浦和・宇賀神友弥のプレースタイルは?戦術眼に優れる苦労人!経歴も

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2017年に自身初となる日本代表に選ばれた浦和レッズの宇賀神友弥選手。

以前からハリルホジッチが注目していると報道されていましたが・・・とうとう招集されましたね。

宇賀神選手は現在29歳、日本代表選出はアンダー世代を通じて初という選手なので普段Jリーグをあまり見ない人の中にはまだこの選手のことを良く知らない方もいらっしゃるかと思います。

そこで今回は宇賀神選手のプロフィールや経歴、プレースタイルなどを紹介したいと思います。

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宇賀神友弥のプロフィールと経歴

名前ー宇賀神友弥(うがじん ともや)

出身地ー埼玉県戸田市

生年月日ー1988年3月23日

身長ー172cm

体重ー71kg

ポジションーDF、MF

利き足ー右足

宇賀神友弥選手の名前は「うがじん ともや」と読みます。

「宇賀神」という名前は一見珍しいように見えますが、栃木県ではわりとポピュラーな名前で穀物神の一種であるとされていますね。

中学生から浦和レッズの下部組織に所属してサッカーをしていた宇賀神選手ですが、カテゴリーを上げる際のセレクションに合格できず、トップチームには昇格できませんでした。

それでもプロの道をあきらめなかった宇賀神選手はJリーグに多数選手を輩出している大学チームの名門・流通経済大学に進学。

流通経済大学でも最初は下のカテゴリーで荷物持ちから始めるなどかなり苦労が多かったとは思いますが、徐々に頭角を現してくると2009年には大学生ながら古巣の浦和レッズにオファーを受け、浦和のトップチームに戻ってプレーできるようになりました。

トップチームに合流すると当時監督だったフォルカー・フィンケに才能を見出され、加入初年度からコンスタントに試合出場をしています。

また日本代表の招集歴はアンダー世代も含めて一度もなく、2017年に29歳にしてハリルホジッチに招集されたのが初の日本代表招集となりました。

経歴といいエピソードといい・・・かなりの苦労人であります。

ちなみに2017年の日本代表初招集の際は仲のいい浦和の後輩、原口元気選手に「とうとうここまで上り詰めたか」(もちろんジョーク的言い回し)と言われ「元気は代表では先輩だから・・・笑」と謙遜していました。

原口元気選手のプレースタイルはこちらも参考に→日本代表原口元気のプレースタイルは?ハリルも評価するドリブルと運動量

POINT

・浦和ユースには上がれずも大学時代にトップチームに戻れる

・2017年まで代表招集はゼロ

宇賀神友弥のプレースタイルは?

宇賀神友弥選手は非常にユーティリティ性の高い選手で使いどころが豊富です。

浦和レッズでは3-4-3の左ウイングバックを務めていますが、元々左サイドバックでもあり左右でプレークオリティが大きく変わらないため右サイドでもプレーが可能。サイドハーフもできます。さらには3バックの左ストッパーで起用されたこともあるようにサイド寄りのポジションならどこでもプレーができる監督からすれば非常にありがたい選手です。

身長は171cmで低い方ですが、運動量が豊富でプレスもガツガツいけるためボール奪取に強いインテンシティを発揮します。そこは長友佑都選手に似ているかもしれないですね。

長友選手に比べて絶対的なスピードは劣りますが、宇賀神選手はその分「戦術理解」が素晴らしく他のサイドバックと違うストロングポイントになっています。

「自分がどういう風に動いたら他の選手は楽になるのか?」を常に考えている選手でセンターバックと中盤、フォワードを繋げる潤滑油のようなプレーが特徴で、派手さはないですが「あれ?宇賀神いないと困るぞ・・・」とじわじわ観戦者に思わせるタイプ。

これはウイングバックというバランス取りが非常に難しいポジションを任されていることから培ったセンスでしょう。

フリーランやおとりになる動きも積極的で量も豊富なのでハリルホジッチが好きなタイプの選手と言えますね。

クロスも左右で蹴れますし、たまにバイタルエリアに顔を出して打つミドルシュートも効果的。

メンタル的にも「自分は雑草」「逆境の方がやりやすい」と言っているように強い選手なので日本代表のメンバーに入っても十分持ち味を発揮できると思いますね。

特に原口元気選手と左サイドでコンビを組むようなことがあれば攻守にわたって非常にタフなサイドが出来上がると思います。

POINT

・運動量豊富なウイングバック

・サイドバックでもハーフでも左右両方こなせるユーティリティ性

・ハリルホジッチが好きなタイプ