セルビア代表マティッチのプレースタイルは?マンU移籍決定!

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「デカくて足元が上手い」という才能は現代のサッカー界、特にセンターハーフ界隈ではスタンダードとして求められる要素になってきていますよね。

一昔前までは身長の大きい選手は足元が苦手な事が多かったですが、最近は大柄なのに足元も上手い選手が本当に増えました。

その中でも特に近代型のアンカー、センターハーフとして体格、フィジカルの強さと足元のテクニックを兼ね備えている選手がセルビア代表のネマニャ・マティッチです。

チェルシー時代からモウリーニョお気に入りの選手ですが、そのプレースタイルはどのようなものなのでしょうか?

※2017年マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決定しました。

プロフィールや経歴と共に見ていきたいと思います。

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ネマニャ・マティッチのプロフィールと経歴

セルビア代表マティッチのプロフィール

 

Take a bow, Nemanja Matic. That was special! 💥#CFC #FACup

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名前ーネマニャ・マティッチ(Nemanja Matić)

国籍ーセルビア、スロバキア(代表はセルビア)

出身地ーシャバツ(セルビア)

生年月日ー1988年8月1日

身長ー194cm

体重ー82kg

ポジションーMF

利き足ー左足

ネマニャ・マティッチが生まれたのは1988年。当時はユーゴスラビアと呼ばれていた国のシャバツ(現在はセルビア領)という街出身の選手です。

サッカーキャリアのスタートは母国セルビアのイェデンストヴォ・ウブという小さなクラブでした。

小さな頃から大柄だったマティッチは徐々に所属クラブをステップアップさせ、2007年にはスロバキアのMFKコシツェ、2009年には20歳にしてビッグクラブであるプレミアリーグ・チェルシーFCに移籍することになります。

しかしチェルシーは層が厚く、またマティッチ自身この時は体格に見合うほどのパワーがなかったため出場機会を得られず、オランダのフィテッセにレンタル移籍で出されてしまいます。

そして2011年にはポルトガルのベンフィカに完全移籍。

チェルシーに帰還

当時はもうプレミアには戻れないのか?と思いましたが、ベンフィカで主軸として大活躍。

2013年シーズンからチェルシーに復帰していたポルトガル人監督ジョゼ・モウリーニョの意向もあって2014年にマティッチはチェルシーに戻ってきました。

以前と違い、戻ってきたチェルシーでは完全に主力として定着。

2017年オフにはさらにモウリーニョのいるマンチェスター・ユナイテッドへ移籍する可能性が報道されています。

※2017年マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決定しました

POINT

・ユーゴスラビア生まれのセルビア代表

・20歳の頃一度チェルシーに在籍するも出場機会を得られず放出

・移籍先のベンフィカで大活躍し、チェルシーに復帰

ネマニャ・マティッチのプレースタイル

194cmと大柄な守備的ミッドフィルダー

マティッチのポジションは基本的に守備的ミッドフィルダー。

194cmという大柄な体格を活かしたパワーとボール奪取に長所があるアンカータイプの選手です。

長い手足でボールを絡めとるように奪い、攻撃の芽を摘むことが可能。ボールホルダーへのアタックも強烈。言うまでもなく空中戦は無敵です。

チェルシーから一度放出されたときはパワーが足りなかったそうですが、復帰した2014年からはプレミアリーガーらしいタフなタックルを仕掛けるようになっていて、初スタメン時にはスカイスポーツで解説を務めている辛口解説者ギャリー・ネビルやジェイミー・キャラガーがそのパワフルさを珍しく手放しで称賛していましたね。

ボールタッチも柔らかく、ゲームメイクも上手い

また大柄で手足が長いわりに足元のテクニック、パスセンス、シュート精度などテクニックが高いのもこのマティッチの特徴の一つ。

非常にボールコントロールが巧みで特に利き足である左足付近の懐が深く、DFのタックルをかいくぐりながらボールを収めてそこから前線また逆サイドに鋭いパスを展開できます。

ミドルシュートも強烈で威力が高いだけでなく精度、それからオーバーラップしてきて打つタイミングも絶妙で攻撃にアクセントを加えています。

身のこなしも非常に軽やかですからプレーを一目見れば一介のフィジカルプレーヤーではないことがよく分かりますね。

視野も広くて配球役としても高いクオリティを誇り、バイタルエリアにも結構顔を出すアグレッシブさも持っている選手で、上述の高さ、守備と合わせて理想的なボランチだと言えるでしょう。

こういうパワフルな選手が好きなモウリーニョが獲得を希望しているとされていますが・・・どうなるでしょうか。

もしマンチェスター・ユナイテッドに移籍が決まれば中盤がフェライニ、マティッチ、ポグバとかいう頭が痛くなりそうな構成になる可能性もありますね。笑

フェライニのプレースタイルはこちらも参考に→ベルギー代表フェライニのプレースタイルは?プレミア屈指のフィジカルと空爆力

ポグバのプレースタイルはこちら→フランス代表ポグバのプレースタイルは?フィジカルと技術の両立では世界一か

※追記2017年マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決定しました。

マンチェスター・ユナイテッドにはなんとマティッチの代理人自らモウリーニョに売り込みがあったようで、マティッチとモウの信頼関係が分かりますね。プレーが非常に楽しみです。

POINT

・194cmと大柄で見た目通り空中戦とフィジカルが強い

・大きいわりにボールタッチも柔らかくてテクニックがある

・散らすパスもミドルシュートも上手い理想的なボランチ