若手を積極的に起用する事で有名な北海道日本ハムファイターズ。
現在では日本ハムの有力外野手となっている岡大海選手もそういった球団の若手重視な姿勢から頭角を現してきた選手です。
※2018年7月追記 トレードでロッテ移籍が決定。
今回はそんな岡大海選手の俊足ぶりやエピソードを見ていきましょう。意外と熱い男なんです。
日本ハム岡大海のプロフィールとエピソード
岡大海のプロフィール
名前ー岡大海(おかひろみ)
出身地ー岡山県倉敷市
生年月日ー1991年7月15日
出身校ー倉敷商業高校、明治大学
身長ー185cm
体重ー83kg
ポジションー外野手
スタイルー右投げ右打ち
岡大海選手は公立校ながら星野仙一氏なども輩出している岡山の名門・倉敷商業高校の出身です。
甲子園には2回出場していて投手としてプレーしています。
当時から野球センスを評価されていましたが、高校卒業後すぐにプロ入りするのではなく明治大学に進学してプレーの精度を磨くことを選択します。
今では同じチームメイトの大谷翔平選手の「二刀流」が話題に上がる事も多いですが、実はこの岡選手も高校時代、大学時代と「二刀流」でプレーしていた選手で、野手と投手を両立していた選手なのです。
大学リーグ時代には一塁手としてベストナインも受賞していますし、投手としては球速MAXなんと152kmを記録しています。
そんな野球センスと潜在的な身体能力を評価され2013年のドラフト会議で日本ハムファイターズから3位指名を受けてプロ入りします。
また大学時代に日本代表にも選ばれていますね。
岡大海は人見知りで大人しいが熱い所もある性格
岡選手はテレビカメラの前などでは緊張している事が多く、表情も硬いですしあまりしゃべりません。
しかし非常に実直なタイプで先輩の中田翔などをして「放っておけない」と思わせる魅力があるようです。
そして実直がゆえに熱くなりすぎてしまう事も。前述の日本代表に選ばれた際にデッドボールを受け、ヘルメットを叩きつけて怒った事から警告試合に発展してしまった事もありました。2016年の日本シリーズでも広島カープ中崎翔太選手からデッドボールを受けて激昂する場面も見られましたね。
自身のタイムリーエラーの後で味方打線が逆転してくれた時にはベンチで人目もはばからず号泣しているシーンなどなど試合中は感情が表れやすいタイプです。
真面目で素直すぎる性格だと言えるでしょう。
応援歌は「エースをねらえ!」!?
岡大海選手の応援歌でよく使用されるのは1970年代にテニスブームを巻き起こした「エースをねらえ」のテーマ曲です。(「エース~。エース~。」と連呼している曲の事)
その主人公の名前が「岡ひろみ」という名前だったため、野球でもエースをねらうという意味で今でも岡選手の応援歌として部分的に使用されています。
好き嫌いが多くてかなりの小食!?
岡選手は185cmという長身選手ですが高校大学時代から線が細く、今でも体格はかなり細目にみえる選手です。
その原因?とも見られているのは岡選手の「好き嫌いの多さ」と「小食」な食生活。
トマトやナス、きのこ類や海藻類が食べられないそうです。加えてプロ野球選手にしては珍しく小食でアドバイスを受けている田中賢介選手から「もっと食べなさい」といつも注意されているとか・・・
肉は好きなようですが焼肉に行っても少ししか食べず、また高確率で翌日お腹を壊す事から量は食べられない様子。ドリアを頼んだにも関わらず「チーズが重くてもう食べられない・・・」と完食できない事もあるそうですね。
胃腸の弱い人にとって確かにチーズは重いです。笑
小食でここまでの活躍をしているのは素直にすごいと思いますが、もう少し体を大きくしたほうがいいような気もします。笑
岡大海は俊足で肩の強い「外野手の鏡」
岡大海選手のプレー面での最大の特徴は「足の速さ」です。
この巨人戦は日本トップクラスのショート坂本勇人選手相手になんと1試合に3本のショート内野安打を放つという快速ぶりを見せています。
もちろんこの足の速さは日本ハムの外野守備においても非常に重要になっていて、失点確定クラスの打球を遠い所から走ってきてグラブに収めてくれます。
高校、大学と投手を経験してきているだけあって肩の強さも相当なもの。
そしてフェンスに当たりそうな打球でも恐れずに突っ込んでいく勇気もあります。総じて肩が強くて足が速くて守備範囲が非常に広い外野手の鏡のような存在と言えるでしょう。
課題としてはやはりパワーアップかなという所でしょうか。ムキムキになる必要はないですがもうちょっとご飯食べて欲しいです。笑
※2018年7月追記 トレードでロッテ移籍が決まりましたが、日本ハムの外野は競争が激しく出場機会には限界があると思うので岡のためにはいい移籍だと思います。ロッテは足をよく使うのでそういう意味でもいいチームに行ったと言えるでしょう。