大谷も驚嘆する「天才」日ハム近藤健介とは?イップス持ちは本当?

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日本ハムファイターズの近藤健介選手が好調です。

2017年は低迷を極めている日本ハムにおいて、もはや「近藤ファイターズ」と揶揄されるほどの活躍を見せていますね。とにかくバットが当たっています。

近藤選手の元々のポジションは捕手。現代野球で「打てる捕手」は貴重ですよね。

しかし最近近藤選手は外野かDHで使われる事が多いです。

近藤選手はなぜ最近捕手をやっていないのでしょうか?経歴と共に見てみましょう。

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大谷も驚嘆する「天才」近藤健介とは

近藤健介のプロフィール

出身地ー千葉県

生年月日ー1993年8月9日

出身高校ー横浜高校

身長ー173cm

体重ー83kg

スタイルー右投げ左打ち

ポジションー捕手、三塁手、外野手

近藤健介選手はあの名門横浜高校出身の選手です。2学年上には横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智選手がいました。

横浜高校は強豪なので野球スカウトされて入部する人間が多いのですが・・・近藤選手は「力を試したい」とスカウト無しで自力入学します。

その冷静さと様々な物事に柔軟に対応できるセンスを買われて捕手に転向。高校通算35本塁打を放ち、2年生の秋からは主将も務めました。

そして2011年のドラフト会議にて、北海道日本ハムファイターズに4位指名を受けて入団することになるのです。

器用な野球センスと肩の強さが武器!

近藤健介選手最大の特徴は何と言ってもその「のほほん」とした見た目に似合わない(失礼)器用な野球センス。

一応本来のポジションはキャッチャーですが中学の時は色々なポジションをやっていたそうですし、横浜高校入学時はショートとして使われていました。

名門横浜高校で1年生でショートベンチ入りなんて努力だけでは不可能、持って生まれた才能が必要ですよね。

日本ハムに入団してからもキャッチャーだけでなくサードでいい守備を見せたり、最近は外野でも活躍しています。2017シーズン前のキャンプではセカンドの練習をしている所も報道されていましたね。

とにかく器用でどこをやらせても標準以上の活躍が期待できます。中学の頃からそうだったらしいのでこれは生まれ持った「野球センス」と言えるでしょう。

そしてバッティングも非常に器用。

2015年に打率3割を超し、打点も60を超えました。とある試合でタイムリーヒットを打った時にはあの大谷翔平が「天才的なバッティング」と称するほどの打撃センスがあります。

ちなみに盗塁も得意で毎年いくつか決めていますし、目が良く選球眼も抜群。明らかなボール球に手を出すことは滅多にありません。2017年も6月を迎えた段階でまだ打率4割をキープするなど首位打者も十分狙えるレベルの選手です。

こちらはパリーグ公式チャンネルの近藤健介打撃動画。

イ・・・イチローか!?と思うくらいです。

肩も強くリードも上手いので現代野球で貴重な「打てる捕手」の有力候補なのですが・・・しかし近藤選手には一つ問題があるのです。

近藤健介はイップスか?

近藤健介選手の捕手としての致命的な弱点は「送球」です。

日本ハムに入団した最初の頃は普通だったのですが、2014年頃からキャッチャーの時だけ送球が安定しなくなってしまったのです。

それも別に送球が難しい状況ではなく、キャッチャーなら中学生でも普通にやれる場面でです。

あまりにも送球のコントロールが悪いため、近藤選手は「イップス」という野球選手が罹りやすい病気が疑われました。

イップスとは日常的にやっていた動作がある日突然できなくなってしまう心因性の運動障害のこと。

イップスについてはこちらもご参考下さい→野球選手に多いイップスとは?原因と4つの対策

特に球団からはっきりイップスと発表があったわけではないので確定ではないですが・・・サードや外野からの送球は素晴らしい肩を見せてくれている現実を考えると、キャッチャー守備時のみ発症するイップスの可能性が濃厚でしょう。

キャッチャーの送球コントロールは盗塁を防止するために必須の能力です。送球が乱れるとなるとキャッチャーで使うのは難しいでしょうね。

打てる捕手は貴重ですし、近藤選手もキャッチャーをやりたいと言っていますから是非またマスクを被っている姿を見たいものですが・・・こればかりは治るまで時間の掛かる病気ですから何とも言えません。

元メジャーリーガーの田口壮選手や同じ元日本ハム(現・巨人)の陽岱鋼選手も内野手時代に送球イップスを患っていましたが、外野手に転向して思い切りボールを投げるようになってイップスを克服しました。

現在近藤選手も外野手で使われることが多いので、上記二人に例のようにイップスが治ることを期待したいですね。

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