野球における猛打賞とマルチ安打とサイクルヒットの違いとは?

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野球中継を何気なく見ているとヒットの際に記録が申告されることがありますよね。

「○○選手これで今日猛打賞!」とか「サイクルヒット達成!」とか・・・

これらは普通のヒットと何が違うのでしょうか?そしてそれを達成したことで何か得られるのでしょうか?ヒットにまつわる記録を見ていきましょう。

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野球におけるサイクルヒットとは?マルチ安打と猛打賞は違う?

マルチ安打とは?

マルチ安打とは単純に1試合に複数(マルチ)安打を放つことです。

ヒットの数が2つでも3つでも4つでもそれらは「マルチ安打」と呼ばれます。

1試合に複数ヒットは素晴らしいことですが、珍しい記録ではありません。

猛打賞とは?

猛打賞はアメリカメジャーリーグなど他の国にはない日本野球独特の文化です。

達成条件は1試合に3安打以上打つことで、これを達成した選手には球場ごとに設定されている賞品(場合によっては賞金)を貰うことができるができるため「賞」の名がついています。

貰えるものは基本的にスポンサーのもので飲み物やタオルセットなどお中元、お歳暮と同じようなものだそうです。

オールスターなどの大きい大会になれば車などの豪華賞品が贈られることもありますね。

スタジアムのアナウンスを注意深く聞いていれば「猛打賞を達成しました○○選手には○○社の○○を贈呈致します・・・」云々といったアナウンスがされますので、興味のある方は聞いてみるといいでしょう。

ちなみに日本で最も猛打賞を記録しているのは「喝!」でお馴染みの張本勲さんで、通算251回と2位に50回以上差をつけて歴代1位です。

達成が難しいサイクルヒット

サイクルヒットとは?

マルチ安打や猛打賞はよく達成する選手が現れますがサイクルヒット、サイクル安打と呼ばれるものは非常に珍しく、また価値の高い記録になります。

サイクルヒットの達成条件は単打、2塁打、3塁打、ホームランを1試合に記録することです。これらは必ず別の打席で達成する必要があります。つまり2塁打を3本打っても3塁打を4本打ってもサイクルヒットとは認められないわけですね(そんな人滅多にいませんが・・・)

塁打を順番関係なく打つことを総称してサイクルヒットと言っていますが、単打、2塁打、3塁打、ホームランと順番に打つことをナチュラルサイクルヒット、ホームランから逆に打っていく事をリバースサイクルヒットと一応分かれています。

どちらにしても1試合に4つヒットを打つだけでも大変なのに加えて別々の塁打を打つなど通常はできない大変難易度の高い記録と言えるでしょう。

しかし日本プロ野球では今まで69回達成されており、最新のサイクルヒット記録は2016年の福留孝介選手の記録となっております。

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