入りを果たすことになりました。

プロ入り後2年間は2軍で修行をし、2010年から1軍に登録されると翌年からスタメンに定着、それ以後は毎年100試合以上出場するなど広島カープの主軸として活躍しています。

ストイックな性格?

よく「顔がデカい」などとイジられる事も多い丸選手ですが、カープのチームメイト達からの信頼は厚いです。

性格はマイペースでストイック

主力だったにも関わらず2016年の優勝記念旅行には参加せずに一人自主トレーニングに励むなど自分の成績とチーム成績向上のために努力を怠らないタイプの選手と言えるでしょう。

武士の末裔?

そんなストイックな丸選手ですが・・・そのルーツは家系にもあるのかもしれません。

丸選手の先祖は平安時代、平家との戦いに敗れて現在の千葉方面に落ち延びてきた源頼朝を助けたとされる豪族、「丸家」の末裔であることが濃厚だそうですね。

高校時代の日本史の先生が「丸」という珍しい名前に注目して調べてくれたそうです。

そういわれてみると顔立ちも武士っぽいような・・・?

POINT

・2006年夏の甲子園に出場していた

・優勝旅行にも参加せずトレーニングに励む

・千葉の豪族がルーツ

丸佳浩のプレースタイルと凄さは?

「トリプルツー」の万能選手

丸佳浩選手のプレーの特徴として挙げられるのはなんでも高いレベルでこなせる万能性でしょう。

2016年の打撃成績は本塁打20本、盗塁23個、打率.291とトリプルスリーとはいかないまでも「トリプルツー」を達成しています。

パワーもあるし足も速いミートも上手いと打撃に関して弱点らしい弱点はほとんどなし。

近年の日本野球界で量産されている「右投げ左打ち」スタイルですが、丸選手の場合元々左利きだったのを「ポジションが限定されるから」という理由で右投げに矯正しただけなので本来は左利きの左打席打者です。なので左打席にも関わらず打球を「利き手」で押し込むことが可能。これが打球をより遠くに飛ばす好材料となっていると思います。

野球の利き手についてはこちらも参考に→野球における右打者と左打者それぞれのメリットとデメリットは?

しかも広角に自由自在に打ててチャンスにもめっぽう強いと数字以上のインパクトも持っていますね。

セ・リーグトップクラスの選球眼

またもう一つ丸選手のプレーで特徴的なのが「四球の多さ」です。

2014年には四球100個。2015年には94個の四球を選んでセ・リーグ最多を記録しています。

2016年には84個で3位でしたが1位はヤクルトの山田哲人、2位は横浜ベイスターズの筒香嘉智と比較的歩かされやすいタイプの強打者達。それに次ぐ3位は非常に優秀な成績と言えるでしょう。丸選手の選球眼が抜群に良いことの証だと言えますね。

4年連続ゴールデングラブ賞の守備

守備のポジションはその足の速さと元投手という肩の強さを活かして主にセンターを務めていますがライトやレフトもこなせます。昔は背走しながらのキャッチに難がありましたが現在では完全に克服。打球への反応、判断が大幅に向上しました。

守備範囲が非常に広くミスも少ない選手で2013年から外野手として4年連続ゴールデングラブ賞を受賞するなど現在セ・リーグでは現役で最も安定している外野手の一人だと思いますね。

同じく4年連続ゴールデングラブ賞「キク」菊池涼介選手の特徴はこちらも参考に→広島カープ菊池涼介の性格や守備範囲の秘密!日本記録も独占

POINT

・「トリプルツー」の万能選手

・選球眼が抜群に良い

・外野手として4年連続ゴールデングラブ賞

丸佳浩のFA移籍はあるか?

丸佳浩選手はこのまま順調に出場を重ねれば2018年に国内FA権を取得することになります。

丸選手自身は広島を気に入っているようなので感情で移籍するようなことはないと思いますが・・・広島は正直実績ほど給料はもらえないタイプの球団なので金銭面でどうか。常に4割近く出塁できる20ホーマー打者なら大金を払ってでも獲得したい球団は少なくないはずです。

また本人も奥さんも関東の人ですからそういった部分で移籍に影響する可能性はゼロではないと思います。

丸選手は広島のユニフォームがとても似合っている選手なのでずっと広島にいて欲しい選手ではあるという印象ですけどね~。FA時の決断が楽しみな選手の一人だと言えるでしょう。

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