マンドラゴラ。
ファンタジー小説やゲームに出て来る伝説の植物の名前として有名ですよね。
しかし今回紹介するのは植物ではなくイタリア期待の若手サッカー選手「ロランド・マンドラゴラ」の事。
イタリアだと人の名前にもなっているんですねぇ。
ともかくユヴェントスと2021年までの契約を締結した「ピルロ2世」とも言われるこの選手のプレースタイルやプロフィールについて見ていきましょう。
マンドラゴラのプロフィール!イタリア期待の若手
名前ーロランド・マンドラゴラ(Rolando Mandragora)
国籍ーイタリア
出身地ーナポリ
生年月日ー1997年6月29日
身長ー183cm
体重ー75kg
ポジションーDF、MF
利き足ー左足
ロランド・マンドラゴラはイタリアサッカー界で有名なナポリの出身ですが、サッカーキャリアをスタートさせたのはジェノアのユースチームでした。
2014年には若干17歳にしてトップチームに昇格しセリアAに出場。
翌年は当時2部のペスカーラに完全なスタメンクラスとして移籍します。
そこでの活躍が認められ、2015-2016シーズンにイタリアの絶対王者ユヴェントスに獲得されます。
ただユヴェントスは選手層が厚いため若手の入る隙間はありません。なので出場経験を積むために引き続きペスカーラにレンタルされるという形でプレーしていました。
2016ー2017シーズンからはユヴェントスに戻って出場機会を伺っている状況です。※追記2017年シーズンはクロトーネにレンタル移籍して経験を積むことになりました。
U-17から年代別のイタリア代表常連でもあり、韓国で行われるU-20ワールドカップにも召集されています。
ロランド・マンドラゴラのプレースタイルは?
ロランド・マンドラゴラのプレースタイルについて見ていきます。
まずポジションは基本的にはインサイドハーフやアンカーがメイン。Uー20イタリア代表の試合ではセンターバックとしても起用されています。
プレーの特徴としては「アグレッシブにボールを取りに行く守備」、「視野の広さとパスセンス」が挙げられます。
身長は183cmと大柄ですが、とにかく一つ一つの行動にキレがあるし機敏です。タックルも強烈でアンカーの位置からボールを刈り取るようなプレーが出来る選手です。
さらにテクニックも豊富。特に視野が広く長短のパスセンスに長けていて、3列目から試合を決める決定的なパスが出せるタイプ。前線の選手を見つけるのも非常に速いです。
左利きというのも評価したいポイントですね。
同年代で同じくユヴェントス加入が決まっているU-20ウルグアイ代表ベンタンクールと比べるとよりアンカーポジションに適している印象です。
ベンタンクールのプレースタイルはこちらも参考に→ユベントス決定!ベンタンクールのプレースタイルは?キープ力高し
イタリア人選手の系統としてはタッキナルディとピルロのハイブリッドといった所でしょうか。センターバックの時にはボヌッチのプレーを参考にしているようにも見えます。
守備の出来るピルロになる可能性を秘めているなんてロマンにあふれていますよね。現代サッカーではゲームメイカーのポジションは年々下がっていっていますからセンターバックも出来るマンドラゴラは高い確率でユヴェントス、イタリアA代表の主力となるでしょう。
同世代との比較という意味では現時点での完成度が抜けている存在だと思います。