ドリンクウォーターのプレースタイルは?チェルシーに移籍決定!

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2015-2016シーズンにプレーミアリーグ奇跡の優勝を果たしたレスター・シティにおいて欠かせない存在だったのがダニー・ドリンクウォーターです。

レスターでの活躍からイングランド代表にも度々招集されていますね。

さらに近い将来のステップアップもほぼ確実になっており、チェルシーFCなどプレミアリーグのビッグクラブが獲得を狙っている存在でもあります。※追記チェルシーへの移籍が決定しました。

今回はそんなドリンクウォーターのプロフィールや珍しい名前について、プレースタイルなどを見ていきたいと思います。

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ダニー・ドリンクウォーターのプロフィール

名前ーダニエル・ノエル・ドリンクウォーター(Daniel Noel Drinkwater)

国籍ーイングランド

出身地ーマンチェスター

生年月日ー1990年3月5日

身長ー177cm

体重ー70kg

ポジションーMF

利き足ー右足

ドリンクウォーターってすごく特徴的な名前ですよね。直訳すると「飲料水」です。日本で言うと「御手洗さん」みたいな感じでしょうか?珍しいけど無くはないという感じの名前ですね。

さてそんなドリンクウォーターは今でこそレスターのイメージが強いですが、元々イングランド北西部のマンチェスターの出身で、幼い頃はマンチェスター・ユナイテッドの下部組織でプレーをしていました。

しかし一応トップチーム昇格は果たし、ベンチ入りをするものの層の厚いマンチェスター・ユナイテッドではポジションがなく、出場はゼロ。

ハダースフィールド(当時3部)、カーディフ・シティ(当時2部)、ワトフォード(当時2部)、バーンズリー(当時2部)などシーズン毎にレンタル移籍を繰り返すようなサッカーキャリアを送ってきました。

そして結局マンチェスター・ユナイテッドには戻れず、2011-2012年に当時2部のチャンピオンシップに所属していたレスター・シティに完全移籍することになります。

レスターでは主力として定着、2013ー2014シーズンには2部優勝とプレミアリーグ昇2015-2016年にはすっかり有名になった「ミラクル・レスター」において不動のスタメンとしてプレミアリーグ優勝に貢献しています。

ずっとレスターに留まることはないはずで、チェルシーなど複数のビッグクラブが獲得を狙っています。

若い頃はマンチェスター・ユナイテッドで苦労していたドリンクウォーターですが、イングランド代表にはU-18世代に初招集されており、レスターで活躍してからはA代表にもちょくちょく呼ばれるようになってきましたね。競争は激しいですが、ロシアW杯メンバー入りも狙えます。

POINT

・マンチェスター出身でユナイテッドのユース出身

・レスターシティにて主力として定着

・イングランドA代表入りも果たす

ダニー・ドリンクウォーターのプレースタイルは?

運動量とパス技術に定評があるリンクマン

ドリンクウォーターのポジションはセンターハーフです。

プレースタイルはイングランド人のセンターハーフらしく縦横の運動量が豊富なタイプですが、従来のイングランド的センターハーフとは違う特徴も持っています。

それはビルドアップ、及びフィードやロングスルーパスなど繊細かつ時に豪快にゴールに近づけるパスセンスです。

ドリンクウォーターは中盤で動きまわりながらパスを貰い、そして前方にパスを再び配球するという「リンクマン」のようなプレースタイルを持っており、レスターでは非常に重要な繋ぎ役となっています。

またパスをリンクするだけでなく状況に応じてフォワードが裏のスペースに抜け出せるような決定的なロングスルーパスを3列目の位置から出す事も多く、これもカウンター戦術が得意なレスターにおいて重要な攻撃のアクセントになっています。

プレミアリーグを制した時のレスターはエンゴロ・カンテが奪ったボールをドリンクウォーターが前線に配球し、リヤド・マフレズがボールを運んで岡崎慎司がフリーランを仕掛け、ジェイミー・ヴァーディがゴールを決めるというパターンがほぼ方程式化していましたね。

現チェルシーのカンテのプレースタイルはこちらも参考に→「どこにでもいる」フランス代表カンテのプレースタイルと性格

これも移籍しそうなマフレズのプレースタイルはこちら→アルジェリア代表マフレズのプレースタイルは?ハリルホジッチが発掘?

つまりレスターの司令塔的ポジションを担っていたのはドリンクウォーターで、彼がいなければレスターの優勝はなかったでしょう。

身長は177cmとまあまあですが、守備時の運動量も豊富なのでそこまで大きな問題にはなりません。

チェルシー移籍の可能性!

移籍先としてはチェルシーに獲得の噂がありますね。チェルシーは世界中から選手が集まるビッグクラブでもあり、「22歳までに3年間をイングランド国内で過ごしている選手」をメンバーに入れなければならない「ホームグロウン」という制度を達成するのに苦心しているチームです。

ゲームメイクもできて守備も上手いネマニャ・マティッチがマンチェスター・ユナイテッドに移籍してしまったこともあり、ホームグロウンルールもクリアできるドリンクウォーターをチェルシーが獲得するのはとても現実的な話に感じます。

マティッチのプレースタイルはこちらも参考に→セルビア代表マティッチのプレースタイルは?マンU移籍決定!

センターハーフの層も厚いとは言えないので出場機会も十分に得られるでしょう。

※2017年追記チェルシーへの移籍が決定

いずれにしてもビッグクラブでプレーできる能力は十分にあるのでドリンクウォーターのさらなる活躍を期待しています。

POINT

・運動量が豊富でパスを繋ぎまくるリンクマン

・繋ぐだけでなくゴールに直結するスルーパスも出せる

・チェルシーでもやれる力はある