2017年シーズンから阪神タイガースでプレーすることとなった糸井嘉男選手。
元同僚であのトレーニング・栄養マニアのダルビッシュ有投手からも「理想の身体」と言わしめるガタイの良さと身体能力が売りの選手です。
それと同時に注目されるのが性格。ムキムキマッチョな身体に見合わず非常に天然な性格をしており、周囲を惑わすこともしばしばの愛されキャラクターでもあります。
ではその糸井選手の経歴とエピソードを見てみましょう。
糸井嘉男は野球ではなくサッカーがやりたかった。憧れはC・ロナウド
糸井嘉男選手は京都に生まれ、高校時はケガなどでわずかな出場時間しか得られずも大学で投手、打者として大活躍し、2003年のドラフト自由枠で日本ハムファイターズに入団します。
その後、その身体能力を持ってコンスタントに活躍しオリックスバファローズに移籍、そして2017年度からは阪神タイガースに移籍することとなりました。
実は糸井選手は野球選手ではなくサッカー選手になりたかったそう。
糸井選手が小学生のときにJリーグが開幕し、将来サッカー選手になることを夢見ましたが両親に野球の道を進むよう説得されて中学校からは野球部に専念します。
筋トレが好きで非常に質の高い筋肉を持っている糸井選手ですが、その流れもあってか憧れは野球選手ではなくサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドだそう。
糸井選手はC・ロナウドのことを「目指したい」と目標にしている様子。
糸井嘉男の身体能力がすごい!
🐯糸井の筋肉祭り…ww😅#阪神タイガース #糸井嘉男 pic.twitter.com/IC2wpLA5Jx
— ⚾️埼とら⚾️今季は怪我無く! (@yakyuragu) 2017年2月1日
すごい身体だ・・・
糸井選手は父が元トライアスロン選手、母が元バレーボール選手と血統的には完全にアスリート一家として生まれました。
187cmの身長と90kg近い肉体を持ち、日本ハムの元チームメイトで筋肉マニアのダルビッシュ有をして理想の肉体と言わせるほど。
日本球界で一番肩が強いと言われ、実際に選手に肩の強い選手を尋ねるとほとんどの選手が糸井選手と答えるそうです。ピッチャーだったときは球速150kmを超えていました。
日本ハム入団時は投手でしたがコントロールが悪く外野手に転向。するとその肉体から繰り出される打撃でヒットとホームランを量産します。足も速く盗塁も決め、守備ではその強肩でランナーを刺しまくります。
なんと打ってから一塁に到達するのに4秒かからないときもあります。遠投は120m超え。バットスイングスピードも異常。
トップアスリートたちが集まる日本球界の中でもトップクラスと言えるでしょう。
糸井嘉男は性格、天然エピソードも規格外
糸井選手はその恵まれた肉体と天然っぷりのギャップでも人気の選手です。
・首位を走るチームなのにヒーローインタビューで「最後まであきらめない」と発言。(普通負けてる側のコメント)
・ケガで登録抹消になったとき、「最短で戻ってきて欲しい」との声に糸井選手は「5日で戻ってきます!」と力強い返答。(ルール上10日は戻れない)
・コーチがそのずば抜けた打撃力を褒めるつもりで「目標は世界中のピッチャーを打つことだな」と声をかけると「え?俺日本ハムクビになるんですか?」と真顔で心配
・学生時代は身体能力のみで投手を務めていたため、クイックのやり方が分からず投球フォームのまま固まってしまい、タイムをかける
・オリックスでキャプテンを務めることになった糸井選手。「キャプテンマークは重いですか?」との問いに「結構軽い素材なんで・・・」と返答。
・ホームランなのに気付かず全力疾走
・○○チームに勝ったばかりなのに試合後○○チーム結果どうなった?と聞く。
など上げればキリがないほど天才ぶりを発揮しています。
あの凄まじい肉体とこの性格のギャップは本当に魅力的ですね。元々関西の人で気質も合うと思うので阪神タイガースでも活躍してくれるでしょう。
プレーと同時に発言も注目ですね。阪神に来てからはコメントを長めに喋るよう意識しているみたいですよ!