スペイン代表セルヒオ・ラモスのプレースタイルは?守備の凄さと得点力!

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レアル・マドリードの絶対的なキャプテンとしてチームを引っ張るのはスペイン代表のセルヒオ・ラモス。

現役DFの中でもトップクラスの性能の高さを誇り、攻撃に偏りがちなレアル・マドリードの守備陣を支えています。

また感情を爆発させながらプレーするのでそれも見ていて熱くなれる選手の一人ですよね。

今回はそんなセルヒオ・ラモスのプロフィール、プレースタイルや凄さを見ていきたいと思います。

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セルヒオ・ラモスのプロフィールと性格

セルヒオ・ラモスのプロフィール

 

#LaRoja mood 👌💥🇪🇸

Sergio Ramosさん(@sr4oficial)がシェアした投稿 –

名前ーセルヒオ・ラモス・ガルシア(Sergio Ramos García)

国籍ースペイン

出身地ーセビージャ

生年月日ー1986年3月30日

身長ー183kg

体重ー75kg

ポジションーDF

利き足ー右足

現在では完全にレアル・マドリードのバンディエラとしての印象が強いセルヒオ・ラモス。出身はセビージで8歳の頃にセビージャの下部組織で本格的にサッカーを始めました。

2004年にトップチームデビュー。まだ18歳でしたが公式戦41試合に出場しU-19スペイン代表にも選ばれるほどの活躍を見せます。

今でもそうですが、この時からセルヒオ・ラモスは激情家かつ自信に満ち溢れていた選手でした。なんとまだ19歳にも関わらずチーム内で最高年棒と10年契約という滅茶苦茶な内容をセビージャ側に要求。

セビージャは当然「若造が何をw」と一蹴します。

するとセルヒオ・ラモスを以前から狙っていたレアル・マドリードが大金と用意。ラモスは2005年にあっさりとレアルに移籍してしまいます。

この行為にセビージャ側は激怒。それ以後ラモスがセビージャのホーム、サンチェス・ピスファンのピッチに立つ際は容赦ないブーイングが浴びせられていますね。

まあ経緯はともかくとしてラモスはレアル・マドリードという世界屈指のビッグクラブでキャリアを花開かせることになりました。

現在ではチームのキャプテンを務めています。

性格はかなり熱い!?興奮しがちの激情家

セルヒオ・ラモスはいつも気迫をみなぎらせながらプレーしていますよね。

実際の性格も見たままでかなりの激情家。若い頃は興奮してしょっちゅう退場になっていました。(今もだけど)

バルセロナとのエル・クラシコでも最多となる5回の退場を記録していますし、リーガ全体でも17回の退場を記録。あと一回退場すれば最多記録に並びます。

またその激しい感情の矛先は相手チームだけでなく味方チームにも。

セットプレーで得点する機会も多いラモスですが、2016年クラブワールドカップで対戦した鹿島アントラーズの昌子源選手は「セットプレーの時ラモスがずっと叫んでいた。ボールが自分の頭に来ないと(自分の頭を指して)ココって言ってんだろ!とキレていた」と味方に激昂していたシーンを目撃しています。

退場が多すぎるのはちょっと問題ですが、あの気迫がなくなればラモスはラモスではなくなってしまうと思うのでこのままでいいような気がしますね。

またラモスは2007年、試合中に心臓発作を起こして亡くなったセビージャ時代の親友アントニオ・プエルタを思ってスペイン代表ではプエルタが代表で最初に着けた背番号15番を着けるなど人情味もある選手です。だからこそ多国籍でトッププレーヤーが集まるレアル・マドリードでキャプテンを任されているのでしょう。

セルヒオ・ラモスのプレースタイルは?

そんな熱い性格をしたセルヒオ・ラモスですが、その熱さは守備にも好影響を与えています。

現在レアル・マドリードとスペイン代表でセンターバックを務めているラモスの一番の特徴は「アグレッシブすぎる守備」です。

センターバックは相手の選手にどのタイミングでボールを奪いに行くかが非常に重要な要素となりますが、ラモスは相手のボールに迷いなく突撃、その強靭なフィジカルと読みの鋭さで簡単にボールを奪ってしまいます。

特にバルセロナとのクラシコだと顕著ですね。スアレス、メッシ、ネイマールらがボールを持つと最終ラインを飛び出して強引にタックルをかますことも珍しくありません。

半身になって守る事が多い他のディフェンダーと比べてみても、比較的ボールホルダーの動きを見ている時間が少なく相手のプレーヤーとボールを常に体の正面で捉えらているのでこれほど正確なタックルが可能なのだと思います。これは持って生まれた守備のセンスでしょう。

このように高いインテンシティによるアタック守備は間違いなく世界最高峰だと思いますね。

またセルヒオ・ラモスのもう一つの特徴は「得点力の高さ」です。

センターバックなので流れの中で前線に上がってくることは少ないですがセットプレーの際の得点力はDFでトップクラスの決定力を誇ります。

身長は183cmとセンターバックの中では標準か少し低いくらい。ですがジャンプ力が異常に高いのとボールの落下地点をいち早く読むセンスを持っているので、これが得点力に繋がっています。

セビージャ、レアル通算でのリーガゴール数はなんと50。チャンピオンズリーグやカップ戦も含めればもっと決めていて、ここ10年のDFでは欧州最多のゴールを記録しています。しかもチャンピオンズリーグの決勝や終了間際などインパクトの強い劇的なゴールも多いですよね。

元々サイドバックの選手だったためスタミナやカーブをかけたクロスボールの質も高く、現代のセンターバックとしてトップクラスのプレークオリティを持っている選手だと言えるでしょう。