オーストラリア代表ロギッチのプレースタイルは?セルティック所属のトップ下

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2017年6月に行われたFIFAコンフェデレーションズカップでドイツ相手に得点を挙げたのがセルティックに所属するオーストラリア代表のトム・ロギッチです。

サイズが大きいうえに足元が上手く、セルティックでも主力の一角として活躍していますね。そしてロギッチはオーストラリア代表なので日本代表と今後も対戦する機会が多く、警戒しなければならない選手の一人です。

今回はそんなトム・ロギッチのプロフィールやプレースタイルを見ていきたいと思います。

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トム・ロギッチのプロフィール

 

🌏 Tom Rogic and @socceroos take on Germany in their first game of the #ConfedCup this afternoon. Good luck, Tom! #AUSGER

Celtic FCさん(@celticfc)がシェアした投稿 –

名前ートーマス(トム)・ピーター・ロギッチ(Tomas Petar Rogic)

国籍ーオーストラリア

出身地ーグリフィス

生年月日ー1992年12月16日

身長ー189cm

体重ー89kg

ポジションーMF、FW

利き足ー左足

ロギッチは幼い頃にオーストラリアにあるナイキのフットボールアカデミーでサッカーを学んでいました。

最初に所属したトップクラブは独立リーグに所属するオーストラリア国立大学のサッカーチームANU・FC

次の年にはベルコネン・ユナイテッドに移籍します。ちなみにこのときロギッチは10代でしたが、オーストラリアのフットサル代表にも選ばれるなど期待のプレーヤーでした。

その後ロギッチは初めてのプロAリーグ(オーストラリアリーグ)チームとなるセントラルコースト・マリナーズに獲得され、ゴールや若手選手賞を受賞するなど活躍を見せます。

この活躍によりスペインのセルタやラージョ、イングランドのフルハムやベルギーのクラブ・ブルージュなど多数の欧州中堅クラブがロギッチに興味を示しますが、結局ロギッチが移籍したのはスコティッシュプレミアリーグに所属するセルティック

セルティックでは当初怪我と適応に苦しみ、一時Aリーグのメルボルン・ヴィクトリーにレンタルに出されるなど苦戦していましたが、2015ー2016シーズンにはリーグ30試合出場で8ゴール、2016ー2017シーズンには21試合7ゴールを挙げるなどセルティックの中心として活躍しています。

POINT

・若い頃はフットサルの代表に選ばれたことも

・セントラルコーストで活躍

・セルティックでもすでに主力になる

トム・ロギッチのプレースタイル

サイズとテクニックを併せ持つ選手

ロギッチの主なポジションはトップ下、もしくはシャドー気味のアタッカーです。

身長が190cm近くあり、その高さを活かしたフィジカルとパワーは大柄な選手が特に多いスコットランドリーグでも圧倒的で、高さで攻撃の起点を作ることが可能なタイプです。言わずもがな空中戦は非常に強いですね。これは見た目通りの凄さと言えるでしょう。

しかしロギッチの本当の凄さは別の部分にあります。上記で紹介しましたが、ロギッチはフットサル代表にも選ばれた経験があるように足元の技術が抜群に高いのです。プレースタイルも大柄な見かけによらず左右に長短のパスを振り分ける事ができるため司令塔のように振る舞う事もできます。

オーストラリア代表ではドリブル技術とスピードで敵陣に突っ込むヘルタ・ベルリンのマシュー・レッキーのような選手を走らせるのもとても上手でセンスを感じます。身体能力と個人技だけでなくコンビネーションでも崩してくる怖さがロギッチにはありますね。

オーストラリア代表の同僚レッキーのプレースタイルはこちらも参考に→オーストラリア代表レッキーのプレースタイルは?原口のライバルか?

足元へ収めるトラップ、ファーストタッチも上手いですね。この高身長と長い足で足元にピッタリボールを収められては奪い切るのがとても大変です。ワントップでキープ力を発揮することができますね。オーストラリアと言えば高身長のフィジカルプレーヤーが目に付きやすいですが、これだけ足元の上手い選手は今までほとんどいませんでしたね。

2017年夏に開幕したスコティッシュプレミアリーグでもすでに2アシストをマークしています。

ミドルシュートで得点も奪えるタイプ

ミドルシュートも強烈。セルティックでもミドルシュートによるゴールが非常に多く、対戦相手はこれも警戒しなければなりません。2017年のコンフェデレーションズカップでは優勝したドイツ相手にミドルシュートでゴールをこじ開けた姿は印象的です。

またペナルティボックスへのランの数も豊富ですね。大きさだけでなく万能性も際立っている選手だと言えます。

このようなプレースタイルからロギッチは近年パスサッカーに方向を変えつつあるオーストラリア代表において必須の存在と言えるでしょう。オーストラリアにはプレミアリーグのハダースフィールドに所属するアーロン・ムーイという選手もいますが、ムーイは動き回って底からゲームを作るタイプで、前からボールに関わり、試合を作るロギッチとは微妙に役割とエリアが異なります。

ムーイのプレースタイルはこちらも参考に→オーストラリア代表ムーイのプレースタイルは?ハダースフィールドの10番!

日本代表からするとこういうロギッチみたいなデカくて巧くてミドルシュートが強烈というタイプは一番苦手なのではないでしょうか。ペナルティエリア前で高さとパスとミドルで選択肢を押し付けられると対処はかなり難しいと思います。いざとなればロングボール放り込みのターゲットも可能ですからね・・・

噂ではアーセナルなどもロギッチを狙っているらしく・・・セルティックからステップアップする可能性もあるのでこれからも注目すべき選手と言えるでしょう。

POINT

・大きさも凄いがテクニックはもっと凄い

・タッチも柔らかくてパスを散らすこともできる

・オーストラリア代表では要注意の選手!

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