2017-2018シーズンよりイタリア・セリエAのユヴェントスにまた一人ヤングスターが加わる事になりました。
その名はロドリゴ・ベンタンクール。
さてどういった特徴を持つ選手なのでしょうか。
今回はU-20ウルグアイ代表でも主力としてプレーするベンタンクールのプレースタイルをチェックしていきましょう。
ロドリゴ・ベンタンクールのプロフィール!大型MF!
本日のビッグニュース:
ロドリゴ・ベンタンクール、ボカからユベントスの移籍へユベントス・メディカルを完了。 #Bentancur #Juventus @BocaJrsOficial.
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— JuventusFC (@juventusfcjp) 2017年4月4日
名前ーロドリゴ・ベンタンクール(Rodrigo Bentancur)
国籍ーウルグアイ
出身地ーヌエバ・エルベシア
生年月日ー1997年6月5日
身長ー185cm
体重ー75kg
ポジションーMF
利き足ー右足
ロドリゴ・ベンタンクールはウルグアイの出身ですが、他の多くの南米選手がそうであったようにアルゼンチンの名門、ボカ・ジュニアーズのユース出身の選手です。
2017-2018シーズンからイタリアのメガクラブ、ユヴェントスに移籍する事が決定しています。
こんなに若いうちにイタリアに行くなんて早くないか?と思いますが、そこにはとある事情がありました。
その事情とはボカ・ジュニアーズの大先輩でユベントスに在籍していたカルロス・テベスのせい(おかげ?)だったのです。
2015年シーズンを最後にユベントスから古巣のボカに復帰したテベスですが・・・ボカは移籍金が高くて金銭だけでは獲得できず、ベンタンクールら有望若手選手を優先的に移籍交渉できるオプションをユベントスに付けられていました。
複数のビッグクラブが獲得を狙う中、ユヴェントスとベンタンクールの交渉が非常にスムーズに行われたのはこういった事情があったからなのです。
ロドリゴ・ベンタンクールのプレースタイル!
さて重要なのはプレースタイルです。
ベンタンクールのポジションは主にインサイドハーフ、トップ下といった中央のミッドフィルダーです。中盤であれば一応どのポジションもこなす事ができます。
最大の特徴は「手足の長さ」を活かした「キープ力と展開力」です。
身長は185cmと大柄かつクモのように手足が長く、ドリブルの懐が深くて相手からすると非常に奪いにくいドリブルをします。
走るスピードはそこまで速くないですが、リンクマン的にプレーさせれば若手選手の中ではトップクラスの実力を誇ると言えるでしょう。キープ系の司令塔タイプ。
手足が長いと通常では考えられない所から足が伸びてくるのでボールを奪う守備にも有効ですね。
視野も広く、長短のパスを左右に散らすゲームメイクセンスもあります。要所で攻撃をやり直すサイドチェンジも上手いです。
南米選手的な細かいテクニックも持ち合わせており、ワンタッチで相手の逆をつくトラップができるのもアクセントになって素晴らしいポイントですね。
課題としてはフィジカル面が挙げられますでしょうか?身長は高いですがまだかなり線が細く、パワーとスピードには若干不安があります。あとキープ力が高すぎるせいか若干ボール持ちすぎな感も。
しかしイタリア・ユヴェントスでトレーニングをすることでフィジカル面や判断スピードの面は改善されていくでしょう。
将来的にはポール・ポグバのように長い手足を活かしたパワープレーもできるようになればかなり有望です。