2017年コンフェデレーションズカップで活躍を見せるボルシア・メンヒェングラートバッハのラース・シュティンドル。
ドイツ代表ではアンダー世代の時に招集経験があり、さらにクラブではキャプテンを務めたこともある逸材ですが、なぜか今までA代表には招集されていませんでしたよね。
しかし2017年に初めて招集されるとすぐに初ゴールを決め、コンフェデレーションズカップでも得点を決めるなどロシアワールドカップメンバー入りも期待される選手です。
今回はそんなシュティンドルのプロフィールや経歴、プレースタイルを見ていきたいと思います。
ラース・シュティンドルのプロフィール
Training!!⚽️ #Sotschi #ConfedCup @DFB_Team pic.twitter.com/i5dCkg4Trj
— Lars Stindl (@stindl28) 2017年6月16日
名前ーラース・シュティンドル(Lars Stindl)
国籍ードイツ
出身地ーシュパイヤー
生年月日ー1988年8月26日
身長ー180cm
体重ー75kg
ポジションーMF、FW
利き足ー右足
シュティンドルはローマ人が築いた歴史の深いドイツの都市シュパイヤーで生まれました。
ドイツ代表ではUー20時代に招集されていますが、芽が出るまでそこそこ時間が掛かっている選手で、2007年から2010年まではカールスルーエのセカンドチームとトップチームを行ったり来たりする生活を続けていました。
転機になったのは2010年オフにハノーファーへの移籍。
初年度からトップチームでコンスタントに出場機会を得ると2014ー2015シーズンには10ゴールを決めて大活躍。この時はハノーファーのキャプテンも務めていましたね。清武弘嗣選手や酒井宏樹選手ともプレーをしています。
この活躍によって2015ー2016年シーズンからボルシア・メンヒェングラートバッハに移籍。現在までの2シーズンで公式戦合計32ゴールを挙げています。
2017年にはドイツA代表に初招集、コンフェデレーションズカップで得点を挙げるなどヨアヒム・レーヴ監督にアピールを続けていますね。
・ブレイクするまでそこそこ時間が掛かった選手
・ハノーファーでキャプテンを務めるなど活躍
・2017年にA代表初招集
ラース・シュティンドルのプレースタイル
スペースを使うのが上手い現代型の選手!
シュティンドルの主なポジションはトップ下。しかしクラブ、代表共にフォワードの一角として起用される事も多いですね。
プレースタイルはわりと現代的というか流動的。
典型的なストライカーでもないし典型的なトップ下でもなく、90分を通してピッチ上のいたる所に顔を出すタイプの選手で、運動量とスタミナが秀でています。
守備時には相手のスペースをなるべく潰すように動き、攻撃時には味方のスペースを作るために走り回ってくれます。地味ながらこういった選手がいてくれるとチームは助かりますよね。
スペースの駆け引きも上手く、自分が動くことによって得られる味方の利益と相手の損失を常に考えながらプレーしているような印象です。インテリジェンスに優れているとも言えますね。
またボール扱いも堅実かつ正確。かなりシンプルにプレーするタイプで不必要な事はしません。パスを受けたら簡単にキープしたり軽くはたいて味方を活かすようにプレーするので前線からリズム作りに参加できる選手と言えるでしょう。
ミドルレンジからのシュートが上手い
シュートに関してはミドルシュートが上手いですね。通常のフォワードであればもう少し深く切り込んでから打ちたがる場面でもシュティンドルはミドルレンジからDFを外して狙っていけます。
総じてフォワードとトップ下の中間地点「9.5番」のエリアで強さ、駆け引きの上手さ、運動量を発揮するタイプの選手と言えるでしょう。また過去プレーしていたように状況によってはセンターハーフでも活きると思います。
2018ロシアワールドカップドイツ代表はかなり熾烈な争いになりそうですが・・・ここ最近のパフォーマンスを続けられるなら選ばれてもおかしくない選手ですね。
・ピッチの上を動き回るタイプ
・スペースの使い方が抜群に上手い
・ミドルシュートも強烈!