ウェールズ代表ラムジーのプレースタイルは?アーセナル不動のセンター!

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アーセナルといえば常に中盤の構成が魅力的なことで有名ですよね。

スピードを活かしながら攻守に切り替え速く攻めるアーセナルのスタイルには質の高いセンターハーフは必須です。

近年アーセナルにおいてそのセンターハーフのポジションに欠かせない存在となっているのがウェールズ代表のアーロン・ラムジーです。

今回はハイレベルのボックス・トゥ・ボックスであるラムジーのプロフィールやプレースタイルを見ていきましょう。

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アーロン・ラムジーのプロフィール

 

Good to be back #afc

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名前ーアーロン・ジェームズ・ラムジー(Aaron James Ramsey)

国籍ーウェールズ

出身地ーケアフィリー

生年月日ー1990年12月26日

身長ー178cm

体重ー76kg

ポジションーMF

利き足ー右足

ラムジーは位置的にはウェールズにありながらイングランドのリーグに参加しているカーディフ・シティのユースでサッカーキャリアをスタートさせています。

トップチームデビューは2007年、なんとラムジーが16歳という若さでした。

翌シーズンもイングランド2部相当のチャンピオンシップで15試合に出場。FAカップで決勝に進出するなど大活躍を見せます。

この活躍でエヴァートンやマンチェスター・ユナイテッドなど複数のクラブが獲得を目指しますが、アーセン・ヴェンゲルによって熱心に誘われた結果ラムジーはアーセナルFCに移籍する事になります。

経験を積む目的でノッティンガム・フォレスト、古巣カーディフ・シティへのレンタル移籍を経て2011年にアーセナルに復帰、以降主力としてプレーし続けています。

ウェールズ代表にもコンスタントに招集され、キャプテンを任される事もあるなど活躍していますが、ウェールズは国際大会に顔を出すことは少ないため目立った成績は残していません。

POINT

・カーディフでは16歳でデビュー

・アーセナルでも主力に定着

・ウェールズではキャプテンマークを巻くことも

アーロン・ラムジーのプレースタイル

運動量の多いボックス・トゥ・ボックス

ラムジーの主なポジションはセンターハーフです。トップ下とサイドもできますが、ベストはセンターでしょう。

プレースタイルの特徴としてはフィジカルが強く、スタミナ能力が抜群かつ闘志があって自陣ペナルティボックスから敵陣ペナルティボックスまで90分間走り倒す「ボックス・トゥ・ボックス」の選手ですね。いわゆるイングランド的センターハーフの系譜です。

ボックス・トゥ・ボックスで現役最高といえばバイエルンのアルトゥーロ・ビダルですが、調子がいい時のラムジーはビダルにも劣らない動きを見せます。

ビダルのプレースタイルはこちらも参考に→バイエルン・チリ代表ビダルのプレースタイルは?最高峰のボックストゥボックス

とにかくスタミナが豊富で、攻守の展開が速いプレミアリーグでもラムジーが走り負けることはまずありません。

カーディフでデビューするまではラグビーもやっていて、プロクラブからオファーがくるほどフィジカルとインテンシティに長けた選手でもありますね。ラグビー王国ウェールズでプロからオファーが来るのですから相当です。

ミドルシュートへの意識も高く、ある程度余裕を持ってボールを受けられればガンガン打ちます。ペナルティエリアに空いたスペースに後方から走りこむのも得意で効果的ですね。

パスの展開力や精度はチームメイトのグラニト・ジャカやサンティ・カソルラに劣りますが、スペースのある状況でダイナミックにボールを前に進めるセンスは高いです。

技術が高い選手が多く、細かくパスを繋げるサッカーが得意なアーセナルですが、そういったチームを走る事で助けられる「労働者」タイプのプレーヤーと言えますね。

ランニングの質は課題?

課題はちょっとポジショニングがおかしい時があることですかね。上述の通り試合開始から終了まで一生懸命走り回ってくれるのですが、たまに走りすぎて適切なポジションにいない事があります。

またミドルレンジからのシュートは強烈で上手いですが、ペナルティボックスの中での得点は機会ほど多くないのでこれも増やせるといいでしょう。このように近距離シュートと戦術や状況に応じてランニングの距離や量を適切に調節するセンスを磨けばもっと上のレベルでプレーできる選手です。

今後の成長次第ではマシュー・フラミニやスティーブン・ジェラード、フランク・ランパードのような存在も目指せますね。

POINT

・現プレミアトップクラスの「ボックストゥボックス」

・フィジカルが強くて運動量が豊富

・もうちょっと効果的なランができればなおよし