オークス回顧!スローだけどソウルスターリングの勝ちタイムが優秀

シェアする

※当サイトは記事内にアフィリエイト・アドセンス広告を含む場合があります。

5月21日に行われた優駿牝馬オークスはフランケル産駒の1番人気ソウルスターリングが勝ちました。

今のところ期待ほど優秀な成績を収められていないフランケル産駒では世界初のクラシック競争制覇になります。

では2017オークスはどういうレースだったのか、ソウルスターリングの勝ち方をラップタイムなどから見ていきましょう

スポンサーリンク
スポンサーリンク

2017オークス回顧!スローだが・・・

2017オークスは明確な逃げ馬が不在でスローになる、というのが戦前の予想でした。

こういうときに一発やりそうなヤマカツグレース横山典弘が行くか?と思われましたが、スタートが切られても強く先手を主張する馬はおらず。

フローレスマジックが押し出されるようにしてハナを切る形となりました。ソウルスターリングは「前に行きたいけどハナは切りたくない」といった手綱さばきで逃げ馬の直後、3番手につけます。

2着モズカッチャンは5、6番手といったポジション。アドマイヤミヤビは後方から大外を回される形になりましたね。

フローレスマジックが引っ張ったペースは

12.7 – 11.6 – 12.8 – 12.6 – 12.0 – 12.3 – 12.3 – 12.1 – 11.6 – 11.3 – 11.2 – 11.6で前半1000mは61.7秒とスローペース

しかし一旦3番手まで下がっていたソウルスターリングが4コーナー手前で徐々に進出を開始し、ペースが緩み切らない流れに持ち込みます。

実際後半4ハロンはすべて11秒台でまとめられており、最後はかなり長い脚を要求されるようなレースになったと言えるでしょう。

ソウルスターリングは前走桜花賞と同じように直線少しだけ手前を変える時にぎこちなさを見せましたが今日の馬場では問題にならず。内枠を利して一旦先頭に出たモズカッチャンを最後は振り切る完勝でしたね。

モズカッチャンは完璧なレース運びを見せましたがソウルスターリングのルメールは追い出しをギリギリまで我慢していたのでその違いも最後出たかもしれません。

前目にいた1着ソウルスターリングと2着モズカッチャンの上がり3ハロンは共に34.1秒。

これでは後方にいた馬にとってはかなり厳しい流れだったと言えるでしょう。前目にいてかつそこそこ持続する長い足が要求されるレースで結果的に内を上手く立ち回れない脚質と枠ではきついですね。

後方から追い込んで3着のアドマイヤミヤビはよく追い込んで来た方だと思います。4着ディアドラは内を突いた岩田の好騎乗。

5着リスグラシューも悪くない足を使っていましたが・・・直線でスペースが無くなって消化不良といった感じ。一瞬のキレを使うタイプではないだけにあのロスは痛かったですね。

勝ちタイムが優秀!

ペース自体はかなりスローでしたが勝ちタイムは2.24.1とここ20年では2012年ジェンティルドンナに次ぐ2位のタイムでかなり優秀です。

やはり後半ペース緩まなかったのが大きいですね。そこそこタフなレースになったかと思います。

初年度となるフランケル産駒は現状海外G1であまり結果を残せておらず、日本海外両メディアで距離の限界が囁かれていましたが今回ソウルスターリングが2400mのレースを制したことで風向きが変わってくるかもしれません。もしかしたらスピードと瞬発力が要求される日本の馬場の方がいい、までありますね。

オークスは中々いいタイムが出ましたが日本ダービーはどうなるでしょうか?芝はおそらく刈ってくると思うので今週とはまた違ったレースになるかと思います。

日本ダービーのデータなどはこちらも参考に→【過去10年】2017日本ダービーのデータと傾向と穴馬探し!

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

フォローする