2017年の皐月賞は速くタフなペースの中ディープインパクト産駒のアルアインがレースレコードで勝利しました。
そこで話題になっているのが口取りのときの記念撮影。なんとそこにはあの中日ドラゴンズのレジェンド、山本昌さんの姿があったのです。
ネット上では「なんで昌がいるんだw」との大合唱。
実はこのアルアインという馬は山本昌さんが出資している馬なのです。馬主ということですが山本さんが競馬にハマったきっかけはなんだったのでしょうか?そして馬主になってもライバルな大魔神・佐々木主浩さんとの関係は?
アルアインの馬主は山本昌?きっかけはダビスタ!?
〝持っている〟お方は違います。
皐月賞を制したアルアインの一口馬主が、元プロ野球投手で野球評論家の山本昌氏。競馬好きは有名ですが、GⅠ馬主に。
アルアインはサンデーレーシングで募集価格1億円。①着賞金1億円の皐月賞勝ったことで馬代はペイできた計算です。#皐月賞#山本昌 pic.twitter.com/PW4c4aEYBj— 日刊ゲンダイ 競馬 (@gendai_keiba) 2017年4月17日
山本昌さんは現役時代から非常に多趣味であったことが知られています。
大会で入賞するほどのラジコン操作テクニックやクワガタ収集、漫画やゲーム・・・もはや「野球が趣味」なんじゃないかと言われたくらいです。
そんな多趣味な山本昌さんの趣味の一つが競馬。しかもきっかけは名作ゲーム「ダービースタリオン」だったそうです。なんと乱数調整の実験をするほどの上級者だったとか・・・
そしてダビスタの影響で競馬にハマった山本さんはついに馬主になったのです。今回のアルアインもそうですが、馬主といっても敷居の高い個人馬主ではなく一頭の馬に複数の出資者が集まる「一口馬主」という形態の馬主です。でも勝った時の記念写真に納まる権利はあるので今回口取りに参加していたという訳ですね。
ラジオのゲストで来てましたが急いで馬場に降りて行ったそうです。笑
あくまで出資者の一人で完全に山本さんの馬という訳ではないですが・・・これに気を良くして本格的に個人馬主になる可能性も?
山本昌「あの人勝ちすぎでしょう」大魔神・佐々木主浩に嫉妬
野球界で馬主と言えばやはり大魔神・佐々木主浩さんでしょう。
マジンプロスパー、シュヴァルグラン、ヴィルシーナなど重賞馬、G1馬をいくつも所有しています。3月にはヴィブロスが賞金約4億円のG1ドバイターフを制し、名実ともに有名馬主となっていますね。
こちらも参考に→名馬主、大魔神佐々木主浩の持ち馬がすごい!ヴィブロスがドバイG1を制覇
山本昌さんはこのドバイのレースがあった翌日、テレビの競馬中継にゲスト出演しており「なんなんですかねあの人(佐々木)。勝ちすぎでしょう!イタズラ電話してやろうかな」と年下で馬主として大成功している佐々木主浩さんに対抗意識を燃やしています。笑
山本さんは現在一口会員という立場ですが、この佐々木さんの成功を目の当たりにして自身も個人馬主として馬を持つようになる可能性は十分にあると思います。一度足を踏み入れたジャンルは徹底的にやりこむ方ですからね。
秋にはG1で山本昌アルアインVS佐々木主浩シュヴァルグラン、ヴィブロスなんてレースが見られるかもしれないので楽しみです。現役を引退しても別ジャンルで競い合えるなんて素敵ですよね。