日本ハム球場移転②候補地、北広島市、北海道大学、八紘学園について

シェアする

※当サイトは記事内にアフィリエイト・アドセンス広告を含む場合があります。

日本ハムファイターズが自前の新球場を作ろうとしている件で進展がありました。

元々誘致を行っていた北広島市に加え、なんとかファイターズを札幌に留めたいと考える札幌市が新たな球場建設候補地を提案しました。

札幌市が提案したのは札幌市北区にある北海道大学の敷地内、そして学校法人八紘学園が所有する豊平区の農業学校の一部とケーズデンキ月寒ドームの周辺敷地一部。

日本ハムは北広島の提案に傾いていると言われていますが、この札幌市の提案によって状況は変わるのでしょうか?

スポンサーリンク
スポンサーリンク

ボールパークなら北広島市か?

北広島ってどんな都市?

北海道北広島市は札幌市の豊平区、厚別区に隣接する都市で、江別市などと共に札幌のベッドタウンとして発展、札幌駅からも快速のJRで15分程とアクセスが良く人気の都市です。

大規模なアウトレットパークやゴルフコースもあり、地元民だけでなく観光客も多く訪れます。新千歳空港から札幌駅に向かう際に通過する都市なので街並みを見たことがある人もいらっしゃるかと思いますね。

北広島にはおよそ6万人ほどの人が住んでいますがまだまだ土地は余っていて、日本ハムが狙っているのは「きたひろしま総合運動公園」という大規模な公園です。

ボールパークスタイルならここがベストか

日本ハムが目指しているのは球場建設だけでなく、周辺にホテルやショッピングセンター、飲食店などを併設して「スタジアムに来ること」の価値を高める「ボールパーク構想」です。

すでに日本でも広島カープのマツダスタジアムなどで実践されていて、豊富な飲食店や寝そべったまま観戦できるシート、さらにはお化け屋敷まで作るという野球だけでなく老若男女問わず楽しめる仕掛けが満載です。

日本ハムファイターズは観光で人気の北海道という土地柄、こういったボールパークスタイルで新球場を建設することができれば食べ物や自然などと相乗効果で道外からも大きな集客が見込めるでしょう。

そのためには広大な土地が必要でなおかつ交通の便がいい必要があります。

上述の通り北広島駅は札幌駅から快速列車で15分ほどとそんなに遠くなく、さらに移転が本格的に決まった場合は新球場付近にJRの新駅を作る案も具体的に出されていますので交通の便は問題ないでしょう。

また、新千歳空港も近いのでホテルがあれば飛行機トラブルの客を受け入れることも容易ですよね。最近新千歳は冬の欠航が相次いでますから・・・

個人的にボールパークを作るのであればこの北広島市がベストなのかなと思いますね。

ただ理想論でベストだとは思いますがクリアしなければいけない問題もたくさんあります。北広島市に移転する事になった場合の問題はこちらもご参考下さい→日本ハム球場移転⑦北広島に移転した場合の問題点は?快速エアポートの増便は可能?

POINT

・北広島は札幌に隣接する都市

・土地もまだ余っているし、札幌駅、新千歳空港からのアクセスもいい

・新球場建設決定ならJRの新駅建設の予定も?

北海道大学構内

敷地の広い北大

北広島に対抗して札幌市が出している案の一つが北海道大学の敷地内に新球場を建てるというプラン。

北海道大学を見たことがない方はあまりイメージがつきににくいかもしれませんが、北海道大学、通称北大は日本で最も面積の広い大学で、構内に農場や病院なども含み約6億6000万平方mもの敷地面積を誇ります。農場は結構空いている所も多いのでスタジアム一つくらい作ろうと思えば作れる面積はあります。

東京の土地と北大の面積を比べてみた方のツイートがこちらです。

交通の便はいいが・・・

北大は札幌市北区にあり、札幌駅北口を降りるとすぐに見えてくるほど駅に近く、交通の便は今の札幌ドームよりは良くなるでしょう。

しかしいくら北大が広くて交通の便がいいからと言っても、日本ハムの目指す「ボールパーク」を作れるような面積はありません。もし北大の敷地で新球場を作るとしたら北24条の繁華街や札幌駅北口の再開発が必要で場合によって西区にまで影響をおよぼす可能性もあります。

また北大東側の札幌駅寄りの所はいいのですが西側や新川の辺りになると歩道が非常に狭く、車の通行も多い通りがあるので球場を作るならその整備も必須でしょう。

正直そこまでして北大に作るメリットは薄いんじゃないかと・・・

伝統のある旧帝国大学の一つですし、そこに大掛かりな商業施設を建てるとなると道内外から反発をくらう可能性もありますね。

北大が新球場誘致に積極的な理由はこちらもご参考下さい→日本ハム球場移転③北大が本格的に協議開始した理由

POINT

・北大の構内に立てるとアクセスは抜群に良くなる

・ボールパークには面積が足りない

・周辺の整備も必要になってくる

八紘学園の所有する土地

八紘学園とは?

札幌市は学校法人八紘学園にも土地貸与の強力を要請しているようです。

八紘学園は札幌市豊平区で農業専門学校を経営している学校法人で、豊平区に広大な土地を所有しています。札幌市はこの八紘学園の土地の一部を冬季の雪捨て場として借りており、その縁もあっての要請でしょう。

今とあまり変わらない・・・

札幌市は日本ハムに「八紘学園の土地一部を提供する」と言っていますが、八紘学園側はどうやら正式に依頼されたわけではなく、現在理事長が公式に難色を示すなど札幌市側の勇み足である部分が多いそうです。※2017年4月13日追記 八紘学園が札幌市に対して土地の利用を正式に認めたようです。

場所は札幌ドームに近く、最寄駅も福住駅。そして徒歩で15分くらいとほとんど状況が変わらないですし、北大とボールパーク構想には土地が足りません。

上記のことから考えても八紘学園の線は薄いように感じますね。

POINT

・八紘学園の土地は現札幌ドームの近く

・札幌ドームと特別状況は変わらない?

現状北広島がベストか

一番問題点が少なく、日本ハムのボールパーク構想に合致するのは北広島かなと思います。

一番大きいのは市が協力的だということ笑

日本ハムは正直札幌市に愛想を尽かせているような気がします・・・

日本ハムは2018年3月を目途に方向性を固めたいと言っているのでまだ猶予があり、状況も二転三転する可能性があります。普段の球団経営姿勢を見れば分かりますがお金についてはかなりシビアな球団なので札幌市の譲歩具合によってはまだ札幌に留まることもありえるかもしれません。

日本ハム球場移転①では日本ハムが新球場をつくる原因について書いていますのでそちらも下さい→日本ハム球場移転①札幌ドームの問題点は?