日本代表・酒井高徳のプレースタイルは?ドイツでキャプテンの理由も

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日本代表の常連であり、左右のサイドバックをこなせるユーティリティプレーヤーとして名を馳せている酒井高徳選手。

2017年には降格圏を彷徨っていたドイツブンデスリーガ・ハンブルガーSVにてキャプテンに就任。チームを見事1部残留に導きました。

日本人とドイツ人のハーフである事も有名ですよね。

今回はそんな酒井高徳選手のプロフィールや経歴、プレースタイルやハンブルガーでキャプテンに任命された理由などを見ていきたいと思います。

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酒井高徳のプロフィール

名前ー酒井高徳(さかい ごうとく)

国籍ー日本

出身地ーニューヨーク

生年月日ー1991年3月14日

身長ー176cm

体重ー74kg

ポジションーDF、MF

利き足ー右足

酒井高徳選手はアメリカ・ニューヨークでドイツ人の母と日本人の父の間に生まれた選手です。

生まれはアメリカですが、2歳の時に新潟県三条市に家族そろって引っ越しており幼少時代を日本で過ごすことになります。

ちなみに言葉は日本語がメインで、母がドイツ人にも関わらずドイツ語は2011年にシュトゥットガルトに移籍するまでほとんど話せませんでした。

サッカーキャリアを本格的にスタートさせたのは育った新潟県のJリーグチーム、アルビレックス新潟のユースから。

高校生にしてトップチームに登録されると2008年にデビュー。2010年には若干18歳ながら日本代表にも選ばれています。

本番の南アフリカワールドカップメンバーには選ばれませんでしたが、サポートメンバーとしてチームに帯同。練習などで日本のベスト16進出に貢献しました。

2011年には母親の母国であるドイツブンデスリーガのシュトゥットガルトに移籍。

ちなみにこのシュトゥットガルトに移籍したころの活躍で、ドイツ人とのハーフであることを知ったドイツ人記者から「サカイをドイツに帰化させろ!」という声が挙がった事もあります。

2015年にハンブルガーSVに移籍しています。

POINT

・アメリカ生まれでドイツ人と日本人のハーフ、新潟育ち

・18歳で日本代表にも選出

・ドイツ代表に推す声もあった

ハンブルガーでキャプテンに任命された理由

2016年シーズン。酒井高徳選手はハンブルガーSVのキャプテンに任命されています。

ブンデスリーガでは日本人選手が多くプレーしていますがキャプテンマークを巻くのは高徳選手が初。しかもハンブルガーSVが降格圏を彷徨っていてチーム状態があまり良くない時で大変プレッシャーの大きい時期に任されたのです。

高徳選手がキャプテンを任された理由について監督のマルクス・ギズドルは「高徳は勤勉な労働者だし練習も100%の力で頑張っている。だから高徳の話にはみんな耳を傾けるんだ。チームを鼓舞できる存在」と語っています。

ギズドルは高徳選手の評判をハンブルガーや前所属シュトゥットガルトのスタッフらに聞いて回り、悪い話が一つも出て来なかったためキャプテンを任せたそうですね。

確かに高徳選手は日本代表でも苦しい時に周りの選手を鼓舞したり励ましたりするシーンが多く見られ、後述するようにチームのために走り回れる選手なので向いているとは思います。

人柄も良く、シュトゥットガルトにいた時は才能を持ちながら練習態度に問題のあった若手ティモ・ヴェルナーを弟のように可愛がり、時に叱責して親交を深めていましたね。

ドイツ期待の若手ティモ・ヴェルナーのプレーはこちらも参考に→ドイツ代表ヴェルナーのプレースタイルは?酒井高徳も認めるスピード!

高徳選手はまだ26歳ですが・・・この若さで海外のチームでキャプテンに指名されるのは凄いことです。

POINT

・ハンブルガーでキャプテンを務める

・理由はチームを鼓舞できるしとても勤勉な選手だから

・ドイツ代表の新星ヴェルナーにも慕われている

酒井高徳のプレースタイルは?

酒井高徳選手はハンブルガーでキャプテンを任されていることからも分かる通り。90分間を通してタフな「デュエル」を続けられる選手です。

ポジションはサイドバック。右利きですが左足も同じような精度で扱えるため左右両方こなす事が可能です。左右違う足でセットプレーを蹴る事も珍しくありません。

同じサイドバックで苗字も一緒な酒井宏樹選手とよく比べられますがタイプは全然違い、クロスボールと高さが特徴の宏樹選手より高徳選手の方がより縦への仕掛けドリブル、絶えず上下動を繰り返す運動量に優れていると言えるでしょう。守備も高徳選手の方がタイトかつボール奪取力に優れていると思いますね。

酒井宏樹のプレースタイルはこちらも参考に→日本代表酒井宏樹のプレースタイルは?マルセイユでも高評価の高速クロス!

ハンブルガーではそのインテンシティの高さと両足の精度を買われてボランチをやることもあります。ゲームメイクセンスはあまりないですが、ハンブルガーのボランチは前線からこぼれてきた球をいかに拾えるかが重要なので散らしのパスセンスはあまり要求されず、サイドバックの高徳選手向きのポジションになっています。

日本代表では中盤の選手にパスセンスやスペースメイキングセンス、コンビネーションセンスが高い基準で求められるスタイルなのでちょっと難しいかも。推進力とインテンシティはあるのでそう意味ではハリルホジッチが好きそうなセンターハーフぽいですけどね。

いずれにしても高徳選手はタフでボールや人に強く当たれる、しかも左右サイドバックにボランチもできるという抜群のユーティリティ性を持つチームにいるとありがたいタイプの選手だと言えますね。

POINT

・左右両足が使えるサイドバック

・ハンブルガーではボランチも

・推進力とハイインテンシティを持つハリルが好きそうなタイプ