鹿島・昌子源のプレースタイルは?見た目ゴツいがスピードと技術あり

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2016年のクラブワールドカップでレアル・マドリードと接戦を見せ、世界中から驚かれた鹿島アントラーズ。

その中でも2ゴールを挙げた柴崎岳選手がスペインリーグに移籍するなど海外のサッカー関係者の目にも留まりましたね。

しかしもう一人海外クラブに目をつけられている選手が鹿島にはいます。

名前は昌子源。

今回はA代表にもたびたび招集されるセンターバック昌子選手のプロフィールやプレースタイルを見ていきたいと思います。

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昌子源のプロフィールと経歴

 

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名前ー昌子源(しょうじ げん)

出身地ー兵庫県神戸市

生年月日ー1992年12月11日

身長ー182cm

体重ー74kg

ポジションーDF

利き足ー右足

現在では鹿島アントラーズのイメージが強い昌子源選手ですが、出身は神戸。今でも強く関西弁が残る関西人です。

父親はS級ライセンスを所有するサッカー指導者で母親も学生時代にサッカーで全国大会に出場するなどサッカー一家とも言える環境で育ちます。

当然昌子選手もサッカーを始めることになり・・・両親譲りの身体能力を活かして関西のユースで最も優秀なガンバ大阪のジュニアユースに入団するなど子供の頃から才能にあふれていたようです。

体も大きく身体能力も高いのでこのまま順調に育つと思われましたが・・・同期生として入団していた宇佐美貴史や大森晃太郎といった有望株達とのレベルの差を見せつけられて心が折れ、さらに昌子選手自身中学2年の途中で膝にケガを負ってしまったことで「グレ」てしまいました。

結局3年生の途中でガンバ大阪を退団。

「もうサッカーはやらない」と決めて県外の鳥取県米子北高校に進学しますが、そもそも米子北高校の指導者と知り合いだった父親がそれとなく進学を進めてみたり、付き添った母親が練習参加のときにこっそりスパイクを持ってきたりと「なんとかサッカーを続けて欲しい」と考えた両親の策略?に乗り、結局高校でもサッカーを続けることになりました。

高校では本来のポジションであったフォワードからセンターバックにコンバートされ、「最初はやりたくなかった」と漏らすも持ち前の身体能力とセンスを発揮し、U-19日本代表の候補になるなど活躍を見せます。

卒業後は最も評価してくれていた鹿島アントラーズに入団。

鹿島で主力として定着した2014年からはたびたび日本代表にも選出されています。

POINT

・鹿島のイメージ強いが少年時代はガンバ大阪で宇佐美ともプレー

・一時期グレる

・高校時代にFWからCBにコンバート

昌子源のプレースタイルは?

デカいだけじゃなく速い

昌子源選手のポジションはセンターバック。

身長は182cmとセンターバックとしては標準くらいのサイズで、その厳つい見た目通りフィジカル能力に長けた選手です。

2016年クラブワールドカップのレアル・マドリード戦ではベンゼマやクリスティアーノ・ロナウドにも負けない当たりを披露していたことは記憶にも新しいですよね。

こういった大柄で体が強いDF選手は足が遅くてラインの裏を取られやすいという弱点を抱えている場合も多いですが、昌子選手は非常に足が速くスピードも備えているので「裏抜け系」フォワードにもしっかり対応できます。

昔はボールを取りに行くタイミングがおかしかったりしてよくドリブルで抜かれていましたが、経験を積むことによって現在は日本人ディフェンダーの中でも随一と言える読みの鋭さ、タックルタイミングの正確さを誇っています。

昌子選手のプレーをゆっくり見てみると最後までじっくり相手のボールコントロールを観察し、適切なタイミングでボールを奪っていることが分かります。その証拠に昌子選手はあまりスライディングでボールをクリアすることはありません。

ギリギリのプレーではなく、しっかり相手の動きを読めているからこそと言えるでしょう。

足元も上手いパスも上手い視野が広い現代型CB

また元々中学まではフォワードをやっていたように足元の技術も標準のセンターバック以上のモノを持っていて前から積極的に取りに来るフォワードをテクでいなしたり、広い視野を活かしたゲームを作るビルドアップパス、ロングフィードもかなりセンスを感じます。

これはJリーグチャンネルで紹介されていた昌子選手の「FWいなし」。

うーん顔に似合わずかなりテクい。

タイプ的には吉田麻也選手に近いですし、将来的にはチアゴ・シウバみたいになってもらいたい選手だと言えますね。

現代サッカーではセンターバックに要求される能力は時代を経る毎に高まっており、「速い高い巧い」三拍子揃っていなければやれないポジションとなりつつあります。

昌子選手はその三拍子が揃っている選手だと思うのでロシアワールドカップでもきっと有力な選手になっていくでしょう。

またメンタルも非常に強く、あの大先輩・小笠原満男選手にもガンガン遠慮なしに指示を出せる胆力もあります。

日本人が海外でセンターバックとしてやっていくのは簡単ではないですが、ドイツ・ブンデスリーガのブレーメンからも興味を持たれているように海外でやれる可能性は十分に秘めている選手だと思いますね。

POINT

・フィジカルもスピードもあるタイプ

・意外と足元も上手い

・海外からも興味持たれてる