高卒ルーキーながら京都サンガFCに欠かせないアタッカーとなっているのがU-20日本代表にも選ばれている岩崎悠人選手。
高校時代から有名で、将来高い確率でA代表にも選出される素質を持った選手です。
今回はそんな岩崎悠人選手のプレースタイルや特徴などを見ていきましょう。
岩崎悠人のプロフィール
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— 京都サンガF.C. (@sangafc) 2017年5月5日
出身地 滋賀県彦根市
生年月日 1998年6月11日
身長 171cm
体重 69kg
利き足 右足
岩崎悠人選手はガンバ大阪や京都サンガ、ヴィッセル神戸などのユースに行けなった人が多く集まる京都橘高校の出身です。
中学時代から有名だった岩崎選手は複数のユースから勧誘を受けましたが、「より整ってない厳しい環境でやりたい」との理由からJリーグユースではなく高校サッカー部の道を選びました。
京都橘高校では1年生の時からスタメンで出場し続け、第93回冬の高校選手権では1年生ながら優秀選手に選ばれます。
代表チームはU-17の時からプレーし始め、継続的に招集されています。
岩崎悠人のプレースタイル
岩崎悠人選手のポジションはアタッカー。
センターフォワードでプレーするときもありますし、3トップのウイング、シャドーでプレーするときもあります。
最大の特徴は卓越したスピードどボディバランスが生み出す前への推進力。
とにかく20m~30mのスプリントが抜群に速いです。身長は171cmと小柄ですがタックルや寄せに対する体の入れ方が上手く、強い当たりを食らっても倒れません。
シュートも足の振りがコンパクトで速く、態勢が崩れていても枠に決めきる能力があります。こういったシュート態勢にも持って生まれたボディバランスが活きていると思いますね。
こちらはプロ入り後初ゴールの動画ですが、この態勢から枠に飛ばすのはボディバランスのたまもの。
高校では土のグラウンドでJリーグユースに比べて恵まれた環境ではありませんが・・・そこで踏ん張り続けた事で足腰が鍛えられたのでしょう。
そして岩崎選手の貢献は攻撃だけにとどまりません。中学3年の時には駅伝部に所属していたこともあるなどスタミナが非常に豊富で90分間走り回り続ける事が可能。
その守備面でのアグレッシブなプレッシングとスピードはルイス・スアレス、アレクシス・サンチェスなど南米系のアタッカーをほうふつとさせます。
攻撃面での特徴と守備面での特徴を考えれば、総じてパワフルでカウンター戦術にベストマッチする選手と言えるでしょう。
ゲームが膠着状態になった時に前から引っ掻き回せるフォワードはどんなチームでも重要なので岩崎選手の今後に期待したいです。身体能力が高すぎるので怪我だけは気を付けて。