近年のロシアでサッカー選手と言えばやはりアンドレイ・アルシャビンでしょう。
アーセナルやロシア代表として臨んだEUROで鮮烈なインパクトを与えた選手ですが・・・長らくロシアにはアルシャビン続く存在が出てきていない状況でしたよね。
しかしそのアーセナルが獲得を狙い、ロシアの将来を担うとされている選手がやっと登場しました。
その名前はアレクサンドル・ゴロビン。
※2018年8月追記 争奪戦を制してASモナコが獲得を発表しました。
今回はそんな「アルシャビンの後継者」ゴロビンのプロフィールやプレースタイルを見ていきたいと思います。
アレクサンドル・ゴロビンのプロフィール
名前ーアレクサンドル・セルゲイエビッチ・ゴロビン(Aleksandr Sergeyevich Golovin)
国籍ーロシア
出身地ーカルタン
生年月日ー1996年5月30日
身長ー180cm
体重ー69kg
ポジションーMF、FW
利き足ー右足
ゴロビンはカザフスタンやモンゴルにもほど近いシベリアのカルタンという街で生まれました。
2012年16歳の時にロシアリーグの名門CSKAモスクワの下部組織に入団。2014年にトップチームデビューを果たしました。
ロシア代表にもU-17世代の頃から順次選ばれており、U-17欧州選手権で優勝。
A代表には2015年に初選出され、わずか19歳で初出場初ゴール、しかも2戦連続で決めるという快挙を成し遂げました。
もちろん自国開催である2018ロシアワールドカップ代表入りも有力な存在です。
アーセナルなど複数のビッグクラブも獲得と狙っているとされますが・・・さて選手を出し渋ることで有名なCSKAモスクワですからどうなるでしょうか?
※2018年8月追記 資金力の高いモナコに移籍
・CSKAモスクワ下部組織出身
・A代表は19歳で初出場初ゴール
・アーセナルなどが狙う逸材
アレクサンドル・ゴロビンのプレースタイルは?
アルシャビンのようなドリブルスキルが武器
アーセナルが獲得を狙っているロシア人・・・となればイメージに浮かぶのはやはりアンドレイ・アルシャビンでしょう。
アルシャビンは獰猛にゴールに突撃するドリブルが武器の選手でしたが、ゴロビンも非常にドリブルスキルに長けた選手です。
小さい頃はフットサルをやっていた影響からか両足を高い精度で操ることができ、細かく相手の重心を左右に振りながら抜群のスピードでラインの裏に抜け出していきます。ボールタッチもメリハリが効いていて細かいドリブルをします。
ロングカウンターでも活きますし、ポゼッションサッカーで細かく密集地帯を抜け出すドリブルも得意。
推進力のあるドリブルが武器の選手と言えるでしょう。そういう意味ではアルシャビンの後継者的なモノも確かに感じます。
アルシャビンとは違う特徴も?
ただアルシャビンと違うポイントもあります。
それはゴロビンが比較的中央寄りのポジションも得意としている所。
アルシャビンはサイドからのカットインプレーがメインでしたが、ゴロビンはトップ下でラストパスを出す仕事も得意でよりプレーの種類、選択肢が豊富なタイプとなっています。もちろんサイドでもプレー可能。
2列目ならどこのポジションでもプレーできると語っているように近代型のアタッカータイプの選手だと言えるでしょう。
確かにアーセナルのスタイルには合っているでしょうし、ヴェンゲルが好きそうなタイプです。
ゴロビンは6月17日に開幕するコンフェデレーションズカップの登録メンバーにも入っているのでチェックしたいですね。
2017コンフェデレーションズカップについてはこちらも参考に→2017コンフェデレーションズカップの出場国と注目選手11人!放送は?
2018年6月追記 母国開催ロシアワールドカップ、ゲームメイクにラストパス、セットプレーと能力の高さを見せていますね。ビッグクラブ移籍も遠くないのではないでしょうか。
・ドリブルはアルシャビンのようにスキルが高い
・中央でもプレー可能
・アーセナルっぽい選手