2016ー2017シーズンからリヴァプールFCに加わっているセネガル代表のサディオ・マネ。
最初のシーズンから13ゴールを挙げ、多くのチャンスメイクに絡むなど大活躍を見せましたね。スピードに特徴のある選手ですが、マネの長所はスピードだけではありません。
今回はそんなリヴァプールの戦術に欠かせないマネについてのプロフィールやプレースタイルを見ていきたいと思います。
サディオ・マネのプロフィール
名前ーサディオ・マネ(Sadio Mané)
国籍ーセネガル
出身地ーセディウ
生年月日ー1992年4月10日
身長ー175cm
体重ー69kg
ポジションーFW
利き足ー右足
サディオ・マネはセネガル出身で幼い頃は「ジェネレーションフット」というセネガルのサッカーアカデミーでプレーしていました。
その頃はボロボロの靴にボロボロのパンツでプレーしていたそうですね。
2011年にスカウトされて同じ言語が通じるフランスのメスにてプロリーグデビュー。
2012-2013年シーズンからはオーストリアのレッドブル・ザルツブルグに移籍して主力となります。
その後ロンドンオリンピックでの活躍などを経由して2014年にはイングランドプレミアリーグのサウサウプトンに移籍しています。
サウサンプトンでも大活躍したマネは2016年シーズンからリヴァプールFCに移籍。初年度からスタメンに抜擢されて安定的に出場機会を得ています。
ちなみに現リヴァプール監督のドイツ人ユルゲン・クロップはロンドンオリンピックの頃からマネに注目していたらしく、以前監督を務めていたボルシア・ドルトムントとは移籍寸前までいったそうですね。
移籍がなくなってもずーっとクロップはマネのプレーを追っていたそうなので、リバプールがマネを獲得したのもクロップの助言が大きいでしょう。
・セネガルのアカデミーからフランスに移る
・ザルツブルグ→サウサンプトンで継続的に活躍
・クロップが昔から注目していた逸材
サディオ・マネのプレースタイルは?
稲妻のようなスピードを誇るアタッカー
マネのポジションは基本的に1.5列目、または2列目のウイングです。右ウイングで使われることが多いですが、左も問題なくこなせます。さらにトップ下やセンターフォワードも場合によっては可能。攻撃的なポジションはほぼ全てできるプレーヤーですね。
プレースタイルに関して最大の長所はそのスピードです。
瞬発力と加速力、長い距離のランとスピードに関する全ての能力値が高く、相手DFを置き去りにするプレーが最も特徴的ですね。
異常に足が速いのでドリブルの際はちょっとボールを相手のマークから外すだけで簡単に抜き去る事が可能になっていて、ボックスに引いて固まる相手を崩すのに有効です。カウンターで裏を取るプレーは言わずもがな超人的なスピードであっという間に裏に抜けます。
単純なフィジカル的スピードだけでなく相手DFラインが上がる瞬間と下がる瞬間を見抜くセンスにも長け、ラインの隙間を突くランの技術も高いため余計に足が速いように見えます。
2017年、リヴァプールにはサラーという新たなスピードスターが加入しますが、数メートルの瞬間的なスピードならマネの方が速いかもしれません。
サラーのプレースタイルについてはこちらも参考に→まさに爆速!エジプト代表サラーのプレースタイルは?リヴァプール移籍!
テクも高くただのスピードプレーヤーではない
さらに2歳の頃からボールと一緒に過ごしていると自負するだけあってボールコントロール技術も高く、ボールタッチの際は常に自分の周りをコンパスで描くようにボールを保持できる稀有な才能を持った選手と言えます。
一応利き足は右足ですが、左足も遜色のないクオリティを誇り、パス、ドリブル、シュートを両足で精度高く操れます。
間違いなく足が速いだけの一介のスピードプレーヤーではありません。柔軟かつ万能なプレースタイルを持っていると言えるでしょう。
そしてマネの凄い所は判断のスピードも速いという所にもあります。
頭の回転が非常に速く、次のプレーでパスするか?ドリブルするか?反転してキープか?味方とコンビネーションで崩すか?それとも打ってしまうか?バックパスもあるよね?空きそうなポジションはどこだろう?と自分がボールを受ける前から起こり得る未来を想定し、いざボールを受けると素早く判断してチャンスにつなげる能力を持っています。
マネ自身がテクニックに優れたタイプであるため基本的にはボールを持ってプレーに関与する選択肢をチョイスする事が多いですが、マネが相手陣内で発揮するこの判断力とプレースタイルはリヴァプールの戦術において大きな役割を果たしていると言えるでしょう。
実際に2016-2017年にマネがアフリカネイションズカップに参加するため離脱した時はリヴァプールは大きく成績が大きく停滞しましたね。
ここにマネのプレー動画をシェアします。
もはやマネはリヴァプールにおいてキーマンと言っていい存在と言えるでしょう。
2017年4月のエヴァートン戦、「マージーサイドダービー」において膝の半月板を損傷し、手術したマネですが、回復は順調に進んでいるそうなので2017ー2018シーズンのプレーにも期待したいですね。
・プレミアトップクラスのスピード
・テクニックが高い!ボールは友達系の選手
・判断も速いし適確でリヴァプールには欠かせない