西武・牧田和久のアンダースローが凄い!ネットが趣味などエピソードも

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日本ではかなり希少価値の高い投球フォームである「アンダースロー」。

それぞれ各年代に名手は存在していましたが、現代のアンダスローの名手と言えるのはやはり西武ライオンズの牧田和久投手でしょう。

今回はWBC日本代表侍ジャパンにも選ばれているアンダースロー、牧田選手のプロフィールやエピソードを見ていきたいと思います。

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西武ライオンズ牧田和久のプロフィールとエピソード

牧田和久のプロフィール

名前ー牧田和久(まきたかずひさ)

出身地ー静岡県焼津市

生年月日ー1984年11月10日

出身校・チームー静清高等学校、平成国際大学、日本通運

身長ー177cm

体重ー85kg

ポジションー投手

スタイルー右投げ右打ち(左打ちもできる)

牧田和久選手は静岡県藤枝市にある静清高等学校の出身です。

静清高校は藤枝市というサッカーの街にありながら数回甲子園にも出場している強豪校で、他には現中日ドラゴンズの野村亮介選手もここの出身ですね。

この静清高校1年生の時が牧田選手にとっての転機で、「技巧派投手が欲しい」という監督の勧めもあって代名詞である「アンダースロー」の練習を開始します。

高校卒業後は1996年に完成した新しめの大学、平成国際大学に進学します。

大学では日本に使い手の少ない得意のアンダースローが猛威を振るい、エースピッチャーとして君臨。大学日本代表にも選ばれています。

プロのスカウトからも注目を集め始めていましたが、大学卒業後は社会人野球の日本通運に入社し、ドラフトで上位指名を待つことになります。

そして社会人入りから3年後の2010年のドラフト会議埼玉西武ライオンズから2位指名を受け、プロ入りを果たすことになるのです。

牧田和久の趣味はネットとゲーム?

牧田選手は普段とても大人しい性格で、プロ野球選手にありがちな派手な生活もせず、30歳を超えてもいまだ独身を保つなど堅実に人生を歩んでいる人です。

趣味もあまり野球選手らしくなく「ネットサーフィン」が好きだそうで・・・毎晩気になったことをネットで調べているそうです。

またかなりの「ポケモン」マニアである事も有名で、好きなポケモンはギャラドス、自分をポケモンに例えるとスリープだそうです。理由は「いつも寝てるから」・・・どうもかなりのインドア派選手のようですね。

人気野球スマホゲーム「プロスピA」もやっていてガチャでSランクの自分を2回も引いてしまい「山田哲人が欲しかったのに・・・なんでまた俺なんだよ・・・」とゲーマーっぽく嘆いてもいましたね。笑

オールスターでスベる

牧田選手は非常にまじめな選手なのですが、お茶目な一面もあります。

2013年オールスターゲームに先発投手として出場した際、いつもアンダースローで投げている自分が突然オーバースローで投げたらきっとウケるだろう、とオールスターらしいファンサービスを考えました。

しかし・・・結果はいつもより少し腕が上がっただけの「サイドスロー」のような投球で、ファンどころか打席に入っていた坂本勇人選手すらネタに気付かないという残念な結果に。

後にベンチで反省していましたね。笑

牧田和久のアンダースローが凄い!

牧田和久選手の特徴は何と言っても使い手の少ない「アンダースロー」であるという所。

オーバースローやスリークォーターはもちろんのこと、サイドスローとも違う地面スレスレから投げられるボールは見慣れていない選手が多いので対応が難しいのです。

またアンダースローの選手が投げるストレートは文字通り「下から浮き上がってくる」ように見えるため空振りも取りやすいと言えるでしょう。

他の球種としてはチェンジアップ、カーブ、スライダー、シュート、シンカーも持っています。

牧田選手の球速はMAX137km、平均130km程と球速自体は決して速くないですが微妙にリリースポイントをずらしたりフォームのテンポを変えたりして相手にタイミングを読ませないようにする変幻自在の投球術も持っています。

こちらはパ・リーグ公式チャンネルにアップされている牧田選手の動画です。

やはりバッターはボール軌道の下を振らされている事が多いですね。ストレートが強烈な選手によく使われる表現として「浮いてくる」という表現が使われますが、牧田選手の球は打者からしたら比喩ではなく本当に浮いてくるように見えているのでしょう。

球速表示より球が速くみえるのもアンダースローの特徴ですね。

またアンダースロー投手の弱点としては「クイック」が挙げられますが牧田選手はかなり上手くやっている印象です。

アンダースローは肘や肩だけでなく下半身も含めて全身を使って投げるため体に柔軟性がないとできない投げ方です。牧田選手は社会人時代に右足の前十字靭帯を断裂するという大ケガを負っていますが、引き続きアンダースロー投手として一線級でやれているのは持って生まれた体の柔軟性が大きいでしょうね。

先発、ワンポイント、中継ぎ、ロングリリーフ、抑えと幅広く使われているのも素晴らしいポイント。ただ使い勝手がいい選手なだけに酷使には気を付けてもらいたいです。

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