セネガル代表ゲイェのプレースタイルは?プレミアトップクラスのハードタックラー

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2018年ロシアワールドカップで日本代表はセネガル代表と同じグループHになることが決定しましたね。

セネガルはアフリカのチームらしく身体能力とスピードを活かした攻めが特徴的なチームでスピードでゴリ押しされるのが苦手な日本代表にとっては苦戦が予想される相手です。

そのセネガル代表の中でも中盤でキーマンとなっているのがプレミアリーグ・エバートンに所属するイドリッサ・ゲイェです。

今回はエヴァートンは守備の戦術において欠かせない存在となっているイドリッサ・ゲイェのプロフィールやプレースタイルを見ていきたいと思います。

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イドリッサ・ゲイェのプロフィール

 

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名前ーイドリッサ・ゲイェ(Idrissa Gueye)

国籍ーセネガル

出身地ーダカール

生年月日ー1989年9月26日

身長ー174cm

体重ー66kg

ポジションーMF

利き足ー右足

イドリッサ・ゲイェはセネガルの首都ダカールで生まれたサッカー選手で、キャリアのスタートは同じフランス語を共通語とするフランス・リーグアンのリール・メトロポールから始まりました。

2008-2009年頃からリールのセカンドチームにて頭角を現すと2010-2011シーズンにはトップチームに昇格、翌シーズンから公式戦35試合に出場するなど若くして主力の一角としてプレーをしていましたね。

2010-2011シーズンにはリーグ優勝も経験していますし、近年安定した成績を残すリールの強さに貢献していたと言えるでしょう。

この活躍を持って2015年にはイングランド・プレミアリーグのアストン・ヴィラに移籍が決定。ゲイェ自身はプレミアのレベルでもしっかりプレー出来ていましたがヴィラは降格してしまいます。

そのため2016年にはエヴァートンFCへの移籍し、キャリアを積んでいます。背番号は「17」ですね。

ゲイェの活躍にはビッグクラブも注目しているようでアーセナルなどが獲得を狙っているという報道もあります。

POINT

・リールで若くして主力でプレー

・アストンヴィラで力を見せるもチームは降格

・エヴァートンでは中盤で欠かせない存在に

イドリッサ・ゲイェのプレースタイルは?

プレミアリーグトップクラスの潰し屋

 

⚽️

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ゲイェの主なポジションはセンターハーフ、及び守備的ミッドフィルダーと呼ばれるポジションですね。

ゲイェのプレースタイルで特徴的なのは「カンテとも比べられる守備性能」、「運動量」、「タフでインテンシティの高いハードタックル」です。

ゲイェは中盤の底及びセンターライン付近に陣取り、エリアに侵入してきたボール(と選手)を狩りまくるプレースタイルで特徴的で「中盤の潰し屋」とも評すべき守備能力がウリの選手です。

身長こそ174cmと小柄なもののタックルに向かうスピードとインテンシティはかなりのレベルにあり、フィジカルも強靭でとくにかくタックルの出足が速いです。読みも鋭いですね。

特にエバートンが攻め込まれる機会の多いビッグクラブとの対戦時には中盤を締められる貴重な存在です。実際エバートンはゲイェがいないとボールが中盤を通過しやすくなり守備が緩くなってしまうことが多いですね。守備戦術において欠かせない存在になっているとも言えるでしょう。

さらにゲイェは運動量も豊富な選手で、中盤底での守備はもちろんのことセンターラインを越えて相手のトップ下やボランチなどボールタッチ数の多い選手を積極的に撃墜するようなアグレッシブな守備も得意です、プレーエリアも非常に広くピッチ上を広範囲にカバーできます。時には攻撃にも参加することがありますね。

その姿からチェルシーに所属するエンゴロ・カンテと比較する声も多いです。

カンテのプレースタイルはこちらも参考に→「どこにでもいる」フランス代表カンテのプレースタイルと性格

ちなみにプレミアリーグ公式サイトのスタッツセンターによると2016-2017シーズンのタックル数に関してゲイェは2位のカンテを抑えて、タックル成功数135回でプレミア1位の成績を収めています。

いかにゲイェのタックルの強さ、ボール奪取の巧さが抜けているかですね。

仕方ないがカードは貰いやすいタイプ

しかしゲイェはタックルが強烈な分カードを貰う事も多いです。上記のプレミア公式スタッツによると2016-2017シーズン、ゲイェが貰ったイエローカードは11枚でプレミア3位タイという多さのカードを貰っています。

プレースタイルを考えると多少のカードは仕方ないとは思いますが、ゲイェに序盤でイエローカードが出てしまうような展開になると守備はやはり多少アグレッシブさを欠くことになります。

そうなると強みである中盤守備の締めが機能しにくくなるので、カードを減らすことができればもっと怖い存在になるでしょうね。もちろんプレースタイル的に簡単なことではありませんが。

セネガル代表はこのゲイェとナポリに所属するクリバリを中心にかなり固い守備力を展開できます。前線で驚異のスピードを誇るマネ、運動量と守備で中盤を支配するゲイェ、絶対的な身体能力でボールを跳ね返すクリバリ、とセネガル代表はキーポジションにトップレベルの選手を配しているので非常に強力なチームと言えます。

マネのプレースタイルはこちらも参考に→セネガル代表マネのプレースタイルは?リヴァプールのスピードスター!

クリバリのプレースタイルはこちら→セネガル代表クリバリのプレースタイルは?パワーとビルドアップ技術を両立させる怪物DF

日本代表が勝つのは簡単ではないですが、ゲイェに関してだけ言えば早い時間帯にイエローカードを引き出すことができれば中盤のプレッシングが弱まり勝機が出てくると思いますね。

POINT

・攻撃の芽を潰せるタイプのセンターハーフ

・プレミアでもトップクラスのハードタックラー

・カードを貰うことは多い!