ボルシア・ドルトムントやドイツ代表でも主力となる能力を持っているマルコ・ロイス。
ルックスが良く顔立ちが端正なため日本の女性にも非常に人気がありますよね。
しかし残念ながらロイスは非常に怪我の多い選手であるため1年を通してプレーを楽しめる事はそんなに多くありません。怪我の原因としては彼のプレースタイルも大きく影響しているのではないでしょうか。
今回はそんなマルコ・ロイスのプロフィールやプレースタイルやちょっとやんちゃなエピソードを紹介したいと思います。
マルコ・ロイスのプロフィールやプレースタイル
マルコ・ロイスのプロフィール
名前ーマルコ・ロイス(Marco Reus)
国籍ードイツ
出身地ードルトムント
生年月日ー1989年5月31日
身長ー180cm
体重ー67kg
ポジションーFW、MF
利き足ー右足
マルコ・ロイスはドルトムントのプレーヤーとしての印象が強いですよね。何度もドルトムントへの愛情を示すようなコメントをしていますし、キャプテンを務める事もあります。
それもそのはずロイスはドルトムント出身でドルトムントユース育ちという生粋の「シュヴァルツゲルプ(黒と黄色、ドルトムントの愛称)」なのです。
しかし・・・2006年体の細かったロイスは当時ブンデスリーガ3部や地域リーグを行ったり来たりしていたロート・ヴァイス・アーレンというクラブに放出されてしまいます。
生まれ育ったクラブから放出されるのは相当な悔しさだったでしょうが・・・ロイスはそれをバネに活躍を続け、2009年にブンデスリーガ1部の名門ボルシア・メンヘングラントバッハに移籍を果たします。
2011ー2012シーズンにはドイツ最優秀選手賞を獲得。
そうしてシーズン終了後の2012年夏に晴れて生まれ故郷のボルシア・ドルトムントと再び契約をする事ができました。
ハンサムで日本でも大人気
ロイスは非常にイケメンです。
日本でドルトムントの人気がレアル・マドリードやバルセロナにも劣らない理由は香川真司選手が在籍しているからという理由だけでなくこのロイスがいるからという人もいます。
アジアツアーで日本を訪れた時も空港にはたくさんの女性ファンがいましたね。本人は「日本ではまるでアイドルみたいだった」と語っています。
人気アイドルグループ「欅坂46」の影山優佳さんも「目標はドルトムントのマルコ・ロイス」と言っています。意味はよく分かりませんがとにかく日本で人気があるという事の証明だと思います。
結構やんちゃ?
ロイスは他人に対してはかなり優しい性格ですが、一部結構やんちゃな性格も持っています。
その一部とは車に関する事。
サッカー選手はしょっちゅうスピード違反で警察に捕まっていますがロイスもその交通違反常習者の一人。
何度もスピード違反を起こして免許停止処分を受け、その間も無免許運転を繰り返すなどしています。さらに2009年には偽造免許証を購入して運転していたとされ罰金刑も受けています。
他の選手に文句を言ったりする人ではないのですが・・・車に関してだけはどうもルールを守れないみたいですね。
マルコ・ロイスのプレースタイルと怪我
マルコ・ロイスのプレースタイル
マルコ・ロイスは運転する車も速いですが自身の足もすごく速い選手です。
ポジションは主に2列目でウイング、トップ下がメイン。センターフォーワードもやる事があり、攻撃的なポジションはほとんどこなせると言っていいでしょう。
最大の特徴はドリブルの加速力です。ボールを長く持ってエリアに持ち込むタイプのドリブラーではなく、シンプルかつ短いタッチで鋭く切り込んでいくタイプのドリブラーですね。
とにかくランニングスピードが速く、ヨーイドンの競争ではまず負けません。チームメイトもロイスにパスを出す際は数歩先に出すようにしています。
ドリブルを得意とする選手はボールを持ちたがりますがロイスはどちらかというスペースを見つけてそこを突くフリーランニングを絡めたドリブルが上手いです。後方からラストパス、クロスボールに飛び込むのも上手。ワントップ起用される事があるのも理解できるゴール嗅覚を持ち合わせている選手と言えます。
またゴールに背を向けてボールを受けた後のターンも非常に速くて上手い。特にその際たまに一瞬ニュートラルのような状態になっている事もあり、余裕を持ってボールを受けられている事の証明だと思いますね。
怪我が多い「ガラスのエース」
そんなマルコ・ロイス唯一の欠点は「怪我の多さ」が挙げられるでしょう。
ドルトムントに来てから年間を通して稼働した事はほとんどなく、頻繁に怪我で離脱しています。2014年ブラジルワールドカップ、2016年EUROという大きな大会も怪我のため出場できませんでした。
足首の靭帯、つま先の骨折など様々な怪我をしているロイスですが・・・特に悩まされているのは内転筋の痛みと恥骨炎というサッカー選手にとっては職業病と言ってもいい怪我です。
怪我は体質もあるので何とも言えませんが・・・スピードの爆発力が凄い選手だけに掛かる負担も相当なものかと思うのでそのスピードが原因なのでしょうか?ガレス・ベイルなんかもスピードがありすぎてしょっちゅう怪我をしていますよね。
ベイルのプレースタイルはこちらも参考に→ウェールズ代表ガレス・ベイルのプレースタイルは?復活を期すレアルの怪物
本人は体質を改善するためにトレーニングを続けているそうですが、現状改善の兆しは見られていません。ロイスのプレーが計算できるかどうかはドルトムントにとってもドイツにとっても大きいと思いますけどね・・・こればかりは生まれ持ったものとして付き合っていくしかないのかもしれません。
同じようにスピードが武器のチームメイト、オーバメヤンの性格などについてはこちらもご参考下さい→オーバメヤンの性格とファッションが個性的!やり過ぎて罰金も?