クイーンエリザベス2世カップの出走馬!ネオリアリズムは勝てそう?

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春の海外中距離G1としてお馴染みの香港クイーンエリザベス2世カップに今年は日本馬ネオリアリズムが出走します。

出走時間は天皇賞・春と同日の4月30日17:35分。

日本馬が出走するため、今年は馬券も発売されます。

天皇賞を楽しんだ後にも馬券を買ってレースを楽しめるのは嬉しいですよね。それではクイーンエリザベス2世カップの出走馬短評を紹介したいと思います。

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日本馬と相性がそこそこのクイーンエリザベス2世カップ

クイーンエリザベス2世カップが行われるのは香港シャティン競馬場芝2000mです。

12月に行われる香港カップと同じ舞台ですね。

香港カップよりはレベルが落ちやすいので、今までにエイシンプレストンの連覇、ルーラーシップの快勝、ステファノスの2着など日本馬との相性もそこそこ良いです。

今年は日本で大阪杯がG1に昇格したため、日本馬の参戦はネオリアリズム一頭のみとなっています。

出走馬は全部で8頭で、小頭数レースなので馬券も取り組みやすそうですね。

それでは出走馬を見ていきましょう。ちなみに香港は馬番とゲート番号が別々になっているスタイルですので、買い間違えに気をつけましょう。

クイーンエリザベス2世カップの出走馬

1番ワーザー(香港)

タヴィストック(父モンジュー)産駒のせん馬ワーザー。レーティングは124とこのメンバーでは断トツの数字を持っています。騎手は日本でもおなじみ、オーストラリアのヒュー・ボウマン騎手です。

昨年の同レース勝ち馬で、今年のシャティン2000mで行われた香港ゴールドカップを制しています。昨年のクイーンエリザベス2世カップは日本馬ラブリーデイ、ヌーヴォレコルト、サトノクラウン、欧州トップクラスのハイランドリールらを破り、さらに2着に4馬身差をつける圧勝でした。能力比較で言えばやはりこの馬がナンバー1でしょうか。

4月9日に行われた前哨戦チェアマンズトロフィー4着と敗れていますが、距離も1600mと少し短かったですし、4コーナーでズブさを見せて伸びきれずといった形。

2000mでボウマンなら盛り返してくるでしょう。

ゲート番号は「2」です。

2番シークレットウェポン(香港)

こちらは香港のG1常連の香港馬シークレットウェポン。レーティングは119、騎手はザカリー・パートン。

昨年末の香港カップではモーリスの2着、ラブリーデイ、ステファノスらと同じぐらいの位置でした。

香港カップ、ワーザーが勝った香港ゴールドカップともに内枠から最後ちょい差しする競馬をしていおり、器用さがあります。

ゲート番号は「8」。

3番デザインズオンローム(香港)

香港カップ、香港ダービー、クイーンエリザベス2世カップなど通算G16勝の香港の雄デザインズオンローム。レーティングは118でトミー・ベリーが騎乗します。

レースは後方に待機して3,4コーナーで少しずつ押し上げながら大外を回してくるのがパターン。

香港中距離路線ではずっと主役を張ってきた馬ですが・・・近走は末脚に若干衰えが感じられます。展開に左右されやすい脚質なのもネック。

ゲート番号は「1」。

4番ブレイジングスピード(香港)

一昨年の同レース勝ち馬のブレイジングスピード。レーティングは117でニール・カラン騎手が騎乗します。

勝ち星自体はそれほど多くないもの大崩れすることも少なく、昨年の芝2400m香港チャンピオンズカップではワーザーを破っています。

8歳になるせん馬ですが先行力は衰えておらず、いつも安定した走りを見せています。

ゲート番号は「7」。

5番ネオリアリズム(日本)

唯一の日本馬ネオリアリズム。レーティングは117、騎手は「マジックマン」ジョアン・モレイラです。

中山記念はスローながらドバイターフを勝ったヴィブロスらを先行して完封するなど素晴らしい内容でしたね。札幌記念ではモーリスに勝ち、マイルチャンピオンシップでは3着に粘っているように順調に先行できれば3着以内は十分にあると思います。ただ昨年末の香港マイルでは9着と敗れていて、比較的テンションが上がりやすいタイプなのが遠征でどうか?といった所でしょう。

ただどうしても行きたい馬がいないので先行すること自体は簡単だと思います。

ゲート番号は「6」です。

6番ザユナイテッドステイツ(オーストラリア)

オーストラリアの芝2000mG1ランヴェットステークスの勝ち馬ザユナイテッドステイツも香港に参戦です。ガリレオ産駒で騎手はブレッド・プレブル。

勝ちこそ少ないものの地元オーストラリアの中距離G1では常に入着するなど一定の能力を有しています。

前走は勝ち馬ウィンクスに敗れているものの、前目からしぶとい足を使って残っていました。また2016年にG1ランヴェットSを勝った時は後方2番手からの競馬。自在性に富む馬です。

ゲート番号は「5」。

7番ディクトン(フランス)

ヨーロッパから唯一の参戦はフランスのディクトン。レーティング115で騎手は日本でも大活躍したオリビエ・ペリエ騎手。

G1勝ちこそないもののフランス2000ギニー、フランスダービーで共に3着に来ている馬です。G1ジャックルマロワ賞で5着、その後マイルG26着、G3で2着とムラがあり若干重賞の壁に跳ね返されている感がありますが、そこは名手ペリエの腕でどうにかなるかも?

ゲート番号は「4」。

8番パキスタンスター(香港)

香港で非常に人気のある4歳せん馬パキスタンスター。レーティングは112、騎手はシルベスター・デソウサ騎手。

この馬の人気の原因はそのレースっぷりです。デビュー戦は1200mのスプリント戦で出遅れで速い流れについていけず最後方も、最後の直線だけで全馬ごぼう抜きという驚愕のパフォーマンスを披露して話題に。

その後距離を伸ばしつつ芝1800mのG1香港クラシック、芝2000mのG1香港ダービーの2着に入って力を示します。いずれも最後方付近から足を伸ばしてのレースでした。この2戦で勝った馬はラップドラゴンという香港最強の座を争うレベルの馬ですので、勝ててないこと自体はそんなに気になりません。

弱点はスタートとゲートの遅さですが、今回は小頭数なのでそこまで心配要素とはならないでしょう。

まだ4歳でレース経験もそんなに多くないため持ちレーティングは低めですがポテンシャルを考えるとこの馬が勝ち切ってもおかしくないと思います。

ゲート番号は「3」です。

ネオリアリズムは勝てそうか?

唯一の日本馬ネオリアリズムですが、力自体はこの中でも上位の馬だとは思うので力まずにすんなり先行できれば頭まであるでしょう。明確な逃げ馬もいないのでハナという選択肢も十分にありえますね。

問題は精神面で・・・ちょっと入れ込みやすい所があるので当日の気配も重要でしょう。

レースは4月30日、天皇賞・春が終わった後の日本時間17:35分に発走予定です。馬券も販売されるのでPAT口座を持っている人はチェックしたいレースですね。

BSスカパーで無料放送されるので普段グリーンチャンネルに加入していなくてもBSが映れば見ることができます。

天皇賞春はこちらもご参考下さい→2017天皇賞・春の有力馬と展開は?差し馬が多い?

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