昨年初昇格ながらブンデスリーガで2位と躍進を果たしたRBライプツィヒにおいて10番を背負い、大きく貢献した司令塔がスウェーデン代表のエミル・フォルスベリです。
まだ25歳と若い事からアーセナル、リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド、ACミランなど複数のビッグクラブが獲得を狙っていますね。
今回はそんなフォルスベリのプロフィールやプレースタイルを見ていきたいと思います。
エミル・フォルスベリのプロフィール
名前ーエミル・ペーター・フォルスベリ(Emil Peter Forsberg)
国籍ースウェーデン
出身地ースンツヴァル
生年月日ー1991年10月23日
身長ー179cm
体重ー78kg
ポジションーMF
利き足ー右足
フォルスベリはスウェーデンの港町スンツヴァルという街で生まれ、同都市に本拠地を置くGIFスンツヴァルでサッカーを始めました。
スンツヴァルで活躍を見せたフォルスベリは2013年にあのイブラヒモヴィッチも所属したスウェーデンの名門マルメFFに移籍。
マルメでも2シーズン合計で86試合に出場、28ゴールを挙げるなど若くして大活躍。
2014-2015シーズンからは当時ブンデスリーガの2部に所属し、レッドブルの資金力を活かしてビッグクラブの座を狙うRBライプツィヒに移籍。
そして2016-2017シーズンにライプツィヒは昇格初年度ながらバイエルン・ミュンヘンに次ぐ2位という成績を収めます。その中でフォルスベリは10番を背負い、アシスト王を記録。ナビ・ケイタやティモ・ヴェルナーといった若手中心のチームを牽引し、躍進に貢献しました。
ライプツィヒに関してはこちらも参考に→CL圏内確定のRBライプツィヒが嫌われる理由はレッドブルにある?
スウェーデン代表には2014年から招集されており、5ゴールを挙げています。
・スンツヴァル→マルメで若くして活躍
・ライプツィヒでは10番で2位に貢献
エミル・フォルスベリのプレースタイル
ブンデス19アシストを記録するパスセンス
フォルスベリの主なポジションはトップ下です。しかしボックス型の「4-4-2」を採用したライプツィヒでは左のサイドハーフ、センターハーフも務めており、攻撃的な中盤であればどこでもプレーができるタイプだという印象です。
プレースタイルの特徴はパスの精度とビジョン、キックの多彩さです。
2016-2017年のブンデスリーガではアシストランキングトップとなる19アシストを記録しています。
ブンデスリーガで20に迫るアシスト数を記録することは珍しく、フォルスベリのパス技術の高さを物語っていますね。
特に相手最終ラインの動きを読んで出すラストパスが美しく、そして効率的です。2016-2017年のライプツィヒではドイツ代表の快速FWティモ・ヴェルナーがいたため非常に強力な武器となっていました。
ヴェルナーのプレースタイルはこちらも参考に→ドイツ代表ヴェルナーのプレースタイルは?酒井高徳も認めるスピード!
キック精度が高く種類も多い
またシュート、特にミドルシュートの技術が高くてパワーもあり、ペナルティボックスの外から常に狙っていける選手でもありますね。
キックの種類も多彩でつま先を使って蹴るチップキック、思い切り体重を乗せて蹴るインステップキック、ゴールキーパーの前で揺れる無回転キックなど必要な時に必要なキックを選択でき、非常に精度が高いです。フリーキックも蹴れますね。
スピードとフィジカルは悪くない程度ですが、相手の逆を突くドリブル技術は高いですし、ユニフォームを引っ張られてもその場でボールをキープできるボディバランスを持ち合わせているのでどんなチーム、どんなリーグでもプレーできる万能タイプだとは思います。
アーセナル、リバプール、マンチェスター・ユナイテッド、ACミランなど複数のビッグクラブが獲得を狙っているそうですがどうなるでしょうか。
アーセナルに行くことがあればあのスウェーデン代表フレデリック・リュングベリの後継になりそうですね。
・ブンデスリーガで19アシストを記録
・キックのが正確で種類が豊富
・スピードとフィジカルも悪くはない