最強世代最後の大物シャケトラの血統と馬名の由来

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3月25日に中山競馬場で行われた芝2500mのG2日経賞は並みいるG1馬を抑えてシャケトラが快勝しました。3コーナーに掛かるポイントから徐々に進出を開始、4コーナーで先団手前に取りつくとそのまま足を伸ばして後続を寄せ付けない強い勝ち方でした。上がり3ハロンも35:0と最速をマークしています。

まだキャリア6戦で「新星」と言っていいでしょう。皐月賞馬ディーマジェスティ、有馬記念馬ゴールドアクターを抑えての勝利。中長距離路線にまた有力馬が一頭といった印象です。

それではシャケトラとはどんな馬なのでしょうか?馬名の意味とは?シャケトラについて見てみましょう。

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最強世代最後の大物シャケトラ

まだデビューして6戦目

同世代は菊花賞と有馬記念を制したサトノダイヤモンド、ダービー馬マカヒキ、ディーマジェスティ、エアスピネルとレベルが高く、古馬になってからも勝ちまくっている「最強世代」とも言われる2016年クラシック世代。

しかしシャケトラは元々足元があまり強くなく、膝を骨折したことからデビューは同年齢の馬たちが春のクラシックを戦い終えた2016年3歳6月にずれ込んでしまいました。

デビュー戦は次元の違う末脚を見せて見事勝利、次走では3着に敗れてしまいますが3戦目の500万下で古馬を相手に快勝、次の1000万下も勝利してキャリアが浅いながらも能力を見せつけます。

そして1000万下条件を勝っただけのシャケトラは翌年2017年1月、重賞の日経新春杯に格上挑戦をします。競馬ファンからはこのときキャリア4戦目の条件馬にも関わらず2番人気に推されます。そして勝ちこそ同い年の4歳馬ミッキーロケットに譲りますがハナ差の2着に入り能力の高さを示しました。

長距離向きの血統

シャケトラは父が菊花賞、有馬記念、天皇賞春を制した名ステイヤー、マンハッタンカフェ。

母の父がジャパンカップなどを制し、ヨーロッパの大種牡馬サドーラズウェルズの血を引くシングスピール。

配合はまさに長距離向けの配合になっており、本番の天皇賞春が非常に楽しみになりますね。

馬名の由来

ちなみにシャケトラは「鮭虎」ではありません。

JRAの公式ホームページの馬名由来によると「イタリアの幻のデザートワイン」だそうです。

高級ですが非常に甘いそう。

天皇賞春でも非常に楽しみ

血統と能力を考えると天皇賞春でも上位人気に推されることは間違いないでしょう。サトノダイヤモンドやキタサンブラック、シュヴァルグランが出走を表明しているので相手も非常に強いです。

しかしこの日経賞で見せたパフォーマンスと潜在能力、血統傾向はこれらの馬にも対抗できるだけのものを秘めていると思います。

日経賞のように捲る競馬もできますし、中団から差すこともできて自在性も高く折り合いに難があるタイプでもないので、レース中にペースが変わりやすい京都の3200mには持ってこいですね。

相手は強いですがシャケトラが本番で甘い美酒に酔える可能性も十分にあるでしょう。

レース情報や馬名の由来はJRA公式HPを参照しています→JRA公式ホームページ

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