ポーランド代表ミリクのプレースタイルは?好調ナポリ所属の万能アタッカー

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近年セリエAにおいて上位順位を維持するSSCナポリ。

欧州ではバルセロナに勝るとも劣らない華麗なパスサッカーを披露していていますよね。

このナポリにおいて2017-2018シーズン怪我から復帰したのがポーランド代表アルカディウシュ・ミリクです。

ワールドカップでも日本代表と対戦することが濃厚ですね。

今回はそんなミリクのプロフィールやプレースタイルを見ていきたいと思います。

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アルカディウシュ・ミリクのプロフィール

 

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名前ーアルカディウシュ・ミリク(Arkadiusz Milik)

国籍ーポーランド

出身地ーティヒ

生年月日ー1994年2月28日

身長ー186cm

体重ー80kg

ポジションーMF、FW

利き足ー左足

ミリクのサッカーキャリアスタートは当時ポーランド3部リーグに所属していたロズヴォイ・カトヴィツェからスタート。

3部リーグとはいえミリクがまだ若干16歳でのデビューでした。

その後ポーランドリーグのグールニク・サブジェを経由して2013年からはブンデスリーガのバイヤー・レヴァークーゼンに移籍。

レヴァークーゼンでは出場機会が少なくアウクスブルグアヤックスにそれぞれローン移籍で修行を積むことになります。

若手育成リーグと化しているオランダのアヤックスではミリクの本領が発揮され2014-2015シーズンに公式戦23ゴール、2015-2016シーズンにも24ゴールを決めて一躍ビッグクラブ注目株となっていました。

そんな中ミリクが移籍先に選んだのはセリエAのナポリ。ユヴェントスに移籍したゴンサロ・イグアインの代役としての獲得で移籍金は約38億円という高い評価を得ていましたね。

ナポリでの背番号は「99」番という高めの番号を着けています。

POINT

・16歳でトップチームデビュー

・アヤックスで本格化

・ナポリに高額で移籍

アルカディウシュ・ミリクのプレースタイル

バイタルエリアでリズムをもたらす

ミリクの主なポジションはセンターフォワードとセカンドトップに加え両サイドのウイングやトップ下といった1列目、2列目のポジションになります。

ミリクのプレースタイルで特徴的なのは「プレーエリアの広さ」、「ポストプレー」、「シュートパターンの豊富さ」です。

ミリクは身長186cmという高身長を誇るアタッカーですが、決してペナルティボックス内にずっと留まっているタイプではなく、試合中にバイタルエリア周辺を前後左右に広く動き回るプレースタイルを特徴としています。

足元の技術に優れているため後方から来たボールを収めてははたき、収めたははたくというレイオフ(ポストプレーの一種)のプレーが非常に上手い選手で前線からチームのリズムを作っていけるタイプです。

高身長を活かしてロングボールを競り落とすプレーももちろん脅威ですね。

またミリクは中央でポストプレーをするだけでなく、場合によっては後ろに下がってボール回しに参加したり積極的にサイドへ流れていくのも特徴的なプレースタイルです。

いわゆる「偽の9番」的な動きですね。ミリクのような高身長ストライカーがこうやってサイドに流れていくと相手はマークの意識をある程度外に配分せざるを得ないので中央に待つ他のアタッカーや後方から飛び込んでくるミッドフィルダーのプレースペースができるのです。

流動的で美しいサッカーを展開するナポリではもちろんのこと、ポーランド代表でもこのミリクのプレースタイルの良さは発揮されています。

ポーランド代表には言わずもがな世界的ストライカーのロベルト・レヴァンドフスキがいますよね。

ミリクはレヴァンドフスキと2トップ及びトップ下でコンビを組むことが多いですが、ミリクが1.5列目のバイタルエリアを動き回ってスペースメイキングをし、楔のパスを処理するのでレヴァンドフスキはよりゴールに集中することができ、非常に脅威となっていますね。

レヴァンドフスキのプレースタイルはこちらも参考に→ポーランド代表レヴァンドフスキのプレースタイルは?その凄さはどこにある?

実際共に出場したEURO2016ではベスト8まで進出しており、好成績の原動力となっていました。

ロシアワールドカップでは日本代表と対戦しますが、このミリクのスペースメイキングを阻止し、バイタルエリアを自由に動き回らせないようにマークしないと相当厳しい勝負となるでしょう。

特にポーランドが守備から攻撃に切り替えを行う瞬間、日本側にとってネガティブトランジョン時のミリクの動きは絶対に捕捉しておかなければ得意のレイオフやショートパスでカウンターを加速させられてしまいます。

シュートパターンが豊富で位置に関わらず要注意

そしてアタッカーとして重要なゴールを奪う技術に関してですが、ミリクは上記のようなセカンドストライカー的なプレースタイルを特徴としているため何が何でもゴールを奪いまくるような決定力は持っていません。

とはいえアヤックス時代にはシーズン20ゴール以上を記録しており、突然ミドルシュートを打ってきたり無回転で落ちるようなボールを蹴ってきたりなどシュートパターンは豊富なので位置に関わらず要注意ですね。

ミリクは2017年9月に膝十字靭帯を断裂するなど怪我が多い選手ですが、スピードで攻めるタイプの選手ではないのでそこまでプレーに影響はないと思われます。

ナポリ及びポーランドの試合を見る時はエリアを広く動いて試合のリズムを作るミリクの動きに注目するといいでしょう。

POINT

・バイタルエリアのプレーメイカー

・足元の技術に優れる

・シュートはパターンが豊富

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