オランダ代表DFファン・ダイクのプレースタイルは?リヴァプール移籍決定!

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現在プレミアリーグのディフェンダーの中でもトップクラスに高い評価を受けているのがオランダ代表のファン・ダイクです。

その大柄な体格を活かした守備はとてもプレミアリーグ向きで、リヴァプールやマンチェスター・シティなど多くのクラブが獲得を狙っています。

※追記2017年12月リヴァプールへの移籍が決定しました。

サウサンプトンではこのファン・ダイクが加入したため日本代表の吉田麻也選手がポジション争いに苦しむなど名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。

今回はそんなファン・ダイクのプロフィールとプレースタイルを見ていきたいと思います。

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ファン・ダイクのプロフィール

 

Important win yesterday, but still a long way to Wembley

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名前ーフィルジル・ファン・ダイク(Virgil van Dijk)

国籍ースリナム、オランダ(代表はオランダ)

出身地ーブレダ(オランダ)

生年月日ー1991年7月8日

身長ー193cm

体重ー92kg

ポジションーDF

利き足ー右足

ファン・ダイクはオランダ出身のオランダ人ですが、ルーツを南アメリカ大陸のスリナムにも持つ選手です。スリナムはアジア系、アフリカ系と様々な人種が入り混じる国で、元オランダ代表のダーヴィッツなどもスリナムにルーツを持っています。

ファン・ダイクのサッカーキャリアスタートはオランダリーグ・エールディヴィジのフローニンゲン。

トップチームで2年目から主力として定着すると2013年にはスコットランドの名門セルティックに移籍。

2015年からはイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンに移籍し、ここでも初年度からスタメンに定着するなど活躍を見せています。

2017年にはリヴァプールやマンチェスター・シティ、チェルシーなどビッククラブへの移籍が噂されていますね。

※2017年12月追記リヴァプールに114億円という大金で移籍が決定しました。

代表はオランダを選択。U-19世代からA代表までコンスタントに招集されています。

POINT

・オランダでデビュー後セルティックに移籍

・プレミア初挑戦サンサンプトンでも初年度から主力

ファン・ダイクのプレースタイル

身長が高くて読みが速い理想のセンターバック

ファン・ダイクの主なポジションはセンターバックです。以前はボランチやサイドバックを務めていたこともありますね。

身長が193cmあり足が長く、その数値と見た目が示す通りのフィジカルパワーを持っている選手です。ジャンプ力もありヘディングも上手いですね。

高さとフィジカルに長けたアタッカーが数多くいるプレミアリーグですが、ファン・ダイクが空中戦で負ける事はまずありません。

2016-2017シーズンは怪我もあって出場機会が少し減りましたが、2015-2016シーズンは一対一で249回、空中戦で163回勝利を記録するというプレミアリーグトップクラスの強さを見せつけています。

参照:プレミアリーグ公式「stats centre

こういったフィジカルが強いDFの特徴として激しく相手にチャージしすぎてカードを貰う機会が多いDFがたくさんいます。しかしファン・ダイクはプレミアリーグでの2シーズン中イエローカードは5枚しかもらっていません。レッドカードも一枚だけですね。フィジカル系DFの中ではかなり少ない方でしょう。

ファン・ダイクの守備におけるクリーンさは読みの鋭さに起因していると思います。パスをインターセプトするにしろドリブルを止めるにしろ相手アタッカーが次に行うプレーを読むのが非常に早く、持ち前の足の長さも相まって相手より先にボールにアプローチすることができます。なので強引に相手を引きずり倒すことなくボールを奪えるのですね。これはセンスでしょう。

ロングキックの精度と意外性のあるドリブル

 

Game day ⚽️

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オランダ代表やセルティックでは直接フリーキッカーを任せられていたようにロングキックの精度も確かですね。この高身長ですからセットプレーの際には中で競らせた方がいいのは間違いないですが、正面で直接狙える位置ならかなりの精度で枠に飛びます。シュート速度も速いです。

ロングフィードが正確で視野も広く、DFラインの底から攻撃の起点になることもできます。

要所要所、意外性のあるポイントで相手を交わしながらドリブルで持ち上がるセンスも持っており、これも攻撃のアクセントになりますね。

スピードも遅くはない

スピードはそこそこですが、同じ身長帯の大柄センターバックの中では速いほうだと思います。後ろ向きでボールを追いかける事になっても結構追いついてくれますね。ただウォルコットやチェンバレンみたいなバリバリの超級スピードタイプには瞬発力負けすることもあります。あくまで高身長にしては速い程度です。

チェンバレンのプレースタイルはこちらも参考に→アーセナルFCチェンバレンのプレースタイルは?ウイングバックで開花

下にファン・ダイクのプレースタイル動画を紹介します。

クロップ監督が気に入っているとされ、リヴァプールやマンチェスター・シティ、チェルシーなど多数のビッグクラブが移籍候補に挙がっていますね。

現状ではリヴァプールが移籍先の有力候補になるでしょうか。

同じフィジカル系かつ不安定なプレーに終始するデヤン・ロヴレンの代わりとしては十分すぎるでしょう。

リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督がサウサンプトンの許可を得ずブラックプールでファン・ダイクと面談したことに対してサウサンプトンがブチ切れしていたという報道もありますがどうなるでしょうか。

※2017年12月追記リヴァプールに114億円で移籍決定

いずれにしてもファン・ダイクはどこのビッグクラブでプレーしてもやれる器なので期待しています。年齢も若いですしね。

POINT

・フィジカルが強くて読みも鋭いDF

・フリーキックを蹴る事もあるほどキックの精度も高い

・高身長にしては足が速い