浅野拓磨のプレースタイルは?アーセナルでプレーできない理由も

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現在アーセナルからドイツブンデスリーガのシュトゥットガルトにレンタル移籍し、日本代表でもハリルホジッチから後半のジョーカーとして期待されている浅野拓磨選手。

2017年はアーセナルには戻れずシュトゥットガルトに残留することになりましたが、ドイツでより成長が期待される選手ですよね。

今回は非公式ながら30m走で世界トップクラスの記録を出すなどスピードにあふれる日本代表浅野拓磨選手のプロフィールやゴールパフォーマンスである「ジャガーポーズ」の由来、アーセナルに戻れなかった理由、プレースタイルの特徴などを見ていきたいと思います。

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浅野拓磨のプロフィールと経歴

浅野拓磨のプロフィール

 

今日はオフですが雪が降るほどの寒さなので外には出ず家でゆっくり。笑

Takuma Asanoさん(@asatakugram)がシェアした投稿 –

名前ー浅野拓磨(あさの たくま)

出身地ー三重県菰野町

生年月日ー1994年11月10日

身長ー173cm

体重ー71kg

ポジションーFW

利き足ー右足

浅野拓磨選手は有名な山がいくつもあって登山客でにぎわう三重県の菰野(こもの)町出身です。

高校は三重県のサッカー名門校である四日市中央高校に進学。浅野選手は家庭環境が7人兄弟と多く、経済的に厳しいので地元のお金の掛からない学校に進学しようと考えていたそうですが、浅野選手の素質を高く評価していた中学校の指導者らが両親を説得して四日市中央高校に通う事になりました。

その指導者の期待通り浅野選手は高校サッカーで大暴れ。全国高校サッカー選手権に3度出場し、90回大会では決勝まで全試合ゴールを決めるとかいうビッグな活躍をしました、当然Jリーグのクラブから多数オファーが届きます。

その中で浅野選手が選んだのはサンフレッチェ広島

サンフレッチェでは同じポジションに佐藤寿人選手がいたためスタメン起用の機会は限られていましたが、そのスピードを活かして3年目から活躍。

やがてU-23日本代表にも選ばれるようになりました。U-23日本代表では韓国代表から劇的な逆転劇につながる2ゴールを挙げるなど能力を見せ、リオデジャネイロオリンピックにも出場していますね。

そして2016年にはこういったスピードあふれる若手が大好きなアーセン・ヴェンゲル監督率いるプレミアリーグの強豪、アーセナルに移籍。

しかし後述するようにプレミアリーグは労働ビザの許可基準が厳しいのでビザを取得できず、ドイツのシュトゥットガルトにレンタル移籍されることになります。

POINT

・四日市中央高校で大活躍

・第90回高校選手権では決勝まで全試合ゴールする

・プロではサンフレッチェ→アーセナル→シュトゥットガルト(レンタル)の経歴

2017年アーセナルに戻ってこられなかった理由は?

2017年にはアーセナルに戻ってのプレーが期待された浅野選手ですが、結局今年も労働ビザが下りず、シュトゥットガルトへのレンタルが1年延長されることになりました。

プレミアリーグはレベルの底上げを図り、また自国の選手をある程度守る目的で外国人選手への労働ビザの発行はかなり厳格な基準が設けられています。

ビッグネーム選手のように給与が高い選手やFIFAランキングが高い国の選手、すでにリーガやブンデス、プレミアといったトップリーグで一定数試合に出場している選手などは比較的取得しやすくなっていますが、日本のようにランキング50位前後の国だとA代表の試合におよそ75%以上出場していなければ労働ビザが下りないのです。

浅野選手はA代表の試合にそこまで出ているわけではないですし、シュトゥットガルトも2部だったので今年もイングランドでの労働ビザは下りませんでした。

ただ現状アーセナルに戻っても選手層が厚くて浅野選手は出られないと思うので、シュトゥットガルトに留まるのがベストだと思いますね。2017年からは1部に昇格することですし。

そもそもサンフレッチェでもレギュラーではなかったのでそういう意味では順調にステップアップしていると言ってもいいでしょう。

POINT

・2017年もアーセナルには戻れず

・理由はイギリスのビザ取得の難しさ

・ただ順調にステップアップはしている

浅野拓磨のプレースタイルは?ジャガーポーズの由来も

スピードはオーバメヤン以上!?

さてヴェンゲルが目をつけ、ハリルホジッチが後半のジョーカーとして気に入っている浅野拓磨選手のストロングポイントはどこにあるのでしょうか。

浅野選手のメインポジションはフォワードで、たまにサイドハーフもこなしますね。

武器は何と言っても裏に抜けるスピード。

非常に足が速く、50m走のタイムは5秒9

シュトゥットガルトの練習中には30m走であのオーバメヤンを上回る3,67秒というタイムをたたき出してドイツ誌にも取り上げられました。

ちなみにその速さから日本でつけられたあだ名は「ジャガー」。浅野選手はゴールを決めた後に見せるジャガーポーズはこのあだ名が由来となっています。

体が大きいわけではありませんがボディバランスも悪くなく、相手ラインの裏に抜け出すときには体を張ってボールを前に運べますし、相手の嫌がるコースにフリーランをかけるセンスも持っています。

アーセナルに戻りたいなら課題も多い

しかし相手を交わしながらドリブルで長く運べるような技術はあまりなく、ポストプレーも得意なタイプではないのでそれが欠点か、といった感じ。

アーセナルにはチェンバレンやウォルコットなど上位互換の選手がたくさんいるのでプレミアに戻るならもっとできることを増やさなければいけないでしょう。

このままだと裏抜けしたい時以外使える状況が限定されてくるのでシュトゥットガルトでの成長に期待したいですね。

POINT

・50m5秒9という足の速さ

・細身だがボディバランスは悪くない

・裏抜け以外に使いどころが難しいのが欠点