韓国代表ソンフンミンのプレースタイルは?アジア屈指の性能を誇るトッテナムのアタッカー

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2017-2018シーズンのトッテナムは絶対的エースであるハリー・ケインを中心にすさまじい得点力を誇っています。

前線の選手はどれも強力な選手ばかりですが、中でも今季好調を維持しているのが韓国代表のソンフンミンです。

ドリブルやカットインシュートで独力で状況を打開できるアジア人としては特異なプレースタイルが特徴的ですね。

今回はそんなソンフンミンのプロフィールやプレースタイルを見ていきたいと思います。

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ソンフンミンのプロフィール

 

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Son HeungMin(손흥민)🇰🇷さん(@hm_son7)がシェアした投稿 –

名前ー孫興民(ソンフンミン)

国籍ー韓国

出身地ーチュンチョン

生年月日ー1992年7月8日

身長ー183cm

体重ー77kg

ポジションーFW

利き足ー両足

ソンフンミンは幼い頃サッカークラブには所属せず元韓国代表の父ソン・ウンジョンの元でトレーニングを行っていました。

Kリーグには進まず、韓国の優秀な選手を海外に送り込むプロジェクトの対象選手に選ばれ2008年にドイツブンデスリーガのハンブルガーSVの下部組織に入団します。

2010年には正式にハンブルガーと契約を結び、2010-2011シーズンに3ゴール、2011-2012シーズンに5ゴール、2013-2014シーズンに12ゴールと順調に成績を伸ばしていましたね。

この活躍により2013-2014シーズンにはブンデスリーガの強豪レヴァークーゼンがソンフンミンを獲得、ここでも10ゴール→11ゴールと大活躍を見せます。

そして2015ー2016シーズンにはイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーにアジア人歴代最高額となる約41億円で移籍、初年度こそ苦しんだものの2016-2017シーズンには公式戦21ゴールという成績を挙げて能力を見せつけています。背番号は「7」番です。

兵役義務はどうなる?

韓国という国は兵役義務がある国です。基本的に30歳を迎えるまでに入隊し、2年間の兵役義務に就かなくてはなりませんが、ソンフンミンも今のところその対象です。

ただしこの兵役義務には免除制度というルールもあってサッカー選手の場合「オリンピックでメダルを獲得」か「アジア大会で1位」という条件が必要です。

ソンフンミンは参加したリオデジャネイロオリンピックでメダルを逃したためもう残されている免除のチャンスは多くありませんが、2018年ジャカルタアジア競技大会(クラブは派遣義務なし)で1位になれば兵役を免除できる可能性もあります。

またベスト4に入った日韓ワールドカップでも特別に出場選手に兵役免除措置がされたためロシアワールドカップで特別な好成績を残せばそれも可能性はゼロではないでしょう。

いずれにしてもプレミアリーグでこれだけの活躍をしている油の乗った選手が2年間も欧州の舞台から離れるのは残念なのでなんとかしてもらいたいですね。

POINT

・ブンデスリーガからキャリアスタート

・トッテナムでも重要な選手に

・兵役義務がどうなるかが注目点

ソンフンミンのプレースタイルは?

積極的なドリブルでガンガン仕掛けるアタッカー

さて兵役の件は一旦置いておきソンフンミンのプレースタイルを見ていきましょう。

ソンフンミンの主なポジションはセンターフォワードやウイングといったアタッカーポジションです。最近は左ウイングを主戦場としていますね。

プレースタイルで特筆すべきは「個人で状況を打開できるドリブル」と「両足で決められるシュートの決定力」、「ダイアゴナルに走る動きのスピード」ですね。

ソンフンミンはアジア人では比較的少ない性能の高いアタッカーです。左ウイングの位置でサイドに開いてプレーをすることが多く、ボールを持って相手の最終ラインにガンガンドリブルで突っかけていきます。

ボールタッチも繊細で足からボールをほとんど離さずにコントロールできますし、囲まれてもキレよく逆の方向にボールを出して脱出できます。瞬発力も素晴らしく、中距離の走り合いになっても簡単に相手のラインをブレイクすることができますね。

アジアにももちろん優秀なドリブラーは数多くいますが、ソンフンミンほどソリッドで相手にダイレクトにゴールに向かう怖いドリブルを仕掛けられる選手はほとんどいないでしょう。

そしてドリブラーの選手は抜いた後のシュート決定力に難のある選手も多いですがソンフンミンはブンデスやプレミアで二桁ゴールを何度も記録しているように非常に決定力が高いです。

ほとんど両利きと言っていいほど左右どちらでも正確なシュートを打てますね。特に得意としているのはサイドからカットインして打つシュートで、確実に対角線で結んだゴールのファーサイド、黄金コースに鋭いシュートを打てます。

シュートレンジも広く、ペナルティエリア外でボールを受けて振り向きざまにミドルシュートを打つようなプレーも多いですね。ハンブルガー時代から印象に残る「ゴラッソ」が多いのもこのシュートコントロール技術によるものが大きいでしょう。

スピードと質を備えたフリーランもできる

さらにソンフンミンはドリブルとシュートだけでなく年々動きのパターンを増やし質を高めています。

特に2017-2018シーズンのトッテナムで目立つのはカウンターの際に左サイドから中央や右サイドに斜めに走る「ダイアゴナル」のランです。

タイミングも抜群でスピードもかなりのレベルですね。トッテナムにはハリー・ケインやデレ・アリというエース級がいますが、足が極端に速いわけではないのでカウンターの際はまずソンが斜めに走って相手のマークをずらしていきます。

これが本当に効果的で少ない人数でも効率的にカウンターを成立させることができますね。

ケインのプレースタイルはこちらも参考に→プレミア2年連続得点王ハリー・ケインのプレースタイルは?トッテナムのエース!

アリのプレースタイルはこちら→イングランド代表デル・アリのプレースタイルは?トッテナムの若き大天才

トッテナムは2017-2018シーズン非常に好調ですが、ソンフンミンがかなり攻撃で効いているというのも一因になっているでしょう。

いずれにしてもソンフンミンはドリブルとシュートとスピード、攻撃時の積極的な仕掛けによって状況を個人で打開できるアジア人のアタッカーとしては非常にレアな選手です。

兵役の件は気になりますが、ロシアワールドカップでの活躍も楽しみですね。

POINT

・ドリブルで守備に突っかけられる

・シュートも正確で弾速も速く両利き

・カウンターで発揮されるフリーランも強力

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