イングランド代表スタリッジのプレースタイルは?怪我の多いガラスのエース

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イングランド代表とリヴァプールで「エース」という立ち位置のダニエル・スタリッジ。

かつてプレミアリーグでシーズン21ゴールを記録するなどして一気に欧州サッカーフォワード界のトップクラスに躍り出ました。

2017年シーズンも大きな期待が掛かるのですが・・・スタリッジはゴールセンスと共に怪我の多さも語られる機会が多い選手でもありますね。

今回はそんなスタリッジのプロフィールやプレースタイル、怪我の多さなどについて見ていきたいと思います。

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ダニエル・スタリッジのプロフィール

 

Gym again…. 👌🏾 No lazy Sunday.

Daniel Sturridge – Dstudgeさん(@iamdanielsturridge)がシェアした投稿 –

名前ーダニエル・アンドレ・スタリッジ(Daniel Andre Sturridge)

国籍ージャマイカ、イングランド(代表はイングランド)

出身地ーバーミンガム

生年月日ー1989年9月1日

身長ー188cm

体重ー76kg

ポジションーFW

利き足ー左足

ダニエル・スタリッジは祖父母のルーツをジャマイカに持つジャマイカ系イングランド人です。

生まれたのはイギリス第二の都市バーミンガムですがサッカーキャリアの序盤、ユース時代はアストン・ヴィラ、コベントリー・シティを経て2003年からマンチェスター・シティのユースでプレーしていました。

2006年にはマンチェスター・シティのトップチームに昇格しますが、2008年にクラブオーナーに就任したUAEの投資グループにより大量補強が行われ、出場機会が得られなくなる可能性が高まりました。

スタリッジが取った決断は2009年にチェルシーFCに移籍するという手段。

チェルシーでは当初出場機会を得られずボルトン・ワンダラーズにレンタル移籍するもシーズンの半分でプレミア8ゴールを挙げる活躍を見せると翌年にはチェルシーに復帰。2011-2012シーズンにはプレミアリーグ30試合に出場するなど機会を得ます。

しかし翌シーズンに再び出場機会を失うと2013年にリヴァプールFCに移籍します。

2013-2014シーズンには21ゴールを記録、現在バルセロナに所属しているルイス・スアレスとのコンビは「SAS(スアレス・アンド・スタリッジ)」と呼ばれリヴァプールが久しぶりに上位に浮上する原動力となりました。

またイングランド代表ではこれまで25試合に出場、8ゴールを挙げています。

POINT

・ヴィラ、シティのユース出身

・チェルシーにも在籍経験あり

・リヴァプールで開花

ダニエル・スタリッジのプレースタイル

爆発的なスピードを持つストライカー

スタリッジの主なポジションは「9番」。いわゆる「ストライカー」と呼ばれるセンターフォワードです。チェルシーの時はディディエ・ドログバやフェルナンド・トーレスがいたためウイングで使われていましたが、リヴァプール移籍後の成績が物語っているようにやはりスタリッジはセンターフォワードがベストでしょう。

爆発的なスピードと加速力を持っている選手で、裏に抜けて後方、もしくはサイドから供給されたボールをゴールに叩き込むセンスはプレミアリーグでも最高クラスです。

スタリッジに裏を取られればこれに追いつけるディフェンダーはほとんど存在しません。

広いシュートレンジと「ずらし」ドリブルが上手い

シュートはレンジが広くパターンも豊富ですね。強烈かつ精度が高く、常にGKのファーサイドをしとめる事が可能。

センターフォワードですがペナルティエリア外からも積極的に狙います。強烈なシュートだけでなく2013ー2014シーズンに見せたような芸術的なループシュートも狙っていけるためパターンが豊富で相手GKは対処が容易ではありません。

また身長が188cmと大きく空中でのボディバランスも抜群でヘディングも強いです。これまでプレミアリーグでは頭で13ゴールを挙げていますね。

縦にドリブルでガンガン抜いていくわけではありませんが、利き足である左足のそばに常にボールを置いておき、細かく、時に大胆に切り返して相手のマークをずらすドリブルが上手いですね。スタリッジのドリブルはストライカーらしく本当にシュートコースを空けるためのドリブルという印象です。

こちらはリヴァプール公式によるスタリッジのゴールベスト10。もちろんあの芸術ループも含まれています。

総じて得点を決めるための能力が全て備わっているストライカーだと言えるでしょう。

POINT

・スピードと加速力が凄い

・シュートレンジが広くパターンも豊富

・相手マークを外すドリブルが上手い

スタリッジの欠点は怪我?

怪我が多すぎて安定しない

しかしそんな決定力の高いスタリッジ最大の欠点は「怪我の多さ」です。

ほぼ毎シーズンのように負傷を繰り返し、出場機会が安定しないため「ガラスのエース」と呼ばれています。

足首の靭帯や膝などサッカーに関係する下半身の部位は大体怪我の経験がありますね。中でも特に太ももの故障が非常に多く、離脱が多いのはスタリッジ最大の弱点でしょう。実際にここ数シーズンは安定せず得点が一桁台に落ち込んでいます。

爆発的なスピードを持っている分太ももに掛かる負担は大きいのだと思いますが・・・この体質を現役中に直すことは難しいような気もします。

意外と弱気!?

またスタリッジは精神的にも少し問題があるようです。リヴァプールのレジェンドであるスティーブン・ジェラードの自著によるとスタリッジは意外と弱気なところがあるらしく「時々励ましたり自信を与えなければいけないタイプ」と称されています。

ゴール後に「波乗りダンス」を見せるなどパッと見陽気なタイプに見えるんですけどね~。

欧州のトップリーグで安定的にエースを張るならこのメンタルも改善の余地があると思います。

ただ最近はポジティブに物事を考えるなどいい方向に向かっているようです。

あとは怪我だけですね。

能力は疑いようがないだけになんとか体質が改善してくれることを祈っています。

※2018年1月追記 WBAへのレンタル移籍で再起を期すことになりました。

POINT

・怪我が多すぎて近年は低迷

・意外と弱気でネガティブ

・改善すれば間違いなくエース