2016-2017シーズンのブンデスリーガで昇格初年度にも関わらずバイエルンに次ぐ二位に食い込み、世界中を驚かせたRBライプツィヒ。
このチームは非常に若いチームで将来のサッカー界を担う選手がたくさん在籍しています。
その中でも、21ゴールを記録し得点ランキング4位となったティモ・ヴェルナーはドイツサッカー界でもかなりの逸材と目されている若者です。
今回はそのヴェルナーのプロフィールやプレースタイルを見ていきたいと思います。
ティモ・ヴェルナーのプロフィール
名前ーティモ・ヴェルナー(timo verner)
国籍ードイツ
出身地ーシュトゥットガルト
生年月日ー1996年3月6日
身長ー181cm
体重ー75kg
ポジションーFW
利き足ー右足
ティモ・ヴェルナーはブンデスリーガ1部の常連シュトゥットガルトのユースチームからキャリアをスタートさせました。
ユースの時からその才能は有名で、U-17世代からドイツ代表にも選ばれています。
シュトゥットガルトでも17歳でブンデスリーガデビューするなど期待されていましたが・・・当時ヴェルナーは練習態度があまり良くなく、周囲の選手達から疎まれていた事もあったそうです。
当時シュトゥットガルトに在籍していて現在はハンブルガーSVでキャプテンを務めている酒井高徳選手が懸命にフォローするなどしていましたが、結局シュトゥットガルトの2部降格に伴って2016年から昇格したRBライプツィヒに移籍する事になりました。
ライプツィヒでは能力を最大限に発揮し、2016-2017シーズンで4位となる21ゴールをマーク。6月にロシアで開催されるFIFAコンフェデレーションズカップドイツ代表にも選出されています。
ティモ・ヴェルナーのプレースタイル!スピードスター系
テクもあって足が速い!
ティモ・ヴェルナーのプレーで特徴的なのは何と言っても類まれな「スピード」です。
とにかくスプリントのスピードの速さ、質がブンデスリーガでもトップクラスに高く、まだ21歳とは思えない迫力を備えています。
ライプツィヒでの基本ポジションはセンターフォワードですが、シュトゥットガルト時代はそのスピードを活かしてウイングでプレーしており、現在でもサイドに流れてプレーを開始する事が多いです。
スピードの使い方も上手く、裏に抜ける速さや動き直してスペースを作る動き、2列目の位置から前方の空いたスペースに突撃、と走力が発揮できる場面ではなんでもこなせるタイプ。
もちろんテクニックも豊富でヴェルナーを可愛がっていた酒井高徳も17歳の時点で「ドイツ代表に呼ばれてもプレーできるくらい上手い」と評価していました。
こちらはブンデスリーガ公式の動画でライプツィヒの主力、ナビ・ケイタとエミル・フォルスベリ、そしてヴェルナーのコンビネーションを特集した動画です。11番がヴェルナー。
ライプツィヒに来て態度も改善か?
シュトゥットガルトでは運動量の少なさやオフザボール時の動きの悪さ、抜け出す回数のわりにGKとの一対一を決めきれないなど弱点が指摘される事もありましたが、ライプツィヒに来てからずいぶんと改善しているようですね。
こちらの記事のように→CL圏内確定のRBライプツィヒが嫌われる理由はレッドブルにある?
ライプツィヒはレッドブルの資金力にモノを言わせたやり方が批判の的になる事も多いです。
しかしライプツィヒに来てヴェルナーのサッカーに対する意識が少し変わったのは間違いないところ。若い選手の携帯電話使用を制限したりアルコールを禁止にしたりと調子に乗りがちな若手選手を管理するには丁度いいクラブですからね。
今後ドイツを代表する選手になりそうな予感がします