【桜花賞】ソウルスターリングとアドマイヤミヤビが負けた原因は?

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2017年桜花賞は単勝1.4倍の圧倒的1番人気ソウルスターリングが3着に敗れ、8番人気のレーヌミノルが勝つという波乱の結末となりました。

週末の雨によって水分を多く含んだ馬場となり、レース時の発表は「稍重」の馬場。

今まで絶対的な強さを見せていたソウルスターリングはなぜ敗れてしまったのでしょうか?そして2番人気に支持されながらもスタートから全く見せ場なく12着に敗れたアドマイヤミヤビはどうしてしまったのか?

NHKマイルカップ、オークスに繋がるかもしれない今回の桜花賞の有力馬敗退の原因を見てみましょう。

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桜花賞、直線で何度も手前を変えるソウルスターリング

レースは序盤からいくつかの馬がけん制しあう中、ソウルスターリングは中団前目に付けます。いつもより少し後ろのポジションですがまあまあのポジションといった所。

ラップタイムは12.7 – 10.9 – 11.1 – 11.8 – 11.8 – 11.5 – 11.9 – 12.8と重たい馬場を考えればそこそこ流れた感じですね。

良馬場であれば普通のラップライムですが勝ちタイムは1:34:5と結構掛かっています。上がり3Fの最速は後方2番手でレースを進めたディアドラの34.9秒。速い上がりの出ない展開でしたね。

ソウルスターリングは3コーナー中間地点までは割とスムーズに進んでいるように見えましたが・・・直線に入ってからの反応が悪く、追い出されてからも3回以上「手前」を変えるなど非常に苦しそうな走りでフラフラし3着。4コーナーの勝負所でスッと反応した勝ち馬レーヌミノルとは対照的でしたね。

敗因はやはり馬場が大きいと思います。坂の中間地点でフォームがバラバラになってしまっていました。

この経験で今後道悪もこなせるようになるかもしれませんが・・・桜花賞の走りを見る限り馬場が悪くなれば今後も評価を下げざるをえないでしょう。仕上がってない新馬戦とはいえ馬場が重めの札幌でも少し窮屈な走りを見せていましたしね。

それと今回の桜花賞みたいに平均ペースが持続する流れよりもどこかで一旦スピードを溜める流れの方があってるかもしれません。

次走はNHKマイルカップかオークスになるかと思います。東京で良馬場ならどっちでも好走可能でしょうが、個人的には流れが一旦落ち着きやすい2400mのオークスの方が向いているかなという印象ですね。本質的に2400mははっきり長いと思いますが3歳春の良馬場ならまだ生まれ持ったスピードで押し切れる可能性も十分ありますし、そういう展開になりやすいです。

アドマイヤミヤビの敗因も重馬場が影響か

2番人気ながら12着と惨敗したアドマイヤミヤビも重馬場で能力を発揮できなかった馬の一頭。

もともと飛びの大きい馬ですが桜花賞は道中ノメりまくりの追っ付け通しでレースにならず。返し馬から馬場に足を取られていたのでこの馬も重馬場、というか柔らかい馬場はダメなクチでしょう。

この後はオークスに向かうことになりそうですが良馬場の東京2400mなら血統的にも巻き返しは必須だと思います、今回はなかったことにしてもいいかと・・・ただ雨が降るようならオークスでも評価は下げた方がいいでしょうね。

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