ドルトムント移籍!ダフードのプレースタイルは?ドイツの将来を担うセンターハーフ

シェアする

※当サイトは記事内にアフィリエイト・アドセンス広告を含む場合があります。

2017年にドルトムント移籍が決定し、U-21欧州選手権でも力を見せたマフムド・ダフード。

おそらく近い将来はドイツA代表でも活躍する存在になるでしょう。またドイツ代表では比較的珍しいシリア系ドイツ人でもありますね。

ドイツではアンダー世代から代表の教育を受けているだけあってそのプレースタイルは非常に現代的でドルトムントの戦術にもマッチすると思われます。

今回はそんなマフムド・ダフードのプロフィールやプレースタイルを見ていきたいと思います

スポンサーリンク
スポンサーリンク

マフムド・ダフードのプロフィール

 

Weiter geht’s🎱💪🏽

MD🎱さん(@mo8dahoud19)がシェアした投稿 –

名前ーマフムド・ダフード(Mahmoud Dahoud)

国籍ードイツ、シリア(代表はドイツ)

出身地ーアムダ(シリア)

生年月日ー1996年1月1日

身長ー176cm

体重ー76kg

ポジションーMF

利き足ー右足

マフムド・ダフードは中東のシリア生まれですが生まれた翌年から一家でドイツに移民として渡っているためドイツとシリア2つの国籍を所有しています。

ダフードの本格的なサッカーキャリアのスタートは移民が多く暮らす芸術の街デュッセルドルフにあるフォルトゥナ・デュッセルドルフから始まりました。

2010年には同じノルトライン=ヴェストファーレン州にあるボルシア・メンヒェングラートバッハに引き抜かれセカンドチームでプレーすることになります。

最初はセカンドチームでしたが、初年度から好調なプレーを見せると翌年からは早くもボルシアのトップチームに昇格。公式戦41試合に出場するなど10代ながらブンデスリーガでもトップレベルの才能を持つことを知らしめました。

2017年からはさらなるステップアップを目指してこれまた近い地域にあるボルシア・ドルトムントに移籍しています。

ドイツA代表招集はまだですが、U-18世代の頃から継続的に招集され2017年にポーランドで行われたU-21欧州選手権では予選3試合に先発するなど主力としてプレーしており、A代表に招集される日もそう遠くないでしょう。

POINT

・シリア生まれでドイツ育ち

・若くしてボルシアMGで主力となる

・2017年からはドルトムントにステップアップ

マフムド・ダフードのプレースタイル

ドルトムントお馴染みの中東系センターハーフ

 

Glücklich über mein Debüt 🐝M8D19⚓

MD🎱さん(@mo8dahoud19)がシェアした投稿 –

ダフードの主なポジションはセンターハーフ、またはボランチです。

プレースタイルの特徴はアンダー世代からドイツ代表に選出されているだけあって様々なステータスの数値が高く、非常に現代的なプレースタイルを持っています。

具体的にはボールコントールの基本技術の高さ攻守に渡るインテンシティの高さ運動を全て兼ね備えているプレーヤーと言えます。

利き足は右足ですが左足も使ったボールコントロールが上手く、常に相手選手の出した足から遠い位置にボールを置くことが可能でほとんど奪われません。

身長は176cmでドイツのセンターハーフとしては低いほうですね。しかしその分小回りが利き体のキレもあるため細かいボールタッチで相手のプレスを軽くいなすことができます。

前線の選手ですが、アーセナルのアレクシス・サンチェスにも似たテクいキープ力を発揮するシーンもよく見られますね。

アレクシス・サンチェスのプレースタイルはこちらも参考に→アレクシス・サンチェスのプレースタイルと貧乏エピソード

攻撃面ではロングボールの精度も特徴的。中央のポジションに陣取りながらボールを受ける前に広角に視野を持てるため相手選手のいないサイドに長いボールを送り込むプレーが際立って巧いです。判断も速いですね。

ドルトムントと言えばイルカイ・ギュンドアンやヌリ・シャヒンなど中東にルーツを持つ(二人ともトルコ)ゲームメークセンスに長けたドイツ系の選手が特徴的ですが、ダフードも彼らのように長い距離のパスを駆使して試合を作れる選手の系譜だと言えます。

体格は大きくないけどタックルが強烈

またそれらドルトムント歴代のセンターハーフと比較した場合ダフードの方が優れているポイントもあります。

それはインテンシティの高い守備です。ダフードは比較的小柄ながら体幹が強いのかガツンと体を相手にぶつけてダイレクトにボールを奪う能力に長けているのです。

2015年メンヒェングラートバッハに在籍していたときの欧州CLマンチェスター・シティ戦では両チーム合わせて最多となる10回ものインターセプトを記録しているように大柄な選手相手にもひるまずにタックルを仕掛けボールを奪う事もできます。

センターサークル付近から一人ボールを奪い、前線の速い選手に決定的なロングパスを供給できる・・・このダフードのプレースタイルは攻守において切り替えの速いドルトムントには本当にピッタリだと言えますね。

もちろん運動量も抜群です。というか近年においてユース年代から代表でプレーしているドイツ人で運動量がない中盤のプレーヤーはほとんどいません。

基礎技術に加えて高い守備意識と運動量を植え付けるドイツのサッカー教育は本当に素晴らしいです。2017年コンフェデ杯でもテクニックに優れたシャルケのレオン・ゴレツカが走り回って大活躍していましたね。

ゴレツカのプレースタイルはこちらも参考に→ドイツ代表ゴレツカのプレースタイルは?身長が大きいが技巧派?

ダフードもボールさばきの技術とインテンシティ、運動量など中盤の選手に必要な要素は全て兼ね備えている選手で将来的なA代表招集が非常に楽しみになります。ドルトムントでの活躍次第ではロシアワールドカップメンバー入りも見えてきますね。

POINT

・基本的な技術は全て高い現代的なセンターハーフ

・視野も広くてロングボールが正確なゲームメイカー

・守備力と運動量も兼備していてスキがない