ベルギー代表アルデルヴァイレルトのプレースタイルは?トッテナム鉄壁コンビの一角

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トッテナムのセンターバックはプレミアリーグでもトップクラスに質が高いですよね。高さと速さと上手さ、さらに攻撃能力を揃えてタフにディンフェンスできる選手が揃っています。

その中でも非常に万能で世界のセンターバックランキングで10位以内に入ってもおかしくない才能がベルギー代表のトビー・アルデルヴァイレルトです。

センターバックに必要なありとあらゆる才能を持ち合わせているので将来的なビッククラブ移籍もあり得ますね。

今回はそんなトビー・アルデルヴァイレルトのプロフィールやプレースタイルを見ていきたいと思います。

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アルデルヴァイレルトのプロフィール

 

Belgium ✌🏻🇧🇪

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名前ートビアス・アルベルティーネ・マウリッツ・アルデルヴァイレルト(Tobias Albertine Maurits Alderweireld)

国籍ーベルギー

出身地ーアントワープ

生年月日ー1989年3月2日

身長ー187cm

体重ー81kg

ポジションーDF

利き足ー右足

アルデルヴァイレルト(アルデルヴェイレルトと表記される場合もあり)はベルギー最大の都市アントワープ出身で、幼い頃は今は無くなってしまったベルギーのジェルミナル・ベールスホットというクラブでプレーしていました。

後にオランダ・エールディヴィジ強豪のアヤックス・アムステルダムに移籍し本格的にサッカーキャリアをスタートさせます。

アヤックスでは2008ー2009シーズンにトップチームに昇格、翌年からスタメンとして定着し5シーズンと少しを過ごします。

2013-2014シーズンにはアルデルヴァイレルトの守備を評価したスペインリーガエスパニョーラのアトレティコ・マドリードに移籍することになります。アトレティコではリーグ戦の出場は12試合と多くなかったものの、カップ戦などにはよく出ていましたね。

2014-2015シーズンは出場機会を求めてイングランドプレミアリーグのサウサンプトンに移籍、ここでアルデルヴァイレルトはプレミアでも自身の守備が通用する事を見せつけ、2015-2016シーズンからプレミア強豪のトッテナム・ホットスパーにステップアップ移籍を果たし初年度から主力に定着しています。

代表はU-15の頃からベルギー代表に招集されており、A代表でも主力としてプレーしていますね。

POINT

・アヤックスで若くして主力に

・ベルギー→スペインリーグという比較的レアな経歴

・トッテナムでも初年からスタメンに定着

アルデルヴァイレルトのプレースタイルは?

カバーリングのセンスとエリアがハイレベル

 

Big big win today! #COYS

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アルデルヴァイレルトのポジションはセンターバックで、有事には右サイドバックもこなすことができます。

アルデルヴァイレルトのプレースタイルにおける特徴は「カバーリングのセンス」、「危機察知センサ―の広さ」、「ビルドアップセンス」が挙げられます。

アルデルヴァイレルトはディフェンダーとして非常にオールマイティーで対人守備も強いですし、体格も大きくて見た目通り空中戦も強いのですが他のディフェンダーの選手より危険を早めに察知する感覚に優れており、自陣にできた危ないスペースを事前に予測してポジションに入りピンチを未然に防ぐカバーリングのスピードとエリアの広さがプレースタイルとして強調できる選手です。

トッテナムは前線に強力なアタッカーを揃え、前からプレスをかけて積極的にボールを奪いに行くスタイルなので中盤後方にスペースができやすいのですが、アルデルヴァイレルトやダイアーらが後方で空いたスペースをカバーしてくれるため前線の選手は安心してプレスに出かけることが可能になっているのです。実際トッテナムはアルデルヴァイレルトが加入してから安定しており2016-2017シーズンはクリーンシートが17回でプレミアトップの成績です。

またアルデルヴァイレルトはこの危機察知の早さにより常に安定した状況で相手アタッカーを向かい入れることができます。2016-2017シーズンでアルデルヴァイレルトがプレミアリーグでもらったカードはなんとイエロー1枚だけです。レッドはもちろんありません。

これだけクリーンにボールを奪えるのは相手のアタッカーの動きを予測し無理に変な角度から足を出さなくてもいいポジショニングが常に取れていることの証明でしょう。

足元の技術も高くトッテナムの鉄壁CBコンビを形成

そしてアルデルヴァイレルトはスペインのアトレティコ・マドリードに獲得されたことからも分かるように足元の技術にも優れており、後方から細かくパスを繋いで試合をビルドアップ、コントロールするセンスにも長けています。ロングフィードも正確ですね。アルデルヴァイレルトからアリやケインに通す楔のパスはトッテナムの攻撃力にとって非常に重要なキープレーですよね。

アリのプレースタイルはこちらも参考に→イングランド代表デル・アリのプレースタイルは?トッテナムの若き大天才

ケインのプレースタイルはこちら→プレミア2年連続得点王ハリー・ケインのプレースタイルは?トッテナムのエース!

同じくトッテナムの選手でベルギー代表でも抜群のコンビネーションを誇る相方のヤン・フェルトンゲンは後方から積極的に前に上がっていくプレースタイルの選手なので、カバーリングとラインコントロールに優れ、最終ラインからゲームメイクができるアルデルヴァイレルトとの相性は抜群にいいです。センターバックユニットとしては世界最高クラスの鉄壁コンビだと言っていいでしょう。

フェルトンゲンのプレースタイルはこちらも参考に→ベルギー代表フェルトンゲンのプレースタイルは?プレミアトップクラスの攻撃的DF

上記の要素からアルデルヴァイレルトはディフェンダーとしての全体的なクオリティが非常に高く、プレミアではトップクラス、世界でもトップ10に入れてもいいくらいの完成度を誇る名ディフェンダーと言えます。あまり日本では語られる機会が多くないですが、後々ビッグクラブに移籍してもおかしくないくらいの選手だと思います。

代理人がトッテナムの給料は安すぎると言及したり将来のことは何とも言えないですが、アルデルヴァイレルトとフェルトンゲンのコンビはトッテナムにおいて名物とも言えるクオリティを誇るのでトッテナムに残るのもいい選択肢だと思いますけどね。

POINT

・カバーリングのエリアが広い

・危機察知センサーを使うのが早くファール無しで奪える

・フェルトンゲンとの相性は抜群!