クロアチア代表ヴルサリコのプレースタイルは?アトレティコ右サイドのスタミナお化け

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シメオネが監督に就任して以来リーガで続いてきたバルセロナ、レアル・マドリードの2強時代を終わらせたアトレティコ・マドリード。

グリーズマンというワールドクラスのストライカーが強力なのは言うまでもないですが、何よりチーム全員で4-4-2の守備ブロックを敷き、90分間全員がピッチ上を駆けずり回る戦術が機能していますよね。

そんなアトレティコの戦術においてはサイドバックのアップダウンがとても重要で、現在右サイドにてその役割を担っているのがクロアチア代表のシメ・ヴルサリコです。

今回は成長著しいヴルサリコのプロフィールやプレースタイルを見ていきたいと思います。

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シメ・ヴルサリコのプロフィール

 

¡Ya ha comenzado la pretemporada! Por cierto lo del escudo…#ElEscudoNoSeToca

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名前ーシメ・ヴルサリコ(Šime Vrsaljko)

国籍ークロアチア

出身地ーザダル

生年月日ー1992年1月10日

身長ー183cm

体重ー75kg

ポジションーDF、MF

利き足ー右足

ヴルサリコは当時ユーゴスラビアの支配下にあったクロアチアのザダルという街の出身で、幼いころは地元のクラブでプレーした後クロアチアの名門ディナモ・ザグレブの下部組織で本格的なサッカーキャリアをスタートさせます。

その後ロコモティヴァ・ザグレブへのローン移籍を経てクロアチアリーグで活躍し、2013年にイタリアセリエAのジェノアに移籍、2014年に同リーグのサッスオーロに移籍して活躍していました。

主にセリエAを舞台に成長した選手だと言えるでしょう。

そして2016年には年齢を重ねてきたフアンフランの後釜としてアトレティコ・マドリードに移籍することになるのです。

クロアチア代表ではU-17世代の頃から招集されている選手で、A代表としても2012年のEUROや2014年ブラジルワールドカップなどに出場しています。

POINT

・ディナモザグレブの出身

・セリエAで頭角を現す

・アトレティコでも主力に

シメ・ヴルサリコのプレースタイルは?

スタミナ豊富に右サイドを制圧

 

Hemos remodelado la cuenta para que os deis cuenta de que no somos el oficial💪

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ヴルサリコの主なポジションはサイドバックです。右利きなので基本的には右サイドバックに入ることが多いですが、左サイドバックでも問題なくプレーができ少し上がり目のウイングバックでもプレーができる選手です。

ヴルサリコのプレースタイルで特徴的なのは「絶対的なスタミナ」と「クロスボールの精度」、「攻撃に推進力を加えるオーバーラップのスピード」です。

現代サッカーにおいてサイドバックというポジションには様々な仕事が要求されます。時には中央でインサイドハーフのように振る舞わなければならないチームもありますよね。

しかしシメオネ率いるアトレティコ・マドリードのサイドバックに求められる動きはサイドを90分間上下し続け、対人守備と仕掛からのクロスボールの供給という比較的オーソドックスなサイドバックの動きです。

ただ比較的オーソドックスとは言ってもシメオネがサイドバックに求めるプレークオリティの高さは欧州屈指。

ボールを奪われたら全速力で自陣に戻って4-4ブロックに入らなければなりませんし、サイド攻撃を仕掛ける時も全速力でオーバーラップしなければなりません。

したがってアトレティコのサイドバックには絶対的なスタミナが求められることになります。

ヴルサリコはこのスタミナの数値が非常に優秀で、90分間プレーインテンシティを落とすことなくピッチを上下する事が可能な選手です。

左サイドのフィリペ・ルイスもそうですが、アトレティコのサイドバックは本当に見ててこっちが吐き気を覚えるほど走り倒していますね。

ルイスのプレースタイルはこちらも参考に→ブラジル代表フィリペルイスのプレースタイルは?アトレティコの超攻撃的サイドバック

スピードとクロス、推進力も

またヴルサリコは攻撃的サイドバックのプレーで最も重要なスピードクロスボールの精度も備えています。

特にクロスボールはアトレティコの新しい武器といっても過言ではないほど正確かつダイナミックでサイドから一発で勝負を決めるほどの精度を持っていますね。

2018年のアトレティコ・マドリードにはチェルシーからジエゴ・コスタという強力なストライカーが加入したのでヴルサリコのクロスボールはさらに重要度を増しています。

ヴルサリコのこういったスタミナ、スピード、クロスボールはアトレティコの右サイドにとって欠かせない要素になってきていると言えるでしょう。

また、アトレティコの右サイドハーフにはコケか新加入のビトーロが入る事が多いです。

サイドプレーヤーであるビトーロの場合は問題ないのですが、コケの場合だとブルサリコの仕事はより重要な位置を占めることになります。

というのもコケはスペイン人らしいテクニックに長けた本来センター寄りのプレーヤーであるため、右サイドハーフに入った時でも中央に寄ってゲームメイクに加わる機会が比較的多く、その場合右サイド攻撃に幅と深みを取るのは右サイドバックであるヴルサリコになるからです。

コケのプレースタイルはこちらも参考に→スペイン代表コケのプレースタイルは?アトレティコの中盤を支えるプレーメイカー

こういったチーム事情から考えてもブルサリコのスタミナとスピードを活かしたダイナミックなプレースタイルは非常に重要ですね。

ヴルサリコの課題は?

しかしヴルサリコにはまだまだ足りない部分もあります。

まずは守備です。ヴルサリコはフィジカルコンタクトの強さ自体は悪くないのですが、やはり経験豊富なフアンフランに比べると安定感で劣り、強力なウインガーが相手だと後手を踏む事も多いです。

エイバルと対戦した際は乾貴士にも手を焼いていましたね。

この守備対応は改善しなければならないでしょう。

それと、上記の通りヴルサリコは威力の高いクロスボールが武器の選手ですが、まれに「あれ?今日どうしたんですか?」と画面に向かって言いたくなるほどクロスが絶不調な日があります。技術的な問題ではなく調子の問題で、です。

こういった不調の時になんとか精度をアジャストするようなメンタル性にも成長の余地があると思います。いずれにしてもプレーの安定感が課題だと言えるでしょう。

とはいえ好調時のプレーは非常に迫力があり、クオリティも高い選手ですのでアトレティコ、及びクロアチア代表の試合を観戦する時は右サイドを走り回るヴルサリコに注目するといいでしょう。

POINT

・アトレティコのSBに必須なスタミナ

・一撃必殺のクロスボール

・安定感はまだまだ