チェルシーの絶対的ストライカーとして君臨するスペイン代表ジエゴ・コスタ。
ピッチ内で頻繁に相手選手と喧嘩になったりその行動が度々問題になる事がありますよね。
その一見横暴に見える行動からサッカーファンのみならず所属のチェルシーファンからすらブーイングを受ける事も珍しくありません。
ではそのジエゴ・コスタとはどういった性格の持ち主なのでしょうか?性格やプレースタイルの特徴と共に見ていきましょう。
ジエゴ・コスタのプロフィール
国籍 スペイン、ブラジル(代表はスペイン)
出身地 ブラジル ラガルト
生年月日 1988年10月7日
身長 188cm
体重 78kg
利き足 右足
ジエゴ・コスタは結構せわしないというかせっかちなサッカー人生を送っている選手です。
16歳まで生まれ育ったブラジルのストリートでサッカーをしていたジエゴ・コスタがプロとしてのキャリアを歩み始めたのはポルトガルリーグのCSブラガ。
その後ポルトガル2部のペナフィエル→スペイン1部アトレティコ・マドリード→再びブラガにレンタル→当時スペイン2部セルタにレンタル→当時スペイン2部のアルバセテにレンタル→当時スペイン1部バリャドリードに完全移籍→アトレティコ・マドリード復帰→ラージョ・バジェカーノにレンタル→チェルシー
という渡り鳥のようにポルトガル、スペイン、イギリスの多数クラブでプレーしてきた選手です。
代表も当初生まれ育ったブラジル代表で招集されていましたが、あまり使われない現状を不満に思って2重国籍として権利を得ているスペイン代表に参加する事になりました。
これにはブラジルの関係者から「裏切者」という批判の声がかなり挙がったのを記憶しています。
ジエゴ・コスタのプレースタイルは?
そんなせわしないジエゴ・コスタのプレーヤーとしての価値はどこにあるのでしょうか。
やはり最大の特徴はその得点力でしょう。
アトレティコ・マドリードでは公式戦通算56得点、チェルシーでも21得点決めているようにどこに行ってもエースストライカーを名乗れる存在です。
最近のフォワードのように上手いポストや豊富な運動量による守備などといったプレーはあまり見られず、とにかく「俺に寄こせ!」と来たボールをゴールに蹴りまくるクラシカルなストライカーだと言えるでしょう。
シュート以外に特別スピードがあったりスキルが高いわけではありませんが、プレーを見ているととにかく他の選手より先に足が伸びてきますし、体が入ってくるのも速いです。さらにフィジカルも強いので競り合っても勝つ事も多いです。
動き出しの質、速さ共に抜群で、「常に自分の所」にラストパスが来る事を念頭において逆算してプレーしているような感じ。ポジショニング(ゴール時だけ)も優れた選手だと言えますね。
最近こういったストライカー然とした選手は少なくなっているのでこれはこれで貴重だと言えるでしょう。
ジエゴ・コスタは怒りっぽい性格!?
そんなプレーがいわゆる王様ストライカーなジエゴ・コスタですが、その負けず嫌いが出過ぎてピッチ内で問題を起こす事も非常に多いです。
所属していたアトレティコやチェルシーで乱闘騒ぎが起こった時はまずこのジエゴ・コスタである可能性が高いです。
そして普段は大人しいとされていますが、一度興奮するとこんな感じ。チェルシーのチームメイト同士でサッカーゲーム「FIFA」を楽しんでいる所です。対戦相手のカンテがゴールを決めると・・・
カンテに向かってブチ切れ。
どうも真剣にプレーすると興奮してしまうタイプのようで・・・ラフプレーの数はトップリーグの中でもかなり上位の方でしょう。
中国リーグへの移籍も噂されていますが・・・中国でやっていけるとは思えません。笑
問題を起こすのはほぼ確実ではないでしょうか?
ジエゴ・コスタを獲得するチームは得点能力だけでなくこの性格も考慮して獲得を検討する必要がありそうです。