2017年シーズンオフ、守備陣のさらなる強化を図るモウリーニョのマンチェスター・ユナイテッド。
ビッグクラブらしく様々な選手に獲得の噂が立っていますが、一人将来のユナイテッド守備陣を担える逸材を確保しました。
その名はヴィクトル・リンデロフ。今年23歳になるスウェーデン人のディフェンダーです。
今回はそんなリンデロフのプロフィールやプレースタイルを見ていきたいと思います。
ヴィクトル・リンデロフのプロフィールと経歴
名前ーヴィクトル・ニルソン・リンデロフ(Victor Nilsson Lindelöf)
国籍ースウェーデン
出身地ーヴェステロース
生年月日ー1994年7月17日
身長ー187cm
体重ー80kg
ポジションーDF
利き足ー右足
リンデロフはヴァイキング時代から存在するスウェーデンの古都ヴェステロースの出身。
サッカーキャリアもスウェーデンリーグのヴェステロースSKで始まりました。
この時は2部リーグでしたが、他の有望スウェーデン人と同じようにリンデロフも早めに他欧州クラブから目をつけられ、2011年にポルトガルリーグの強豪ベンフィカに移籍する事になります。
多数の有望若手選手が集まるベンフィカでもスタメンを確保し、スウェーデンA代表にも選ばれ始めていたリンデロフは2017年のオフ、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに移籍することになりました。
2016年にも獲得の噂がありましたが、これでようやくユナイテッドの仲間入りとなりましたね。
・スウェーデン2部→ベンフィカという経歴
・2017年からマンチェスター・ユナイテッドに移籍
ヴィクトル・リンデロフのプレースタイル
北欧系大型ディフェンダー
リンデロフの主なポジションはセンターバック、屈強な身体で大柄な体格をもつディフェンダーの選手です。
またスウェーデン代表では右サイドバック、ベンフィカではボランチの経験もあり、守備的なポジションは一通りこなせると言っていいでしょう。
プレミアにたまに現れる「北欧系大型DF」の系譜であり、その身長の大きさと守備の読みの鋭さで球際で強さを発揮するタイプのディフェンダーです。
足元も上手い!セットプレーも蹴る
さらに最近センターバックに必須の能力になりつつある「ゲームメイク」や「縦パスセンス」にも長けている現代的センターバックでもあり、攻撃時には状況を判断して前にボールを運ぶ推進力もあるなどビルドアップ技術も高い選手。
総じて足元の上手い選手だと言えるでしょう。
その冷静に相手の攻撃を摘み取るディフェンスとセンターバックの位置からゲームをコントロールする姿からつけられたあだ名は「アイスマン」。本人も自分は冷静にプレーできるタイプだと自信を持っている様子ですね。
またベンフィカではセットプレーのキッカーを務める事が多く、ロングフィードやクロスボールの精度も高いタイプです。
最近セットプレーを蹴れるディフェンダーは減っていますから貴重な存在だと思います。
本人はセンターバックがやりたいと言っていますけどサイドバックでも見たい選手ですね。
後はプレミアリーグとイングランドの文化へ適応できるかどうかですが、スウェーデン人なのにすでにポルトガルで成功しているように異文化への適応能力はあるタイプだと思います。
・北欧系の大型ディフェンダー
・ビルドップやゲームメイクも上手い
・セットプレーのキッカーを務めるほどロングキックの精度が高い