ドイツ代表ドラクスラーのプレースタイルは?内田との仲良しエピソードも

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2017年フランスのパリ・サンジェルマンに移籍し、その存在感を日々高めているドイツ代表のユリアン・ドラクスラー。

若くしてシャルケ、ヴォルフスブルグ、PSGと主流から少し外れるような形で移籍を続けているドラクスラーですがスキルや経験は着実に積み重ねているようです。

またシャルケ時代には日本代表内田篤人と非常に仲が良かったことでも知られていますよね。

今回はそんなドイツ代表の将来を担うユリアン・ドラクスラーのプロフィールやエピソード、プレースタイルを見ていきたいと思います。

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ユリアン・ドラクスラーのプロフィールとエピソード

ドラクスラーのプロフィール

名前ーユリアン・ドラクスラー(Julian Draxler)

国籍ードイツ

出身地ーグラッドベック

生年月日ー1993年9月20日

身長ー187cm

体重ー76kg

ポジションーMF、FW

利き足ー右足

ユリアン・ドラクスラーは8歳からブンデスリーガ1部で欧州チャンピオンズリーグにも頻繁に顔を出すシャルケユースで育っているプレーヤーです。

シャルケのユースはマヌエル・ノイアーやメスト・エジルなどを育てたドイツでも屈指の名門ユースとしても知られていますよね。

そこで順調に成長したドラクスラーは2011年、17歳という若さでブンデスリーガ1部の舞台に立つことになります。

当初はフィジカルに難を見せていながらもすぐにトップレベルにフィット。2012-2013シーズンには公式戦13ゴールを挙げるなど紛れもなくチームの中心として君臨します。

シャルケファンも将来的にチームの象徴になる存在、と期待を寄せていたのですが・・・

移籍問題でファン、フロントと揉める

しかしドラクスラーは2015年の夏、育ったクラブを離れるという決断に至ります。

移籍先は同じブンデスリーガ内のクラブであるヴォルフスブルク。

ユベントスやアーセナル、マンチェスター・ユナイテッドなど国外のビッククラブからも関心を寄せられていたので、そういった国外クラブに移籍するならまだしもなぜヴォルフスブルクに・・・とシャルケ育ちの若者の移籍にシャルケファンは大いに悲しみました。

ヴォルフスブルクは親会社フォルクスワーゲンの資金力で近年大物選手をお金で買い叩くような行動を見せており、批判の対象になりがちです。

移籍金は3600万ユーロ。これはレアル・マドリードがデヴィッド・ベッカムを獲得した時とほぼ同額の値段になります。

そんな高い評価を受けて加入したドラクスラーですが、CLでレアル・マドリードを追い詰めるほど強かったヴォルフスブルクはその後低迷、スポーツディレクターが解雇されたり親会社フォルクスワーゲンの排出ガス不正問題が発覚してクラブ予算を減らされるなど問題だらけのチームになってしまっていたのです。

ドラクスラーはそんなチーム状況に嫌気が差し移籍願望を口にするようになります。

加入から1年ほどしか経過していない時期だったという事と、チームもドラクスラーの成績も低迷していたので当然チームやサポーターと大揉めに。容赦なくブーイングが飛び、ついには遠征から外されるなどの措置が取られてしまいます。

そしてそんな厳しい状況の中2017年1月にフランスリーグアン、パリ・サンジェルマンに移籍する事になりました。まあより活躍できる場所を求めるのはプロとして当然と言えば当然と言えますね。

現状ドイツに戻ってくる事は・・・考えにくいです。

内田篤人との仲よしエピソード

そんなサポーターからブーイングを受けていたドラクスラーですが元チームメイトとは良好な関係を保っているようで・・・

特に有名なのは日本代表内田篤人との仲良しエピソードですね。

ドラクスラーのインスタグラムに最初に投稿されたのは内田との写真ですし、誕生日を祝うなど今でもとても仲がいい様子。

30近い内田と20代前半のドラクスラーと年齢は離れていますがシャルケトップチーム加入時期は近いので仲が良くなったのかもしれませんね。ロッカールームも隣だったようです。

2016年末、膝の手術から内田篤人がおよそ1年9か月ぶりに公式戦のピッチに戻ってきたときにも「大切な、大切な親友がピッチに戻ってきた!ここ数か月で最高のニュースだ!」喜びを露わにしています。

恋人かというくらい仲がいいですね。笑

内田もドラクスラーが移籍先で怪我をしている時に「大丈夫か?お前がいなくて寂しいよ」という旨の手紙を渡すなど今でも気にかけている様子です。

ユリアン・ドラクスラーのプレースタイル

ドラクスラーのポジションは基本的にウイングです。右も出来ますが左で起用される事が多いですね。またトップ下をやる事もあります。いずれにしても攻撃的な2列目で真価を発揮するタイプ。

最大の特徴はテクニックを駆使したドリブル突破。ワンプレーワンプレーでボールの置き所と間合いの取り方が抜群に上手く、ポゼッションでもカウンターでも鮮やかに相手を交わしていきます。

シザースを多用するのも特徴と言えるでしょう。高身長かつ上半身を立ててドリブルするのでスタイル自体はクリスティアーノ・ロナウドに似ているかな?という印象です。

またフリーランニングも惜しまないタイプの選手でもあり、スペースを見つけて飛び込むのも上手いですね。

シュートも右足、左足、インサイド、アウトサイドどれも高いレベルで遜色なく打てます。

ドイツ代表ではこの手の華麗かつシンプルなスピードあふれるウインガーは意外と少ないのでこれからも重要な選手になっていくでしょう。

守備はまだまだ改善の余地がありますがそこを伸ばすよりは攻撃センスをより昇華させた方がいいかと思いますね。