現在スペイン・リーガエスパニョーラで首位を走るレアル・マドリード。チャンピオンズリーグでも非常に好調です。
そしてもちろんながらクリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマ、ガレス・ベイル、マルセロらそうそうたる面子が並ぶ練習も非常にハイレベル。
練習を見ているだけも時間が潰せるくらい見どころが多いです。
レアル・マドリードは、定期的に練習の一部を切り取った動画をyoutubeの公式チャンネルにアップしているのですが、とある人のプレーが上手すぎると話題です。
その「上手い人」とは・・・選手ではなく、監督のジネディーヌ・ジダンでした。
ジダン監督のトラップが上手すぎ!
ジダン監督と言えばサッカー界では知らない人はいない元フランス代表のレジェンド。
特に「マルセイユ・ルーレット」やトラップに代表されるような異常に柔らかいボールタッチで今でも多くの選手から尊敬を集めています。
2016年から現役時代にプレーしたスター軍団レアル・マドリードの監督に就任していますが・・・2017年4月に公開されたレアルの練習動画でまったく衰えていないトラップを見せつけます。
動画内で公開されているのはエリア外からのシュート練習。ポストに預けてリターンされたボールをダイレクトで叩き込む練習ですね。
監督のジダンが自らポスト役をやってプレーを確認しています。
一本目はマルセロ。彼はミドルも上手いんですよね~。
二本目はイスコ。ジダン監督は左のアウトサイドで優しくボールの勢いを殺し、完璧な落としを見せています。
三本目は今売り出し中の若手アセンシオ。パスが少しずれるもジダンは左のインサイドで向かって右後方に完璧に落としています。向き、力加減共に選手に前を向かせる完璧なポスト。タッチが柔らかすぎてもう意味不明なレベルです・・・
サッカー選手は年を取っても技術は落ちない!?
サッカー選手は例え体力が落ちたとしても現役時代に培った「技術」は年を取っても衰えないと言われています。
このジダンもそうですが、日本でもピクシーことストイコビッチが名古屋グランパスの監督の時に革靴でボレーシュートを叩き込んだのは記憶に新しい人もいるでしょう。
日本代表の監督をしていたジーコもセットプレイの練習でフリーキックを蹴った時は誰よりも上手かったらしいですからね。
スター軍団レアル・マドリードの面々を従わせるにはこれくらいの技術と実績による説得力が必要なのかもしれませんね。