ドイツで新星復活!ニャブリ(グナブリー)のプレースタイルは?

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世界中のサッカーチームの中でもトップクラスに層が厚いドイツ代表。

ただミロスラフ・クローゼ以来いわゆる強力なストライカーはなかなか生まれていませんよね。悪くない選手はたくさんいるんですが・・・絶対的かといわれると微妙。

しかし2017年オフ、バイエルン・ミュンヘンに移籍する事になった期待の若手セルジュ・ニャブリは将来ドイツの攻撃陣を引っ張る存在になるかもしれない有望株なのです。

今回はそんな元アーセナルで年代別代表の常連でもあるニャブリのプロフィールと経歴、プレースタイルを見ていきたいと思います。

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セルジュ・ニャブリのプロフィール

ニャブリのプロフィール!元アーセナル期待の若手

 

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名前ーセルジュ・ニャブリ(Serge Gnabry)

国籍ードイツ、コートジボワール(代表はドイツ)

出身地ーシュトゥットガルト

生年月日ー1995年7月14日

身長ー173cm

体重ー73kg

ポジションーMF、FW

利き足ー右足

ニャブリの名前スペルは「gnabry」。

これはヨーロッパでもわりと難しい発音だそうで、言語や国によって「ニャブリ」「グナブリー」など様々な発音が存在しますが、この記事では「ニャブリ」に統一します。

生まれはドイツのシュトゥットガルト。代表ではドイツを選んでいますがコートジボワール人とドイツ人のハーフで二重国籍を所有しています。

シュトゥットガルトの下部組織でサッカーを始め、2015歳の時に受けたプレミアリーグ、アーセナルのトライアルに合格し、イングランドでプロキャリアを始めることになりました。

ヴェンゲルに評価され、2012年若干17歳ながらトップチームに昇格するとすぐに出場を果たします。

しかしその後膝にケガをしてしまい、2014-2015年シーズンをほぼ棒に振ってしまうという結果に。

2015年には出場機会を増やすため2部のウエスト・ブロムウィッチ・アルビオンにレンタル移籍しますが、監督のトニー・ピューリスに「プレミアでプレーできるレベルにない」と酷評されるなどパフォーマンスを落としていましたね。

ドイツに戻りフォームを取り戻す

結局アーセナルに戻る事はなく、2016年母国ドイツのヴェルダー・ブレーメンに移籍することになりました。

ブレーメンではワントップに起用されてフォームを取り戻し、27試合に出場して11ゴールを挙げています。

そして2017年からはドイツ王者バイエルン・ミュンヘンに移籍。ロッベン、リベリー、レヴァンドフスキのバックアップとして期待が掛かります。

代表ではU-16世代から常連で2016年はリオオリンピックにも出場して得点王に輝き、A代表にも召集されていますね。2018年ロシアワールドカップメンバー入りは当落線手前くらいで微妙。今シーズン違いを見せる必要があるでしょう。

POINT

・コートジボワールとドイツのハーフ

・アーセナルに移籍するもほとんど出場できず

・ブレーメンでプレーを取り戻す

セルジュ・ニャブリのプレースタイルは?

フィジカル・スピード・テクニック全て持つ逸材

ニャブリのメインポジションはフォワード。ブレーメンではセンターフォワードとしてプレーしていますがウイングも問題なくこなせます。

またテクニックと相手ペナルティエリア内でのコンビネーションアイデアも持っている選手のため2列目のミッドフィルダーとしても活躍できますね。

173cmと小柄ではありますがアフリカをルーツに持つ選手らしくとても逞しい身体をしていてフィジカルコンタクトに強く、ボディバランスセンスが高いのでボールを簡単に失う事はありませんね。

元々短距離走の選手としても活躍しており、切り返しの瞬発力やカウンター時のスピードも抜群。

フィジカルとスピードを活かして力強くゴールに迫れるストライカー寄りの選手と言えるでしょう。

昔は足元でボールを貰いたがる傾向が強かったですが、ブレーメンでワントップ起用されたことで裏への意識がより強くなりストライカーとしての純度が増していっています。

またアーセナルで育ったことから細かいテクニックも兼備。攻撃面での弱点がほとんどない近代型で、プレーの選択肢が豊富な選手と言えます。

守備は改善の余地あり!

しかしニャブリの欠点、プレミアリーグで起用されなかった要因として「守備の拙さ」が挙げられます。

守備時は運動量もそれほど多くないですし、ポジショニングもかなり怪しいです。また前述の通り身長が低いためヘディングでも競り負けがち。

上述したように守備的な下位クラブマイスターでロングボール戦術を好むトニー・ピューリスに酷評されてしまったのは致し方なしといった所ですね。

ドイツA代表には今絶対的なストライカーが不在の状況ですからニャブリがメンバーに食い込んでくる可能性はあります。攻撃面では選ばれてもおかしくないのでバイエルンで守備時の動きをどこまで改善できるかが鍵だと思いますね。

POINT

・元短距離走の選手でもあり、スピードとフィジカルを併せ持つタイプ

・ブレーメンでより怖いストライカーに進化

・守備は課題