2017桜花賞の有力出走馬。レース展開はソウルスターリング中心に動くか

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2017年の3歳クラシックがいよいよ始まりますね。

第一弾は4月9日に阪神競馬場1600mで行われる牝馬クラシック、桜花賞です。

今年の3歳牝馬は牡馬よりもレベルが高いと言われており、注目度も例年より段違いになったいるレースです。競馬を始めたばかりの初心者の人にも是非リアルタイムでレースを見て欲しいですね。

では有力な出走馬とレースの展開を考えてみましょう。

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2017桜花賞有力出走馬。ソウルスターリング無敗の戴冠なるか?

ソウルスターリング

ほぼ間違いなく1番人気になることが予想されるのがここまでG1を含んで4戦4勝、無敗のソウルスターリングです。

父は怪物中距離馬フランケル、母はG16勝のフランスの名牝スタセリタという世界的超良血馬。

昨年10月のアイビーステークスではアーリントンカップを強い勝ち方で制した牡馬ペルシアンナイトを完封し、その後のG1阪神ジュベナイルフィリーズもまったく危なげない勝ち方で快勝。年明け初戦のチューリップ賞も完勝で非常に順調に調整が進められています。

強みはスタートの良さと先行力。そして先行してからさらに速い上がりを使うという競走馬として理想的な能力を持っています。阪神1600mはごちゃつくこともありますがこの先行力があれば安心してレースに臨むことができますね。

鞍上のクリストフ・ルメール騎手も「マイルでは不安が見当たらない」と断言しています。この馬が大崩れする状況は少し考えにくいですね。

アドマイヤミヤビ

2番人気はこの馬でしょうか?

昨年の東京2000m百日草特別では弥生賞を勝ったカデナ、スプリングステークスで2着に入ったアウトライアーズなど牡馬の有力所をあっさりと差し切るなど切れ味が抜群の馬です。

桜花賞に向けての始動は2月のクイーンカップで、ここも鋭い末脚を繰り出して快勝。ここ3走は全て上がり3ハロン33秒台で上がっている切れ味は非常に強力。

後は位置取りですがソウルスターリングの直後に付けられるのであればこの馬に軍配が上がってもおかしくありません。

ミスエルテ

ソウルスターリングと同じく怪物フランケルの初年度産駒であるミスエルテ。

昨年のファンタジーステークスでは出遅れながらも後方から凄まじい切れ味を見せて快勝。

この勝ちっぷりにより次走牡馬相手のG1朝日杯フューチャリティステークスでは一番人気に推されるも重めの馬場で切れ味を発揮できず4着に敗れてしまいます。

この馬の弱点としては入れ込みがキツすぎること。

朝日杯のときも興奮してレース前に大分力を消耗していたように見えます。きちんと落ち着いて折り合って走れば上位を狙える力はあるので当日の気配が重要になってくる馬ですね。

レーヌミノル

1200mの小倉2歳ステークスを勝ち、1400m京王杯2歳ステークスでも2着、阪神ジュベナイルフィリーズでも3着、1400mフィリーズレビューは3着と短距離をメインに安定した走りを見せているレーヌミノル。

非常にスピードがあって強い馬なのですが、クイーンカップでも4着に敗れているように1600mだとどうしても最後足が甘くなってしまうところがあります。将来的にはスプリント戦線で活躍していくことでしょう。

しかし3歳春の時点では1600mどころかオークスの2400mでもスピード能力で押し切ってしまう馬は珍しくないので持ち前のスピードをしっかり発揮できれば上位は十分狙える馬です。鞍上も追い込みの上手い池添謙一騎手に変わるのでもしかしたら後方待機もありえるかも?

リスグラシュー

出遅れ馬がらも足を伸ばし、ソウルスターリングに迫った阪神ジュベナイルフィリーズが強い内容だったリスグラシュー。

しかし休み明けのチューリップ賞の内容はあまりよくありません。

本質的にはもう少し長い所のほうがいいように思えますが阪神1600mはタフな展開になることも多いのは事実。

しかもハーツクライ産駒は非常に成長力が高く、底力にあふれるので当日馬場が渋ってスピードよりもスタミナの消耗戦になればその底力が本領発揮されるかもしれません。

カラクレナイ

1400mで3連勝中のカラクレナイ。

トライアルフィリーズレビューでは他馬の不利もありましたが後方から一気の末脚で差し切り勝ち、桜花賞戦線に名乗りをあげました。

ポイントはやはり初となる1600mの距離でしょう。

阪神の1600mは中距離よりの流れになることが多いので1400mまでしか走ったことのないこの馬は息切れしてしまう可能性があります。

しかしもし流れが速くなり、スピードに乗った上での差し脚を要求される展開なら上位への差し込みも期待できます。

ライジングリーズン

前走中山1600mのアネモネ賞を後方から一まくりで快勝したライジングリーズン。

中山競馬場は直線が短く、直線の長い阪神1600mとはあまり関係性がないと言われますが、アネモネステークスの乗り方は鞍上の丸田騎手が使える足の長さを図ったような乗り方で、実際かなり持続する長い足を使っています。

パンパンの良馬場だとソウルスターリングあたりのスピードにはかなわないかもしれませんが馬場が渋れば十分にチャンスがある馬だと思います。

2017桜花賞レース展開。ソウルスターリングが展開の中心

さてレースの展開ですが、当然ながら先行集団につけるであろうソウルスターリングが中心になってくると思います。

逃げるのはスピードのあるショーウェイかサロニカ(※4月8日追記、出走取消)になるか。もしかしたら横山典弘のアエロリットも行くかもしれません。

それを見る形でソウルスターリングがつけるでしょう。ソウルスターリングは先行して速い上がりを使う馬なので正直4コーナーでそのすぐ後ろにいないと勝つチャンスはないように思えます。

騎手も当然分かっていてソウルスターリングを目標に動くのでペースが遅い場合でも3コーナー過ぎから各馬動いていくでしょうから持続力の要求されるそこそこタフな展開になると予想します。

そうなるとやはり短距離よりの馬よりも中距離に適性を見せる馬を優先したくなりますね。ソウルスターリングにあまりポジションをあまり離されなければアドマイヤミヤビやリスグラシューあたりでも逆転の目は十分にあると思います。

本番が楽しみな桜花賞は4月9日(日)阪神競馬場で発走予定です。

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