ベルギー代表ナインゴランのプレースタイルは?強面なインテルの忍者

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現代サッカーにおいて運動量が豊富で守備に強く当たれる選手は非常に重要ですよね。今はどこのチームも基本的に中盤でボールを奪って速攻につなげるサッカーをしています。

そういった戦術において最も重要となるのは守備的ミッドフィルダー、センターハーフといったポジションですが、現代においてそのポジションでトップクラスの力を持っているのがローマのベルギー代表ラジャ・ナインゴランです。

今回は「忍者」と呼ばれ、能力的にはビッグクラブに移籍してもおかしくないナインゴランのプロフィールとプレースタイルを見ていきたいと思います。

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ナインゴランのプロフィール

 

😘

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名前ーラジャ・ナインゴラン(Radja NAINGGOLAN)

国籍ーインドネシア、ベルギー(代表はベルギー)

出身地ーアントワープ

生年月日ー1988年5月4日

身長ー175cm

体重ー65kg

ポジションーMF

利き足ー右足

ナインゴランはベルギーのアントワープ出身ですが、父親がインドネシア人であるためインドネシアとベルギー両方の国籍を所有しています。

ナインゴランのサッカーキャリアのスタートは今はなきベルギーのジェルミナル・ベールスホットから始まります。ここで幼少期を過ごした後、2004年にイタリアで当時セリエBに所属していたピアチェンツァに移籍、ここでトップチームデビューを果たします。

2008-2009シーズン頃から主力に定着しはじめ2010-2011シーズンにはセリエAのカリアリにレンタル移籍。そのままカリアリに買い取られレンタル時代を含め計5シーズンを主力として過ごします。

2013-2014シーズンにはASローマにレンタル移籍し、ここでも活躍が認められそのまま買い取りされステップアップ移籍を実現しましたね。

レベルの高い選手が揃うローマでもナインゴランは初年度から主力としてプレーし、2016ー2017シーズンは公式戦14ゴールを挙げるなど数字上ではキャリアハイのスコアを記録しています。

※追記 ローマからインテルへの移籍が発表されました。

A代表はベルギーを選択しましたが、2016年に監督であるマルティネスと揉めて「意味がない」などと暴言を吐き一時期は代表引退状態となっていましたが、2017年11月の代表戦で復帰しています。

POINT

・インドネシア系ベルギー人

・カリアリで頭角を現す

・ローマ移籍後はより評価を高める

ナインゴランのプレースタイルは?

ハード過ぎる「忍者」タックラー

ナインゴランの主なポジションはセンターハーフです。攻撃的にもプレーできますし、守備的ミッドフィルダーとしてもプレーできます。

ナインゴランのプレースタイルで特徴的なのは「運動量」、「ボール奪取の上手さ」、「インテンシティ」ですね。

ナインゴランは自分が喫煙者であることを公言していますが、運動量がかなり豊富で90分間ピッチ上を駆け回れるプレースタイルを持っているのです。プレーエリアも広く自陣のペナルティエリアから相手のペナルティまで試合を通してアップダウンが行える「ボックス・トゥ・ボックス」な選手と言えるでしょう。

一般的に喫煙者はスタミナなどに問題があると思われがちですが、ナインゴランの天性の心肺機能には影響がないようです。

またナインゴランは体中にタトゥーが入っているなど見た目がかなり強面の印象ですが、その印象通りボールを持った選手にハードタックルを仕掛けまくります。その威力はボールじゃなくて足を狙っているんじゃないかと思うほどで、実際にキエーヴォのマッティエッロの腓骨と脛骨を開放骨折させたり、バルセロナのラフィーニャに膝の十字靭帯を断裂させる大怪我を負わせています。

しかしナインゴランはハードなタックルだけでなく後ろからそっと近づいてボールをかすめ取るようなソフトタックルも上手く、上述の運動量と合わせて神出鬼没でボールを奪っていく事とアジア系の血が入っていることからイタリアでは「忍者」と呼ばれていますね。日本でいう忍者とは若干イメージが違いますが笑

ローマではナインゴランが奪って超速のモハメド・サラーやストライカーであるジェコに繋ぐのが強力な得点パターンになっていました。

サラーのプレースタイルはこちらも参考に→まさに爆速!エジプト代表サラーのプレースタイルは?リヴァプール移籍!

せっかくタックルの読みが鋭いんだからハードすぎるタックルはしなくていいんじゃないか・・・と思いますが、その辺はナインゴランの気性の荒さがプレースタイルには影響しているのでしょう。

ミドルシュートと意外にトリッキーなドリブルテクも優秀

またナインゴランは攻撃面でも非常に優秀です。特に積極的に狙っていく事が多いミドルシュートの威力は強烈で、中盤でボールを奪ってから一人でゴールを決めることができます。2016-2017年は公式戦14ゴールを決めているので決して一介の守備的ハードワーカーではありません。

意外とドリブル技術も高く、サイドに流れて一人で突破していくようなシーンも見ますね。組み立てるパス分配もなかなかです。基本的にはハードタックラーに分類できますが、ミッドフィルダーとして総合的なクオリティを高いレベルで持っている選手と言えます。

身長は175cmで高さがあるわけではありませんが、バイエルンのビダルやチェルシーのカンテなど球際に強くて積極的にボールを奪えるインテンシティを持つ選手はどこのクラブでも必須の存在なのでナインゴランのようなプレースタイルは重宝されるでしょうね。

ビダルのプレースタイルはこちらも参考に→バイエルン・チリ代表ビダルのプレースタイルは?最高峰のボックストゥボックス

カンテのプレースタイルはこちら→「どこにでもいる」フランス代表カンテのプレースタイルと性格

ナインゴランはローマに忠誠を誓うような発言もしていますが、素行さえ問題なければより高いレベルのクラブでプレーしていてもおかしくないポテンシャルを持っていると思います。

※ 上記の通り2018年インテルに移籍

POINT

・喫煙者にも関わらず運動量が豊富

・相手の足を折るほどのハードタックルが武器

・攻撃面でも見かけによらずそこそこ器用

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